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都築由浩
SFやらミステリやらホラーやらをライトノベルジャンルで書いている作家。
コミック原作・編集デザインなどその他さまざまな職業を兼業する。
クルマ・R/Cカー・自転車・ホビーロボットなど多趣味で、それらの道具や仕事の資料が散らばる自室が常にゴミ箱のような様相を呈していることから、巻末に『9畳のゴミ箱より』と記する。
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2008(C) Yoshihiro Tsuduki
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薪ストーブ使用雑感とメンテナンス
薪ストーブ使用雑感とメンテナンス トップ画像
 あけましておめでとうございます。
 正月一発目の記事ですが、年末か!という感じの掃除の記事になりました(笑)
 実際、掃除は年が明けてからやってますので、この記事で「あけましておめでとうございます」で間違いありません。

 一つ前のエントリで初めて導入した薪ストーブですが、一回使ってみての感想とメンテナンスについての記事を書いておきます。
 まず、キャンプ当日は気温が10度くらい夜は5度前後まで下がりましたが、テント内はものすごく快適でした。薪ストーブに火がついている限りは。
 焚き火をテント内でやるのは火災や一酸化炭素中毒のリスクを考えると難しいのですが、薪ストーブは火が露出していないのと排気を煙突でテント外に出すので躊躇なく火がつけられます。(もちろん一酸化炭素チェッカーは使っています)
 調理もできるので、非常に便利です。今回、いつものカセットガスを使うコンロも持って行きましたが、結局使いませんでした。薪ストーブにスキレットと飯盒を載せられるので、他の加熱器具が必要ありません。
 ただし根本的な弱点がありました。
 薪ストーブ、薪を追加し続けないと燃焼が長続きしません。
 今回持っていった&現地で購入した薪は広葉樹でもそれほど太くなく(薪ストーブ自体が小さいため長い薪は入れられない。短い薪は相対的に細くなるので)すぐ燃え尽きてしまうのです。暖かいのはせいぜい2時間。
 寝てしまうと当然薪を追加できないので寝ると2時間くらいで寒くなる→寒いのでトイレに行きたくなって起きる→薪ストーブに火をつける→寝る→薪が燃え尽きて寒くなる→……のループでした。
 つまり冬キャンプには薪ストーブだけでなく寝ている間の暖房手段が必要でした。ポータブル電源を使った電熱毛布とか、湯たんぽとか、今いろいろ考えています。
薪ストーブ使用中、煙突がテントに近すぎた
 あとこれは使用感ではなくて設置の時に気付いたことですが、Futerfox FoxBase Evoはソロ用としてはかなり大型のテントで、しかも煙突穴がその一番高い前幕の先端近くにあるため、薪ストーブに付属の煙突では長さが足りませんでした。
薪ストーブ煙突ブラシ 跳ね上げた前幕のすぐ上にスパークアレスター(煙に混じって火の粉が飛び散るのを防止するための煙突先端につける部品)があり、このまま使い続けるのは躊躇する間隔(火の粉でテントに穴が開く危険)です。同時に、画像の赤丸のように煙突用のガイロープがテントに干渉してしまっている(擦れにより防水性などに影響がある可能性)ため、帰宅後追加の煙突パイプを買いました。その「追加の煙突パイプ」に、煙突掃除用のブラシが付属していたのです。

