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都築由浩
SFやらミステリやらホラーやらをライトノベルジャンルで書いている作家。
コミック原作・編集デザインなどその他さまざまな職業を兼業する。
クルマ・R/Cカー・自転車・ホビーロボットなど多趣味で、それらの道具や仕事の資料が散らばる自室が常にゴミ箱のような様相を呈していることから、巻末に『9畳のゴミ箱より』と記する。
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2008(C) Yoshihiro Tsuduki
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海外TVドラマ『ゴースト 天国からのささやき』#21
 ごめんなさい。『ゴースト』というドラマ、みくびってました。
 1話から5話くらいまではちゃんと観てたんですが、正直話が地味すぎてあまりおもしろくなかった。「ちょっといい話」をめざしてるんだろうな〜、とは思っていたんですが、今ひとつ盛り上がりに欠けるエピソードばかりで、最近はあまり観ていませんでした。
 それが、偶然他に見るモノがなくて見ていたこの21話でひっくり返った。

『この世に未練を残して死んで、天国に行けない霊の姿を見て会話できる』能力を持つ主人公の美女が、霊の依頼を聞いて未練を解消し、天国へ行くのを助ける、というのがこのドラマの骨子。
 これまで登場した霊は多生の差こそあれかなり具体的に何が未練なのか話してくれたし、主人公はそれに応じて的確に動くことができていた。
 ところが今回は、霊が具体的なことを何も言わない。
(以後、ネタバレ注意)













 霊の服装からどうやら飛行機のキャビンアテンダントとパイロットらしいということはわかっても、いったいなにが未練なのかわからないから対処のしようがない。
 凍り付いた姿から、どうやら高空で減圧事故が起こったらしいことがわかっても、該当する飛行機がない。
 エピソードの最後になって、パイロットの霊が「まだ飛んでいる」ことをあかすのだけれど、そこからが怒濤の展開だった。
 飛行機には主人公の商売のパートナー(これも女性)の兄が乗客として乗っていて、主人公の住む街に向かっていることがわかり、そして主人公のすぐ頭上をその飛行機がとおりすぎ、数キロ離れたところに墜落する。
 パイロットとキャピンアテンダントを先頭に、主人公に向かって歩いてくる凍り付いた霊の群れ……
 というところで#21が終わった。
 これは#22が楽しみだ。

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| 映画&海外ドラマ | 11:19 PM | comments (0) | trackback (x) |

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