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都築由浩
SFやらミステリやらホラーやらをライトノベルジャンルで書いている作家。
コミック原作・編集デザインなどその他さまざまな職業を兼業する。
クルマ・R/Cカー・自転車・ホビーロボットなど多趣味で、それらの道具や仕事の資料が散らばる自室が常にゴミ箱のような様相を呈していることから、巻末に『9畳のゴミ箱より』と記する。
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2008(C) Yoshihiro Tsuduki
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プールで釣り堀

自宅からクルマで20〜30分の久宝寺緑地のプールが、春までの期間限定で釣り堀をやっていると聞いて、ちょっとお試しに行って来ました。
プール入り口の建物に『FISHING LAND』の文字の横断幕が付けられています。

釣堀と言ってもトラウトです。公式サイトの案内によると、ニジマス、ヤマメ、イワナ、ブラウントラウトの4種が放流されているそう。
魚が魚なので、ルアー(スプーンとマイクロミノーのみ)とフライがメインですが、ファミリー向けに手ぶらで行ってできるエサ釣りのコーナーもあるのです。
エサ釣りは2時間2500円で5匹まで持ち帰れます。
受付横の券売機でお金を払って、仕掛けが付いた釣り竿(ノベウキ)とエサを受け取り、無料レンタルの手網とスカリを持って釣り場へ。

子供向けの浅い円形プールがエサ釣り用のエリアです。行ってみると、プールをネットで仕切ってありました。これで隣とのおまつりトラブルなどは避けられそうです。
受付に近い方が浅く、反対側に回り込む(画像奥の赤い滑り台があるあたり)と深くなっているので、深い方に行ってプールサイドに座り込んでゆったり釣りました。

続き▽
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| キャンプ/釣り | 11:24 PM | comments (0) | trackback (x) |
今年の釣り納め(かな?)

 コロナ禍の影響で遠出しない日が続いていて、ここの更新のネタもあまりありません。
 今年はひとつ前の記事を上げてからキャンプにも釣りにもアニメロケ地探訪にも行けないままでしたので、本格的に寒くなる前に釣りくらいは行っておこうと思い腰を上げることにしました。
 釣り場はいつもの泉佐野食品コンビナートです。
 未明から釣り始めたのですが、夜明け前に釣れ始めたのがアジでした。思っていたよりも型が小さくて、最初アタリはあるものの針を食べてくれず小さい針(3号)に付け替えたところ釣れ始めました。
 といっても「入れ食い」という感じではなく食いは渋いです。活性が低いのか群れが小さいのか……

 アジのアタリが落ち着いて日が登り始めた頃にサバが釣れましたがこれも長続きせず、そうこうするうちにバリ(アイゴ)の群れが居座ってしまって表層から底までどこを探ってもかかるのはバリばかり……という状況になり、終了。

 結局クーラーボックスの中はこんな感じ。数は少ないですがサイズはまあまあなので、一人で食べるだけならまあいいかなあ。くらいです。
 自宅に戻って並べてみたら、サバ3尾とアジが8尾でした。



 アジは内臓だけ取って揚げ、サバは3枚におろして骨を骨煎餅に。これは自宅に戻ってすぐに食べてしまいましたが、釣り場に着いてすぐに買って行ったパンを食べたこともあって、サバの身をどうするか決める前にお腹いっぱいになってしまい、ラップして冷蔵庫に放り込み夕食の材料にすることにしました。


 で、その夕食。サバの身に唐揚げ粉をまぶして揚げ、パスタの具にしました。「唐揚げサバの和風スパゲッティ」です。

 先日、instagramのアカウントを開設しました。こちらは料理の写真を主に公開していくつもりです。
instagramのアカウント

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| キャンプ/釣り | 10:58 PM | comments (0) | trackback (x) |
今年初の釣果

 今年初めての、泉佐野食品コンビナートに釣りに行ってきました。
 今年は最初に行った観音寺市での釣りが丸坊主。先日の琵琶湖のブルーギルは釣った魚を食べられなかったのでノーカウントとして、つまりは丸坊主であった観音寺のリベンジ戦だったのです。
 この日は土曜日で天気がいいのにすごく人が少なくて、サビキ釣りにいい場所に入れました。
 目の前に船が横付けするコンベア設備があるので「投げる」釣りはできないんですが、それだけに小さな魚たちが入ってくる場所になっていてサビキにはちょうどいいんです。
 ていぼう部でおなじみのアオサギさんもやって来ていました。