熱で変色して使用感バリバリの薪ストーブ

続き▽
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| キャンプ/釣り | 05:11 PM | comments (0) | trackback (x) |
カイロスロケット2号機応援キャンプin南紀
カイロスロケット2号機応援キャンプトップ画像
 カイロスロケット2号機の打ち上げがあるというので、12月13日〜15日の2泊で和歌山県那智勝浦町にキャンプに行きました。
 ロケット打ち上げ見学とキャンプを組み合わせているのは、ロケットは上がるかどうかわからないので、上がらなかった時は「キャンプ楽しかった」で済ませられる体制を取っているからです。結果的に今回もそれが功を奏してしまいました。
 もう一つ今回のキャンプには目的があって、冬の薪ストーブを使ったキャンプを体験してみようというものでした。このために夏から「薪ストーブ」「締め切ったテントの中で調理も食事もできる大型テント」を買い込んでいたのでした。
 キャンプ場は前回のカイロスロケット1号機の時と同じ、TEMPLE CAMP 大泰寺です。なにしろソロ用としてはかなり大きなテントを張るので、区画サイトの広さがわかっていることが決め手でした。あと、ここのサイトは竹林に囲まれているので、前幕部分が見るからに風に弱そうなパップテントを張るのにいいかとも思いました。
FUTURE FOX FOX BASE EVO外観
FUTURE FOX FOX BASE EVO幕内 テントはFUTURE FOXのFOX BASE EVOを選びました。たぶん今売られている1〜2人用の中では一番大きいパップテントかと。煙突のための穴も最初から開いているし、前幕を組み合わせればテント内はかなり広く天井も高くなり長時間のお籠もりキャンプでも快適に過ごせそうだというのが選定理由です。ドームテント(Coleman ツーリングドームST)とティピーテント(WAQ ALPHA TC)は持っているので、増やすならパップテントというのもありました。前幕と、念の為インナーテントも(冬にしか使わないならいらないかもと思いつつ)用意しました。
 設営は思ったより簡単でした。そしてテント内は期待通りの広さでした。(画像は室内がわかりやすいように前幕を付ける前に撮影しました)
 結局これに水を入れたポリタンク(5l)と食材を入れたクーラーボックスを室内に持ち込んで2泊問題なく過ごせました。(薪は適宜補充しました)
 椅子は「風で倒れるから」と使わなくなっていたコンパクトなものを使いました。室内なので風は関係ないし、コンパクトな方がよかろうということで。
 薪ストーブは買った状態のまま持ち込んだのですが、煙突が短くてギリギリでテントの外に出せる長さでした。(薪ストーブに関しては帰宅後のお手入れも含めて後日別のエントリで書く予定です)
 画像にガスボンベが写っていますが、結局カセットコンロは使わず、調理は全て薪ストーブで済んでしまいました。

FUTURE FOX FOX BASE EVO 前幕付き
 こちらが前幕までつけた状態です。ダルダルですがパップテントはじめてなのでご容赦ください。実際にはこの後(2日目に)少し前幕ポールの位置を見直して多少マシにはなりました。
道の駅たいじ 外観
道の駅たいじ 生マグロ漬け丼 キャンプ場の住所は那智勝浦町ですが、すぐ近くにある太地町の道の駅たいじで昼食を取ってからチェックインします。ここはレストランもあってクジラやイルカを使ったメニューも食べられます。この近辺だけのメニューとして「生マグロ」という記載があるものは、「一度も冷凍されていないマグロを使っている」という意味だそうです。ということで生マグロ漬け丼をいただきました。

クジラ赤身のシチュー
 夕食はクジラのシチューと行く前から決めていました。なので野菜は自宅で切って冷凍したものを持ち込みました。
 クジラ赤身のシチューです。本当は前回と同じサエズリ(舌肉)が欲しかったのですが、売り切れていて赤身肉(赤身と書いてあったけどサシの多いもの)を買いました。よく煮込むとサシの脂の部分がスープに溶けてしまうので、肉はホロホロになる。そして脂身を吸ったスープも野菜も旨くなる。素晴らしい。
 この時点で薪ストーブには感動しましたね。飯炊きもシチューも全部薪ストーブのみで済んでしまい、テントの中ではセーターもフリースもなし。ヒートテックの上に綿のワークシャツ一枚着てるだけで、シチュー食べてたら大汗かいたほどです。

 この日の夜は雨で、パップテントの欠点が一つ判明。前幕部分の天井の上に水が溜まります。10分ごとくらいに天井を叩いて水を落とさないといけませんでした。幸い寝る前に雨が止んでくれたのですが、あのまま降り続いていたら雨水の重さで倒壊するのを恐れて寝られなかったかもしれません。


