2016,10,14, Friday
今話題の映画『君の名は』のロケ地として脚光を浴びている飛騨古川に行ってきました。 計画して行ったわけではなくて、本当に前日に思い立って大慌てでスケジュール調整と宿の手配をしてその日の深夜に出発というタイミングだったのでした。 なお、映画館で1回観ただけでは背景まで詳細に覚えているわけもなく、探訪ポイントはこちらのページで調べました。 JR高山本線の飛騨古川駅は、ストーリーの中盤で主人公の瀧くんが三葉に直接会うために訪れたところで、上の写真のホームに到着するシーンが描かれていました。 ちなみに作中に使用されたのと同じアングルのこの画像は跨線橋から撮影できるのですが、その撮影場所にはこのような表示がされています。とても親切。 飛騨古川の駅舎内のシーンで使用されたのと同じ場所にゆるキャラの「ひだくろちゃん」の看板も置かれていて、その横には『君の名は』のポスターとともに観光案内地図が置かれていました。 また、駅舎の隣(下画像の左側)には観光案内所もあります。そちらには簡単な地図に『君の名は』のロケ地を記入したプリントもありますので、こちらも入手された方が便利でしょう。カラーの印刷物もあるのですが、大人気のため私が行ったときは白黒のコピーしかありませんでした。 自動車で行かれる場合は、駅舎から線路を挟んだ反対側に無料の公共駐車場があります。駐車場からは前述の跨線橋を渡って駅舎に行くことになります。 飛騨古川駅から歩いて3分くらいの場所にあるのが、瀧くん一行が糸守町について調べた図書館「飛騨市図書館」です。 図書館の前には右画像のような看板が。館内の撮影は、入ったところにある受付で「撮影許可をください」と申し出て、下画像の許可証をもらってからにしてください。 新しくてゆったりした作りの中にたくさんの書架が並ぶ使いやすそうな図書館です。瀧くんたちが利用した席は、地誌コーナーのすぐ脇にあって、実際に地元の情報を知りたい人が使いそうな位置でした。 図書館内には『君の名は』特設コーナーも設けられていて、映画を観た人に読んでもらいたい本や、来館メッセージなどが飾られていました。 駅から図書館に向かう途中にある呉服屋さんには、右画像のようなディスプレイがあって、雰囲気を盛り上げてくれます。 飛騨古川駅近辺は、お隣の高山駅と同じく古い町並みを保存している観光地なのですが、そのはずれにある土産物店「飛騨古川さくら物産館」で『君の名はパネル展』が開催されています。また、有料で組紐体験もできます。週末などは体験希望の人が多すぎて嬉しい悲鳴を上げているそうです。 パネル展は10月いっぱいの予定だったのが好評につき12月27日まで延長されているようです。 トップ画像の神社は「気多若宮神社」。ここも瀧くんたちが三葉を訊ねていった場所で、作中で使用された場所はこの一の鳥居をくぐったところにある石段の前です。 推測ですが、瀧くんは三葉が暮らしている神社を「階段がある神社」という条件で探したのではないでしょうか。飛騨古川駅近くに神社がいっぱいある中でここに来たというのは。 この次は一旦飛騨古川駅を離れて、瀧くんたち三人がへたり込んでいたバス停に向かいました。宮川町落合のバス停です。飛騨古川駅からクルマで30分くらいかかります。 バス停は、周囲の風景が一部作中と違います(画像にあるブルーシートの建物が無くなって、その横にある橋脚風の柱が近づいている。バス停の建物自体も少し大きくなっている気が……)が、ここは「イメージ」ということで。 このバス停にも『君の名は』のポスターが貼られ、内部には探訪ノートが置かれています。表示からはスクールバスの停留所も兼ねているようですが、通常の路線バスの便数はご覧の通りです。 なお、ここは駐車場がありません。私はバス停に気付かず一度行きすぎてしまいUターンしてきたので、反対車線側にあるバス乗降客の送迎車用とおぼしき退避車線みたいなスペースに停めさせてもらいました。平日だったので他に駐車車両はありませんでしたが、週末はどうなるかわかりません。交通の妨げにならないよう十分注意して下さい。 さて、飛騨古川駅近辺に戻って、食事です。 飛騨というと飛騨牛ですが、すぐ近くの飛騨荘川がそば処ということで、蕎麦正 なかやさんでおろし蕎麦をいただきました。腰のある蕎麦と大根おろしがよく合って美味でした。 限定で『君の名は』をイメージしたメニューもありますので、ぜひ。 また、このお店だけでなく飛騨古川駅近辺のお店のあちこちで「『君の名は』映画館の半券を持参の方にサービス」という貼り紙がされていましたので、これから行かれる方は半券を大事に保存して持っていかれるのがお勧めです。 前述しましたが、飛騨古川駅周辺は隣駅の高山と同じく古い町並みを残した居心地のいい観光地になっています。 『君の名は』ロケ地めぐりだけでなく普通の観光も一緒に楽しんでしまいました。
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| 研究(聖地巡礼&電子書籍) | 07:41 PM | comments (0) | trackback (x) | |
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