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都築由浩
SFやらミステリやらホラーやらをライトノベルジャンルで書いている作家。
コミック原作・編集デザインなどその他さまざまな職業を兼業する。
クルマ・R/Cカー・自転車・ホビーロボットなど多趣味で、それらの道具や仕事の資料が散らばる自室が常にゴミ箱のような様相を呈していることから、巻末に『9畳のゴミ箱より』と記する。
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2008(C) Yoshihiro Tsuduki
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ミス・マープル
 10月から「AXNミステリー」にチャンネル名が変更になった『ミステリチャンネル』で、二つの『ミス・マープル』が放送されています。

 一つは『アガサ・クリスティー ミス・マープル』。2004年に米英共同製作された、ジェラルディン・マクイーワン主演。
 もう一つは傑作シリーズとして知られるジェーン・ヒクスン版(余談ですが、クリスティ自らが若い頃のヒクスンを見て「彼女が将来ミス・マープルをやってくれればぴったり」というようなことを言ったそう)『ミス・マープル』。

 ちなみにミス・マープルシリーズの原作は長編だけで12作あり、ヒクスン版ではその全てが網羅されていて、『予告殺人』『書斎の死体』を除く10話分が日本語吹き替え版(山岡久乃さん)として放送されています。
 ヒクスン版日本語吹き替えの10話分はもうセリフ全部覚えちゃうくらい見たので、今回は全4話しかないマクイーワン版を日本語吹き替え(岸田今日子さん)で見るようにしているのですが、この4話に『書斎の死体』『予告殺人』が含まれている。どちらもいいエピソードだなぁ。

 さてこのマクイーワン版、ヒクスン版に比べると背景のセットやらロケハンやらあからさまに予算が多そうなのですが、主演のジェラルディン・マクイーワンがどうにもミス・マープルらしくなくて……。ヒクスン版ではどんなにおせっかいをしても余計なことに首を突っ込んでも「品のいいおばあさん」だったミス・マープルが、えらく野次馬根性のばあさんに見えてしまうのでした。

 そんなわけで、ヒクスン版のミス・マープル(完全版)DVDをお奨めしておきます。
 今回この日記を書くために調べてはじめて知ったのですが、山岡久乃さんがついに吹き替えできなかった部分(未吹き替えの2話を含む)が、アニメ/特撮声優として大ベテランの京田尚子さんの吹き替えで収録されて完全版となっているようです。
 わたしも欲しくなっちゃったなあ。

 ちなみにamazonではマクイーワン版のDVDが第2シーズンまで発売されているのだけれど、その中には原作ではミス・マープルものでないものが含まれていました。おいおい……
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| 映画&海外ドラマ | 10:55 PM | comments (0) | trackback (x) |

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