続き▽
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| キャンプ/釣り | 10:05 PM | comments (0) | trackback (x) |
雲魂参拾参&島根観光2024
雲魂参拾参&島根観光2024
 毎年開催されるわけではないのですが、うんこんというSFファンイベントが島根で開催されています。元々は「島根SFコンパ」と呼ばれていた通り、日本SF大会のような格式ばった大規模イベントではなく、ほぼ身内の集まりといった感じが心地よくて、できるだけ参加しています。今年は11月30日〜12月1日という日程で開催されました。
 ただ、この時期の島根県行きは少々注意が必要です。10年ほど前には中国自動車道から分岐する米子道が「冬用タイヤ装着規制」を行っていたこともありました。チェーン(ホイールハウスに余裕のないPunto号にはつかないので)はおろかスタッドレスすら履かない私には特に。
 昨年行った時は、米子道と間違えて鳥取道に入ってしまい、かなり長い距離を日本海沿いの一般道を走ることになってしまいました。
 が、今年は最初から鳥取道を走る予定で旅程を組みました。ほとんどが対面通行の鳥取道、走行料金が無料なので。
 3:55頃に中国池田から中国道に乗り、鳥取道(無料区間)へ。
 昨年は鳥取市の手前で一般道に降ろされて、山陰道の乗り口をやり過ごしてしまって米子まで一般道を走る羽目になったのですが、今年は工事が進んで鳥取道から直接山陰道(無料区間)に乗ることができて快適に移動できました。
 といってもこの時期の早朝時間帯の鳥取道、所々に設置されている外気温計が1℃とか2℃とかを表示していて、しかも所々小雨で路面が濡れている……。橋の上とかだと凍りかねない条件なので、緊張はしました。
(このまま松江まで一般道なしで走れるかな〜)
 と思っていたのですがそうはいかず、まだ未開通区間があり「はわいIC」(ちかくにはわい温泉があるところでしょう)で一般道に降ろされ、そのまま北栄町(『名探偵コナン』の青山剛昌氏の出身地で、コラボした町おこしを行なっているところ。以前行ったことがあり、そのレポートはこちら
 一般道といっても9号バイパスなので、この間信号は1箇所もありませんでしたが。

 琴浦町から再び山陰道(無料区間)に上がり、米子・松江(松江を超えたあたりから有料区間になります)を越えて宍道湖に着いたのは午前9時前でした。途中SAなどでいっぱい休憩したのですが、やはり早すぎます。国道9号ではなく、宍道湖の北側を大回りして走ることにしました。
 目指したのは、島根県立宍道湖自然館ゴビウスという水族館です。島根県立ということもあり、中海と宍道湖という汽水湖の魚たちの展示が充実しています。また、タッチプール(魚や水中の生き物を触れる展示)も充実していて子供達が喜んでいました。
 ページトップの画像はその中で撮影した河川ジオラマ水槽の様子。イワナと中国地方固有のイワナの仲間で絶滅危惧種にも指定されているゴギが泳いでいます。イワナは婚姻色なのか真っ赤になっている個体もいますね。
宍道湖グリーンパーク
宍道湖の鳥たち そのゴビウスの隣で宍道湖畔にあるのが宍道湖グリーンパーク。入場無料の施設ですが、ここの2階には望遠鏡が設置されていて宍道湖にいる水鳥を見ることができます。
 11月末という季節柄、冬鳥がたくさん来ていました。潜って魚を咥えて上がってくるコガモの姿も見られて大変楽しめました。
 実はバードウォッチングは中学の時に部活の一環で淀川で行われた体験会に参加して、めっちゃ面白くて「あかん。こんなんにハマったらバカ高いブランドものの双眼鏡欲しくなるやつや」と思って封印した趣味なのですが、やっぱり楽しかったです。