 そして釣れたのは下画像の通り。

 持ち帰ったのはサバが22匹、イワシ1匹、アジ14匹です。
 これ以外にもサバ数匹とアジはたくさん、小さすぎてリリースしました。

 この後サバは頭を取って内臓を出し、アジは頭は残してエラと内臓だけを取り出して、ラップをかけて冷蔵庫に入れました。
 その時点でまだ朝10時前で、ほとんど寝ないで釣りに行っていたので「ちょっと仮眠するか」とベッドに横たわり、気がつくと午後2時半(笑)

 こんな時間にガッツリ食べるのはどうかと思ったので、サバの中から3枚下ろしするのが面倒なくらい小さいものと、アジ、それに3枚に下ろしたサバの中骨をとりあえず揚げて食べることに。『放課後ていぼう日誌』で、はじめて部活としてアジゴを料理した時の料理ですね。
 アジとサバの中骨には軽く片栗粉をまぶして揚げた後に万能調味料「マキシマム」を少し振りかけて。
 小さいサバは片栗粉にケイジャンスパイスを同量混ぜた粉をつけて揚げました。


 夕食用に残しておいたサバは、醤油・みりん・日本酒を同量ずつ混ぜた調味液に漬けた状態で冷蔵庫に入れておきました。こちらはサバの竜田揚げの和風スパゲティにします。
 調味液から取り出したサバの身は表面の水分を拭き取って片栗粉を少しまぶし、揚げます。(そのままだと油が跳ねるので注意)
 野菜はスキレットで調理。今日は「トマト、パプリカ、ニンニクの芽、ししとう、マッシュルーム」を(つまり冷蔵庫にあった野菜を適当に)オリーブオイルで炒めながら、別の鍋でパスタを茹でます。
 パスタソースはサバを漬けていた調味液に砂糖とおろし生姜を加えてよく混ぜると完成。
 茹であがったパスタを野菜の上に移し、その上に揚げたサバの身を並べ、上からパスタソースをかけて蓋をしてひと煮立ちさせたら完成です。


 楽しく釣って美味しく食べる。これがいいですね。


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| キャンプ/釣り | 04:20 PM | comments (0) | trackback (x) |
2022琵琶湖外来魚駆除の日

昨年のJAF主催「琵琶湖の外来魚を釣り上げよう」に続いて、今回は琵琶湖を戻す会主催の『琵琶湖外来魚駆除の日』に参加して来ました。
 JAFのイベントは近くの湖岸緑地で行われていましたが、今回は琵琶湖博物館のすぐ横です。砂浜の奥に狭いなりに足場のいいところがあって、そこで釣るように指示されました。
 当日は釣りだけではなく下画像のテントで「魚の解剖に挑戦してみよう!」というイベントや、地引網を引くイベントなども行われていて、トップ画像の通り親子連れの方がたくさん参加されていました。

 参加費200円を払うとエサ(生きたミミズ)と貸し竿を貸してくれますが、わたしは道具は全て持っていっていたので、「念の為」エサだけをもらって自分の道具で釣り始めました。

 メインターゲットはブラックバスなのでしょうが、スタッフの方曰く「南湖ではほとんどブルーギルですよ」ということで、釣れるのはブルーギルばかり。
 大きいのから小さいのまで、私以外の人もよく釣れていました。

 のべ竿に浮き付きの仕掛けでリールは使いません。岸から3メートルくらいのところまで水草が点々と生えているのですが、その水草の中に魚が潜んでいるようで、向こう側の草のないところでは全く反応がありませんでした。
 転々と生える水草の隙間にエサとウキを落としてしばらく待っていると、スーッっと浮きが沈んでいきます。これがアタリ。でもここでアワセても針にかからないので、ウキが沈み止まるまで待って、じんわりアワセます。
 するとビクビクッというはっきりした手応えがあるので、そのまま竿を上げていけばOK。釣りやすい魚ですね。大きいもの(体長10cm以上)はそこそこ走る個体もいるので、結構楽しいです。
 草があるということは根がかりが頻発するということなので、針先をエサで隠すようにつけて、ピクピク動くのがアピールするみたいなのでタラシも長めにとって釣っていました。ただ、この釣り方だとブルーギルは針を飲み込んでしまい、釣るたびに鰓から顎の下まで切開して針を取り出さなければいけず、手が血だらけになるのは避けられませんでした。

