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都築由浩
SFやらミステリやらホラーやらをライトノベルジャンルで書いている作家。
コミック原作・編集デザインなどその他さまざまな職業を兼業する。
クルマ・R/Cカー・自転車・ホビーロボットなど多趣味で、それらの道具や仕事の資料が散らばる自室が常にゴミ箱のような様相を呈していることから、巻末に『9畳のゴミ箱より』と記する。
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主人公のもとに送り返されてきた一枚の表札。返品の理由とは? 超短編作品。
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2008(C) Yoshihiro Tsuduki
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青少年健全育成条例/大阪の陣
 すぐ下の日記は東京都の青少年健全育成条例改正案にひっかけて、上海で見てきた日本の文化の現状のようなものの感想を書いたわけですが、同じような条例が大阪府でも検討されているという報道があり、大阪府のホームページから「東京都の青少年健全育成条例改正案に関連して」という提言を送りました。
 その全文とを、▽続きに書いておくことにします。
 なおこの提言は「ホームページへの掲載に希望」として送ってあるので、後日公開されるはずです。されなければ、なんらかの工作があったということでしょう。


------------------------------------ここから提言本文------------------------------------
 東京都の「東京都青少年の健全な育成に関する条例」に関連して橋下知事がいろいろと発言され、検討も始まっていると聞きました。
 府知事のお言葉にあるとおり、表現の自由も絶対ではありません。現実に現在も、差別用語に関するさまざまな自主規制が行われております。また青少年への配慮についても、特に歴史小説の分野においては若年での出産など歴史的事実の記載すら制限を受けているのが現実です。

 そんななか、完全な創作物である絵に描いた児童のポルノと実写の児童ポルノとを同列に扱うような条例を制定するのは、以下の二つの点で大きな問題があると言うことをご配慮下さい。
 まず、先述した表現の自由の問題です。
 条例や法律でのあいまいな規制は、出版社において過剰な(実際に歴史的事実すら書けないというような)規制を生む恐れがあります。官の実際の運用以上、解釈以上に表現の自由を制限してしまうのです。
 もう一つは、青少年の育成にとって過剰な規制が本当にプラスに働くのか、という点です。
 規制の論拠の一つに「諸外国ではより厳しい規制がある」というものがありますが、その諸外国では日本よりも青少年対象の性犯罪がずっと多いということをご存じでしょうか。規制が必ずしも犯罪の減少に繋がらない、という点をよくご勘案下さい。

 提言としては、規制よりも教育をよくしていただきたく思います。
 小学校高学年から中学校にかけて「創作されたフィクションと実際の社会は違うのだ」ということを教えるメディアリテラシー教育を強化することで、児童ポルノだけでなく暴力的なゲームや映画・テレビでよく取りざたされる青少年への悪影響を防ぐことができるようになるのではないでしょうか。

 その上で、東京都が規制に向けて動くのであれば、大阪府はむしろ逆に日本橋を核にして世界でも唯一日本だけが発信しているマンガ・アニメを中心としたサブカルチャーの発展・発信を考えたほうが、経済的なメリットも大きいと考えます。

 以上、ご一考願います。
------------------------------------ここまで提言本文------------------------------------
以下、1000字では書ききれなかった註

 表現の自由と創作物における児童ポルノの関係については、規制先進国とされるアメリカで2002年に創作物を規制するのは表現の自由の侵害に当たるという判決が出て、1996年制定の児童ポルノ規制法が違憲無効となっているそうです。Ashcroft v. Free Speech Coalition, 535 U.S. 234 (2002)

「ポルノを規制すると性犯罪が増える(という説もある)」論拠については山本弘さんのblogが詳しいのでそちらを参照して下さい。

 実際、家庭用テレビゲーム機が第2世代になったころから「ゲームと現実の区別がつかず子供が暴力的になる」という批判はずっとあったのに、それにたいして「架空の世界と現実とを峻別する」メディアリテラシー教育はまったく手が着かないまま今日に来てしまっています。もちろん、まっとうな家庭であればそれは両親が家庭で教育することであり、行政や学校がどうこうする問題ではないと言われてきたわけです。
 しかし今回、憲法に規定されている「表現の自由」を犯してまでも「現実に影響を与える架空の世界を撲滅しろ」と主張する人たちが現れたことは、このメディアリテラシー教育を再考するいい機会ではないかと考えます。
| http://ripper.sakura.ne.jp/blog/index.php?e=218 |
| お仕事(教職) | 12:17 AM | comments (2) | trackback (x) |
 ええ。「身勝手な親が多いから東京都のような条例案が出てくる」という話もあるにはありますね。
「自分で教育するのではなく、子供に見せたくないものはお役所に取り締まってもらおうという考え」で、という。
 ただ、そういう人がいるとして、お役所に向かって「取り締まれ」ということも、言論の自由で保障されているのです。それを止める気はありません。
 お役所がそれを取り合わなければいいだけのことですから。
 言論の自由を使って言論の自由を縛ろうとするなんて、おかしなことなんですけどね。
| 都築由浩 | EMAIL | URL | 2010/03/29 01:07 PM | Vyvw3cuQ |

わたしも抜きどころのない規制をしてしまうとあとは破裂するしかないと思いますね。
こういった規制をせず親が子を正しい道へ導いていくものであるということも同意しますね。

しかしながら、今の子供を見ると、親がうまく導いてないように思えます。
今の親の世代というと私たちの世代・・・私たちの年代は自分勝手で
人のことなんか考えずに自分が第一という世代だと思いますね。
間違ってはいないでしょうが、子供を育てるということに関して言えば
まったく向いていない世代だと思います。
なんたって親自体が子供なんですから。
今の子供をみると子育てをする自身がまったくもてませんね・・・
だから結婚してないってわけじゃないんですが、ますます結婚したくない
とおもえてきますよ^^;
| ANIKI | EMAIL | URL | 2010/03/29 10:04 AM | Pz9t7KM. |


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