 ゴビウスとグリーンパークで思ったより時間が過ごせたので、次は昨年貸切予約が入っていて食べられなかった『かくれ庵』で釜揚げそばです。
かくれ庵
釜揚げそば
 その名の通り、「本当にこの先に店があるの?」と思えるような田んぼの真ん中の道を走った先にある、いっけん普通の民家のようなところに入っていくとあるお店です。「釜揚げそば」は出雲そば特有の食べ方で、蕎麦湯で満たされた器に蕎麦が入って出てきます。ここに蕎麦つゆを注いで味を調整しながらいただく温かい蕎麦です。おいしいですよ。

荒神谷博物館看板


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| お仕事(小説/SF) | 04:22 PM | comments (0) | trackback (x) |
【結城友奈は勇者である】ゆゆゆ10周年イベント『勇者部活動報告-反省会の章-』【観音寺市】
結城友奈は勇者である キャラクター
 今年も香川県は観音寺市に行ってきました。
 今回は、市の観光課が企画した『結城友奈は勇者である』10周年記念・作品舞台コラボイベント『勇者部活動報告-反省会の章-』というトークショーを見るのが表のメイン目的です。「表の」というのは、もちろん「裏の」メイン目的もあるからで、それはいつも通り「うどん」巡りです(笑)
 当初は金曜から香川県入りして一宮公園キャンプ場に2泊するつもりだったのですが、金曜に自宅に用事ができ、また日曜の天気予報が思わしくなく、「乾燥撤収(テントを干して乾かした状態での撤収)できないのはつらいなあ」ということで、急遽お隣の三豊市に宿を取って土曜日に香川入りとなりました。
 で、観音寺に入って朝一からうどんです。
観音寺市・上戸うどん 観音寺で早朝からやっている美味しいうどんといえば「上戸うどん」さん。JR四国予讃線箕浦駅のすぐ横、海辺にあるお店です。
 ここはお店に入ってすぐ(麺の量を)オーダーして、麺の入った丼を受け取り、自分で温めて(長時間ゆがくと味がぼけるので温めるだけ。そしてよくお湯を切りましょう。お湯にはかなり塩味があるので)、自分で出汁を注いで、好みのトッピングをして会計するセルフ形式です。

上戸うどん 店内
上戸うどん かけうどん中 私はかけうどん(中)に無料の天かすと刻みネギをトッピングしました。
 腰のある麺にいりこ出汁がよく効いたさぬきうどんの王道といったお店です。
 ここは観音寺市でもかなり四国中央市に近い南の方で、そのまま観音寺市の南の端にあたる「道の駅とよはま」に向かいました。「結城友奈は勇者である」スタンプラリーの台紙を受け取るためです。

 道の駅とよはまの売店では『結城友奈は勇者である』グッズが売られていたり、『結城友奈は勇者である』ラッピング自動販売機が設置されていたりして、作中には登場しないものの以前から聖地巡礼客がたくさん来るポイントになっています。スタンプラリーのポイントになるのも初回からずっとそうで、ただしメイン舞台の観音寺駅周辺からはかなり離れているので、「ここのスタンプラリーはクルマが必須」の原因になっていたりします。
 私はここから北上しつつスタンプ集めをします。二つ目のスタンプは地元のお祭り関連の展示が行われている「ちょうさ会館」です。
※ちょうさ会館に行く途中、もう一つのスタンプポイント「萩の湯」に立ち寄ることができますが、開業時間前であったことと同じスタンプが「つるや」にもあることから、今回はスキップしました。
観音寺市 ちょうさ会館
観音寺市 ちょうさ会館 ちょうさ会館に入ってみると、無料の特別展示室の中に過去に作られた『結城友奈は勇者である』観光ポスターと過去のスタンプラリーについての展示がありました。

観音寺市 つるや
観音寺市 つるや 肉ぶっかけうどん 開店時間になったので、「つるや」でうどんです。作中にも登場したうどん屋さんなので、やはり作中に登場した肉ぶっかけうどんを注文しました。
 前回までは「椅子に座ってからオーダーして配膳されるのを待つ」スタイルだったつるやさんですが、今回行ってみるとセルフ形式に変わっていました。といっても、「上戸」さんとはちがう、完成したうどんを渡してくれる形式です。
 ここの肉ぶっかけうどんは甘辛く煮た肉がうどんの出汁とよく合って本当に美味しいです。
 ※画像のうどんは先に撮影するのを忘れてちょっとかき混ぜてしまいました。