 そんなわけでこの日の私の釣果はブルーギル6匹。他の方が釣った中には稚魚サイズのブラックバスや、国内外来魚のヌマチチブも釣れていました。
 これまで琵琶湖での外来魚釣りはイベントに参加するだけでしたが、湖岸緑地にキャンプがてらに個人で来てもいいなと思っています。

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| キャンプ/釣り | 08:17 PM | comments (0) | trackback (x) |
グリーンパークハチ北キャンプ。春。

 ゴールデンウィークの翌週という行楽地が空いているタイミングを狙って、兵庫県北部のハチ北にあるグリーンパークハチ北でキャンプしてきました。
 当日は三日ほど降り続いた長雨の終わり。実のところキャンプ場近くのスーパーマーケットで買い物をしている時はまだ霧雨くらいの細かい雨粒を感じることもあるようなタイミングでした。
 コロナ禍のせいでこのキャンプ場は3年ぶり。周辺にも新しいキャンプ場ができたりしてて、ネット経由で予約できるようになり区画も増えていました。「行ってみたら場所が空いてなかった」がないので、予約できたほうがありがたいです。
 チェックイン時間前だったのですが、前日からの利用者はいなかったのでOKをもらいました。
 サイト選びは以前通り早い者勝ちなのでどこでも選べたのですが、ここのキャンプ場らしい木立の中のサイトは長雨でまだ地面が柔らかかったので、広場側の炊事棟にもトイレにも近い場所を選びました。

 今回は釣りをしませんでした。車で1時間ほどにはカニで知られる香住港があるし、少し時期が早いですが自然の川を利用した管理釣り場もあるので行こうと思えば行けたのですが、直前の水曜にホビーショーがあって静岡まで日帰り往復。翌日の木曜は大学で講義があり、体力的に厳しいと思ったので、睡眠時間を優先しました。
 そのおかげであらかじめ夕食のメニューを決めて野菜も切って冷凍したものを持っていけます。とはいえやっぱりメイン食材は現地のものを仕入れたいので、途中の道の駅の地産品コーナーで「但馬の郷ペパーポーク」と「但馬鴨砂ずり」とミニトマトを購入しました。この辺りは香住漁港の海産物だけでなく「但馬牛」「八鹿豚」「但馬鶏」などブランド肉がたくさんあって米どころでもあるので、なんでも美味しいのです。

 選んだサイトは炊事棟のすぐ横。
 今回は風はそれほど強くない予報だったので、ColemanツーリングテントSTを持っていき小川張り。ただ、出入り口の目の前が2メートルくらい落ちている崖だったので、風下側にポールを追加して出入口を作りました。

 テントの設営が終わったら、スキー宿街にある温泉『ハチ北温泉 湯治の郷』に行ってお風呂です。とろとろの美肌効果が高そうないいお湯でした。
 キャンプ場利用者には100円引きチケットがもらえますが、営業していないこともあるのであらかじめ公式サイトで確認していきましょう。



続き▽
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| キャンプ/釣り | 10:25 PM | comments (0) | trackback (x) |
第4回クロノスカラーテinハチ北 開催

 コロナ禍で延期されていた『第4回クロノスカラーテinハチ北』が開催されました。
 今回も私はマーシャルとして参加。しかしながら、いつも来てくれているマーシャルの学生さんたちが、この日は別の場所のジムカーナに参加するため来られないと……。
 そのせいで今回はスタート位置のマーシャルが私一人しかいなかったのです。
 そこで、いつものロリポップサインを上下させてのスタート合図はあきらめ、一人でやれる形でのスタート作業手順を考えました。
 実は参加車両の撮影を忘れていたので、今回はその手順をお見せします。(画像は参加者さんが撮影された動画からスクリーンショットしました)
 なお、トップ画像は帰路にサービスエリアから撮影したもので、近くではあるけどイベントとはあんまり関係ありません。

