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都築由浩
SFやらミステリやらホラーやらをライトノベルジャンルで書いている作家。
コミック原作・編集デザインなどその他さまざまな職業を兼業する。
クルマ・R/Cカー・自転車・ホビーロボットなど多趣味で、それらの道具や仕事の資料が散らばる自室が常にゴミ箱のような様相を呈していることから、巻末に『9畳のゴミ箱より』と記する。
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2008(C) Yoshihiro Tsuduki
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とびしま海道で大崎下島へ

 ももねこ様まつりの翌日、竹原に来たらやっぱり行かなきゃいけないのが大崎下島です。
 これまで2回行っていますが、どちらも(『たまゆら』作中と同じように)竹原港から高速艇に乗っていました。今回はPunto号の修理の結果を見たかったのと、御手洗に着いたあと山に登るのに車を使いたかったので、とびしま海道といういくつか橋を渡るルートで、陸路を使うことにしました。
 このルート、iPhoneのカーナビ機能で調べると竹原市街地から片道2時間かかることになっていまして、高速艇で渡るよりずっと時間がかかるのです。
 そんなわけで、朝9時頃に竹原を出発してiPhoneのMapアプリを頼りに走りだしました。ただしiPhoneなので、あんまり頻繁に見ることはできませんし標準のMapアプリなので音声ガイドもありません。これ伏線です(笑)

 走りだしてしばらくして、道路は海縁の気持ちのいい道になりました。瀬戸内の多島海を左に見ながらの楽しいドライブです。天気は快晴。気温は高いですが、走っている間は窓を開けていれば快適です。
 やがて進行方向に大きな橋があり、対岸の島に繋がっているのが見えてきます。
「お〜、これがとびしま海道の橋か〜。思ったより狭いなあ……」
 渡り始めたとき思ったのがこれ。対面走行ですがセンターラインはなく、対向車とのすれ違いはところどころにある少し広くなっている場所でしなければいけないよう……。いや、しまなみ海道と並んでサイクリングの定番コースになっているとびしま海道がこんなに狭いはずは……。
 違うことはわかったのですが、前述した通り道が狭いので転回することはできず、いったん渡りきってから、島内の交差点を使って転回させてもらって戻りました。大阪に帰ってきてから調べたのですが、どうやら大芝島に渡る大芝大橋だったようです。やはりiPhone標準のMapアプリではちゃんとしたナビにはなりませんね。このあたりではSoftBank回線がしょっちゅう切れるので地図が表示されなくなることも多かったです(笑)

 気を取り直して走りだし、今度は間違えずにとびしま海道第一の橋「安芸灘大橋」を渡りました。
 この下蒲刈島には『たまゆら』OVA版で楓ちゃんとりほさんがはじめて会った蘭島閣美術館や白雪楼がありますが……パスして次の島へ。
 次は上蒲刈島へ渡る蒲刈大橋を渡ります。橋を渡ったところに「であいの館」というパーキングエリアがあったので、ここで休憩。

 ここは上画像のような景観を望めます。小さな売店もあり、藻塩アイスクリームをいただきました。藻塩特有の甘みというか風味が聞いていて、美味しかったです。

 次の橋を渡ると、豊島(てしま)にはいります。
 ここにも『たまゆら』がらみの、OVA版の2話目で主人公達がやってくる十文字天文台という場所がありますが、途中の道がものすごく狭くてたいへんだという記事をあちこちで読んでいるので(それにiPhoneのMapアプリではそもそも場所自体が表示されない)パスして、そのまま次の豊浜大橋を渡って大崎下島に入ります。
 豊浜大橋は美しいトラス橋なのですが、私が行った時は工事のため豊島側が1/3ほどカバーに覆われていて残念でした。
 大崎下島に入ったら島の外周を回る道路を御手洗に向かいます。
 途中、大長港でちょっと休みました。ここは竹原からの高速艇が到着する港で、画像の奥に浮き桟橋が見えていますね。

 大長から御手洗までは、歩いても数分で到着するくらい近くです。今回は、一旦御手洗の景観保存地区を通り過ぎ、公営の無料駐車場のところを曲がって狭い山道を登りはじめました。歴史の見える丘公園へ向かう道です。
 幅員は4mといったところでしょうか? ところどころ広い場所があるので、すれ違いの場合はそこを利用します。歴史の見える丘公園に行くには、前輪の切れ角が小さいPunto号では一回切り返しが必要な場所がありました。
 しかし、上ってくればこの景観です。もちろん『たまゆら』に何度も登場した場所であり、ここは外せません。

 正面に見える小さな岬のようなところ、瓦屋根が密集しているあたりが、御手洗の景観保存地区です。この日は珍しく御手洗港に船が着いていました。
 ここに来た以上は食べるしかないなごみ亭のあなごめしを食べて、景観保存地区のあちこちでまったりして…。暑くて外を散策し続けるのは無理なので、屋内か日陰で座れる場所を見つけては座り込んでいました。ていうか御手洗はのんびりしたところなのでそうやって楽しんだ方がいいと思います。
 ちなみにこのエントリのトップの画像はこの御手洗で撮影したものです。Punto号の屋根越しに向こうに大きな灯台が写っているのがわかると思います。あれも『たまゆら』や『ももへの手紙』に登場しましたね。
 『ももへの手紙』といえば、作中重要な小道具となった「おちょろ船」も、この御手洗で見ることができます。ここもちょうどお祭りの時期だったのか、御神輿も置いてありました。

 御手洗から大長港に戻る道の途中で、一カ所立ち寄りたい場所があります。
 ここは土産物の柑橘類(このあたりの瀬戸内海の島は柑橘類の産地です)の直売所ですが、しぼりたてのジュースを紙コップに入れて売ってくれます。これが美味い!
 今回は季節的に柑橘類はハウスもののみかんとかレモンくらいしかなく、ジュースをコップ一杯いただいて出発しました。


 上画像は、帰り道に大崎下島を離れる前に、これから渡る豊浜大橋をバックに撮影しました。橋が工事中だったのが残念だなあ。

 そのまま竹原に戻る予定だったのですが、思ったより時間が早かったのでそのまま呉に行き、「てつのくじら館」を見てきました。大和ミュージアムはすでに2回行ってるのでとばして……。
 このあたりは、次のエントリにすることにします。
| https://blog.tsuduki.com/index.php?e=379 |
| 研究(聖地巡礼&電子書籍) | 11:20 PM | comments (0) | trackback (x) |

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