 JR観音寺駅前の観光案内所「大正橋プラザ」と観音寺市民会館「ハイスタッフホール」にも立ち寄ってスタンプを押し、ゴールの「道の駅ことひき」に向かいます。


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あいち航空ミュージアムに行ってきました
あいち航空ミュージアム YS-11
 SFファンに愛される老舗地方コンベンションの一つ「ダイナコン」に参加するために愛知県に行ったのですが、今回は少し観光らしきこともしてきました。
あいち航空ミュージアム』に行ったのです。
 航空自衛隊小牧基地と滑走路を共有する名古屋飛行場横にあるショッピングモール「エアポートウォーク名古屋」に併設される形で、屋上から滑走路を一望できる立地に建てられた飛行機の博物館です。
 公式サイトによると、実機のYS-11の展示が呼び物のようでした。
 岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(空宙博)に比べると展示場自体が小さく展示機も少なめですが、前述のYS-11を含め実機の中に入れる展示が多くてなかなか楽しめました。
あいち航空ミュージアム YS-11
 開発中止になったMRJは、客室のモックアップが展示されていて、実際に客席に座ることもできます。
あいち航空ミュージアム YS-11シミュレーター
 入場時にYS-11操縦シミュレーターが無料でできると聞いて申し込みましたが、これはシミュレーターというよりパソコンゲーム。コンピュータから聞こえてくる指示通りにレバー類を操作するだけ。操作系も計器盤も実機のそれとは全く違いました。それでも着陸には失敗したのですが(たぶん推力絞りすぎで、滑走路まで到達せずに落ちた)。
 入場してまず2階デッキに展示されているのは日本製航空機の模型たち。デッキからは実機展示されている階下を見渡せて、(上のYS-11の写真)むしろそちらの方が壮観です。
 そこから階下に降りると、いろんな展示機を間近に見ることができます。

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峰山高原リゾート 真夏のキャンプ
峰山高原キャンプ・テント外観
 猛暑の日々を避けるため、兵庫県中部の峰山高原にある星降る高原キャンプ場に、お盆前の8月2〜4日の2泊3日で行ってきました。
 実は春先に一度予約していたのですが、「スキー場として使っている時にサイトの地面が予想以上に荒れてしまっていて、重機を入れて整備する」と言われてキャンセルになったことがあったキャンプ場にリベンジです。
 大阪からだと2時間かかるかかからないか。途中、播但道を降りたところのマックスバリュ神河店で氷と水と食料を買い込んで、ここからはバイク乗りが好みそうな九十九折りの山坂道を30分近く登って、ホテルリラクシアの受付カウンターに到着します。
 とりあえずホテルのカウンターでチェックインして行き道やフリーサイトエリアの説明を受けます。お風呂もここにあります。売店で薪と炭は売っていました。
 キャンプ場を周回する一方通行の道路は荒れてはいるものの舗装されています。駐車場は未舗装の砂利敷きです。
 フリーサイトエリアは冬には初心者用ゲレンデの一番下あたりになるのかな? と思える緩斜面で、全面綺麗な芝サイトでした。
 数本の排水用と思しき溝(跨いで通れる程度の細い溝)が走っていますが、メイン通路となる道には橋もかかっています。