 競技はヒルクライムのタイムアタックなので、登り坂で1台ずつ、一定の時間間隔をあけてのスタートになります。
 スタート位置はテント内で、タイム計測はこのテントの前方すぐの位置に機械が設置されています。上画像の競技車両の向こう側に頭だけ見えているのがそのスタート側のタイム計測係で、ゴールにも同じような機械が置かれていて、スタート時間とゴール時間の差から走行時間を算出します。
 競技車両がスタート位置につくと、まずスタッフ間通信のボイスチャットでゼッケンを伝えます。競技車両がトラブル等でマーシャルがいないところに止まってしまった時に「ゼッケン※※番が来ていない」ことに気づくために、次に走る車両のゼッケンをコースマーシャルが知る必要があるのです。
 同時にリヤタイヤにタイヤ留め(赤丸)を噛ませます。これはサイドブレーキを外した時に後退してしまわないようにするためです。
 左手にはストップウォッチ(実はキッチンタイマー/ストップウォッチより数字が大きくて見やすい)を持っていて、これで出走間隔を測っています。

 スタート3秒前になると、左手を前方に軽く伸ばして指(と声)で3・2・1のカウントダウンをします。ここからはキッチンタイマーは見ません。

 スタート時、左腕をさらに伸ばして「スタート!」

 これを延々と繰り返していました。土曜日が90回くらい。参加車両と走行回数が増えた日曜は150回くらいでしょうか。
 着ているのはレーシングスーツ(耐火服)です。競技が一巡するたびに自分の車でコース上を走ってチェックする(スイーパー)のも私の役割でしたが、今回はスケジュールや他のスタッフ車両が移動するからついでにチェックできる等の理由で、スイーパーとしての仕事はほぼありませんでした。
 競技中、いちばん近い場所から観戦できて最高のポジションです。近すぎて爆音で耳が痛いことがありますが(笑)

 二日間、今回はトラブルでのリタイヤはあったものの、クラッシュは一台もなくスケジュールは順調にこなすことができました。
 参加者同士も走っている時以外は和気藹々と楽しいイベントです。感染症に気を遣うことなくもっとたくさんギャラリーを入れて開催したいなあと思えるイベントでもあります。是非一度観戦に来てください。クロノスカラーテinハチ北の公式サイトはこちら

| https://blog.tsuduki.com/index.php?e=577 |
| モタスポ | 05:52 PM | comments (0) | trackback (x) |
【結城友奈は勇者である】海辺のキャンプの夜【聖地巡礼】

 香川県は観音寺市の一の宮公園キャンプ場に2泊3日で行ってきました。
 ここは『結城友奈は勇者である 大満開の章』第1話に登場したキャンプ場です。作中の勇者部ブログの画面では「特別に許可をもらって」になっていましたが、普通に利用できる公園の中のキャンプ場です。
 海べりの防風松林の中のフリーサイトで予約不可・早い者勝ちです。そんなわけで金曜から日曜までの2泊としたのでした。
 直火不可・灰以外のゴミは全て持ち帰り。クルマはサイトに入れないので周囲の公園内道路から運ぶことになります。
 利用料はなんと一人一泊100円(観音寺市民は50円)。駐車料金とかタープ追加料金とかも取られないポッキリ価格です。
 スーパー、讃岐うどんの店は徒歩圏内。温泉には車で10分足らずという絶好の立地。
 一の宮公園といえばこの時計台というくらい印象的なモニュメント。以前から観光ポスターで東郷との組み合わせで紹介されていましたが、『大満開の章』1話で晴れて作中にも登場しました。

 夜中に園子と東郷が話していた海べりのベンチはこちら。
 芝生の広場と砂浜との境界線に沿って同じベンチが点々と並んでいて、後日作品を見返して確認したところ多分写真のものではなくその隣だと判明しましたが、これしか写真撮ってなかったので。

 こちらは作中では勇者部ワゴンが駐まっている背景に写っていた建物。公園内にあるテニスコートのクラブハウス兼更衣室になっています。実際に駐車場もあって、キャンプ利用者は荷物を運んだ後はここに駐車することになります。