 平日ですし、クルマを止めた時はまだ誰もいない状態。受付で渡された地図を参考に斜面の上の方でなるたけ平坦な場所を選んで大汗かきながら設営しました。この日のテントはトップ画像の通り、WAQのAlpha TC。タープはタトンカ ターブ2TC。どちらもTCで、今回雨にも降られましたが、Alphaは撥水処理されていて布に染み込むことすらほとんどありません。暑いのでスカート巻き上げていたところに水溜りができていたくらいです。タトンカのタープはTCとしてすごく薄くて風通しがよく、水は染み込みますが染み込むことで繊維が詰まって漏れてくることはありません。そしてすごい速乾性も併せ持ちます。
 画像ではテントの前後とも開けっぱなしですが、夜は前面は閉め、背面は薄く隙間を開ける程度まで閉めておきました。
峰山高原キャンプ・テント背面/太陽電池パネル
 今回初投入のソーラーパネル。災害対応アイテム(災害時にポータブル電源を運用するには必須なので)としては必須ではないかと、先日のamazonプライムデーに購入。今回2泊ということで1泊目の夜に使った電気を補充できたので非常に助かりました。
 この日は天気が良すぎで日差しが強く、都市部と違って風は涼しいものの、ひなたでの作業は長時間は避けたいところ。
 そんなわけでテントとタープを急いで立てたあとは、休み休み、合計2時間ほどを使ってやっと設営終了。
 そして、キャリーカートの上に乗せてテーブルにする天板を忘れてきたことに気づきました。
 テーブルが足りないので食材が入ったクーラーはクルマに積みっぱなし。包丁を使う作業はクルマでやることにして、タープ下は煮炊きだけとしました。
1日目夕食・砂ずりのアヒージョ
1日目夕食・テーブル 1日目の夕食は砂ずりのアヒージョ。
 キャリーカートのテーブルがないので、カセットコンロを置くための小さいアルミテーブル一つで全てを賄わなければいけません。
 ただ、今回は暑いだろうからと焚き火台もなし。ということは薪もなし。調理用のミニグリルに合わせて着火剤入りの集成炭を持ってきただけ。つまり、いつもは薪を置いているシートの上に調理器具も調味料入れも全部置けたので、ことなきを得ました。
 アルミテーブルには折りたたみカセットコンロを設置して2型飯盒でご飯も炊いています。調理後、カセットコンロを片付けて小さいアルミテーブル一つで食事をしました。

峰山高原キャンプ・トノサマガエル 1日目の昼間は天気も良く暑いくらいでしたが、風が気持ちよくてテントの中でも快適に過ごせました。夜にはかなり冷え込んでいて、夏用シュラフの厚い方を持ってきてちょうどよかったくらいです。
 夕食が終わったら、炭火が燃え尽きるまでバーボンをちびちびやる時間です。
 昼間にテントの周囲を歩いていた時、足元を小さなカエル(オタマジャクシからカエルになった直後らしい)が跳ねているのには気がついていたのですが、なにしろ小さいし跳ね続けているしで何のカエルかわかりませんでした。星を見た後、足元を大きめの何かが跳ねていたので照らしてみるとトノサマガエルがいて「ああ、こいつの子供たちか」と納得。「星降る高原」の名に恥じない星空も見ることができました。



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| キャンプ/釣り | 02:15 PM | comments (0) | trackback (x) |
第62回日本SF大会やねこんR +ゆるキャン△聖地巡礼
 7月6〜7日に長野県の白樺リゾート池の平ホテルで開催された第62回日本SF大会「やねこんR」に参加してきました。
 今回は前日の5日の朝に出発して、諏訪湖に一泊してから現地入りするルートを採用。
 このレポートは、ほぼその「現地に到着するまで」のものになります。日本SF大会、会場内のいろんなところでいろんなことが起こっているので、私が見たことだけをもって大会全体のレポートと思われては困るので、そういうことにしました。なにしろ私はほとんどずっとディーラーズルームという同人誌売場に座っているので、大会の他の場所のことはまるでわからないのですから。

 5日に大阪を出発といっても、実際に出発したのは朝というよりは未明……感覚的には「4日の深夜」と言っていい時間帯。ですので諏訪に着いたのが「5日の朝」です。
 まだ朝とはいえ猛暑にエアコンがないクルマ(故障したあと修理を諦めて撤去)ですから、まず最初に行ったのは上諏訪の「片倉館」という温泉です。
上諏訪温泉 片倉館 外観
上諏訪温泉 片倉館 説明看板 この片倉館、昭和3年に建築された洋風の建物で、国の重要文化財にも指定されていて、アニメ『ゆるキャン△』1期5話のEDでリンちゃんが入った温泉であり、映画『テルマエロマエ2』のロケも行われたというなんかいろんなところですごい温泉。
 見た目からすごい洋館みたいな建物が温泉浴場だとは、びっくりです。
 湯船は「千人風呂」とも呼ばれる広い立ち湯(立った状態で胸の上くらいまでお湯があります)で、外周が3段の階段状になっていて、1段目に腰掛けると顎まで、2段目に腰掛けると半身浴……くらいの深さ。正直「千人」というのはかなりオーバーで、実際にはぎゅうぎゅう詰めで二百人くらいかと思いましたが。
 それよりなにより、『テルマエロマエ』のロケに使われたというのが納得できる内装は一見の価値ありです。
 汗を流してゆっくりお湯に使った後は、2階の休憩所でのんびり休憩しました。



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| 研究(聖地巡礼&電子書籍) | 11:25 PM | comments (0) | trackback (x) |
大阪湾スナメリ調査に参加
海遊館 外観
 他の水族館の例に漏れず、海遊館も生態系の維持のためにいろんな仕事をしているわけですが、その一環として大阪湾のスナメリ(小型の鯨類)の生息調査を行うにあたり、一般参加を募集しているというのを公式サイトで見つけまして、参加してきました。
 当日は朝に集合、1時間ほど海遊館内で大阪湾とスナメリについてのレクチャーを受け、乗船。関西空港の周囲をメインにスナメリを探し、14時ごろに海遊館で解散。というスケジュールです。
 気温は陸上ならすでに半袖でも十分な時期ですが、海の上は気温が低いし風が吹くこともあるので長袖・上着も持参するように連絡がありました。私は雨具と兼用のレインスーツを上だけバッグの中に突っ込んで行きました。
 他に用意したのは双眼鏡と偏光サングラス。念の為、集合時間の直前に酔い止めの薬も飲んでおきました。※船が小さいと大阪湾内でもそれなりに揺れることがあるし、大型のフェリーを除けば10年以上乗っていないので、本当に念の為。
 レクチャーは大阪湾で行われている生物多様性再生の取り組みの話と、今回の目的であるスナメリを探す時のポイントなど。その後、海遊館のすぐ裏手にある桟橋から船に乗り込みます。
双胴船
 小さい釣船みたいなのが来たらまずいと思って酔い止めの薬まで飲んでいたのですが、用意されていたのは50人は乗れそうな双胴船。考えてみれば一般参加が15人と学生15人、海遊館からのスタッフも数名乗り込むのだから、そんな小さな船が来るわけがなかったのでした。キャビンの上(画像の操縦室のすぐ後ろ)がデッキになっていて、一般参加と学生とが30分交代でそこからスナメリを探します。
 出航してすぐ、走る船を避けて逃げる魚がたくさんいることに気が付きます。水面スレスレ、時にはジャンプもする。黒い背中に腹側は白っぽい。魚体の形から、堤防釣りで見慣れたボラだとわかりました。
 ボラ、沿岸部に集まる魚だと思っていましたが、大阪湾中にウヨウヨいるんですね。驚きました。
 スナメリの目撃は関西空港の周辺で多いということで、30分交代の2回目の捜索に期待しましたが、やはり見えず。通常は目視で広い範囲を探り、怪しいものが見えたら双眼鏡を使うという方法を取っていたのですが、見つかるのは流木やゴミばかり。スナメリは背鰭がなく水上では黒っぽい色なので海面の波と見分けがつきにくいと教わってはいましたが、想像以上に難しかったです。
 そうこうしているうちにトビウオがいる海域に入ったようで、何匹か空中を飛ぶ姿を見ることができました。

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| キャンプ/釣り | 11:07 PM | comments (0) | trackback (x) |
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