 キャンプ場として利用されているのは作中の通り松林の中だけです。
 今回初張りのWAQ Alpha TCにSoomloomのウイングタープTCを連結。
 Alpha TCは、説明書通りまっ四角に広げてペグを打つとポールが立てられなくなった(几帳面に広げ過ぎた?)ので、5cmほどペグの位置を調整したら今度は緩め過ぎたか多少シワになりましたが、まあいいかと。
 金曜の朝から釣りもやってたんですが見事にボウズ(地元のおっちゃん曰く「風が強くて釣りにくい上に水温が低過ぎてこれじゃあ食わない」そう)で、食材は近くのスーパーマルナカで買ってきました。
 勇者部の面々が作中で使っていたのと同じ焚き火台(偶然です。作品に合わせて買ったわけではなく)で調理しました。※昼食はうどん屋巡りです。


続き▽
| https://blog.tsuduki.com/index.php?e=576 |
| 研究(聖地巡礼&電子書籍) | 10:31 PM | comments (0) | trackback (x) |
『時空を越えて船橋サーキットラン2days』に参加

『時空を越えて船橋サーキットラン2days』というイベントに参加してきました。
 基礎知識として「船橋サーキット」とはなにかというと、1965年〜67年というまさに日本のモータースポーツの黎明期に東京都の船橋に存在したサーキットで、今ではレジェンドになった浮谷東次郎や川谷稔といったドライバーたちが活躍した伝説のコースです。
 このサーキットを、大阪府泉大津市にある広大なアスファルト舗装の広場に再現して、クラシックカーを中心としたレースイベントを行おう。というのがイベントの趣旨。
 クラシックカーイベントと言ってもいわゆる「置き系」ではなく「ガチで走る」がコンセプトに含まれているので、私はペースカーとして参加することになりました。

 上画像はコース内のスタートラインより前に陣取って出走を待っているところ。右画像は朝にペースカーのためのフラッシュライト設置を終えたところです。ライトは赤と青の点滅でペースカー走行中であることを後続のレースカーに伝えます。
 ペースカーとはいえそれなりのスピードで特設サーキット内を走行するので、ヘルメットだけでなくレーシングスーツやHANS(衝突時に首を保護する装置)も装着しています。


 コース図は上の通りです。実際にはこの図よりコース幅が広かったと思います。
 基本的には走りやすいコースで、中高速コーナーと低速コーナーがバランスよく配置されたいいレイアウトだと思いました。
 ペースカーとしては「スタートラインから1周半走ってピットへの出口通路から出る」というのがお仕事です。
 スタート直後の1周目のロングストレートは上限60km/hで、2周目は上限80km/hで走行。インフィールドは40〜60km/hくらいだったでしょうか。
 赤い点線で示した2箇所が、ペースカーとして走っていて辛かったところ。
 ロングストレートエンドのシケインぽいS字から始まるいくつかのコーナーは、その形状から「ソックスコーナー」と呼ばれていたそうです。徐々にコーナーがきつくなっていく構成で、最初のS字を行けるスピードで行ってしまうとあとで辻褄が合わなくなります。
 ピットロード前の右直角コーナーは、ペースカーならではの厳しさがありました。
 コーナーの手前から右ウインカーを出してコースの右に寄り、インからインベタのままで回らなければならないからです。これはきつかった。(レースカーだったらピットインする時でもアウトから進入するところでしょう)
 どうしても大幅に減速せざるを得ない状況なのですが、後続のレースカーは次のメインストレート(タイム計測スタート)に備えて少しでも高速で抜けたいわけで、追突されそうになることが何度かありました。
 そんなわけで、二日目となる日曜の朝のミーティングでは「あそこは僕はすごく減速しないといけないので、後ろにつかないで」とお願いさせてもらうに至りました
 イベントは、たくさんのクルマたちが何度も走り、スピンしているところも何度も見ましたが、クラッシュはひとつもなくさすがはジェントルマンドライバーと感心させられました。
 また、往時の船橋サーキットを知るレジェンドドライバー高橋晴邦さん鮒子田寛さん桑原彰さんによるトークショーなども行われ、会場内は常に笑顔で溢れる幸せな時間が流れていました。
 なお、今回、関西学院大学自動車部の学生さんたちがコースマーシャルを務めてくれました。普段はジムカーナやダートトライアルをやっていると言っていた彼らも、フリー走行枠で伸び伸びと走っていましたよ。
 では、続きは参加車両のごく一部の写真を。



続き▽
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| クルマ | 11:25 PM | comments (0) | trackback (x) |
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