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都築由浩
SFやらミステリやらホラーやらをライトノベルジャンルで書いている作家。
コミック原作・編集デザインなどその他さまざまな職業を兼業する。
クルマ・R/Cカー・自転車・ホビーロボットなど多趣味で、それらの道具や仕事の資料が散らばる自室が常にゴミ箱のような様相を呈していることから、巻末に『9畳のゴミ箱より』と記する。
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2008(C) Yoshihiro Tsuduki
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雲魂弐拾参
 さて、今年も行って参りました。山陰は出雲で行われている雲魂弐拾参です。

 今年の会場は、これまでの四季荘より少し宍道湖に近い『湖静荘』。第一回と第三回の雲魂が開催された会場らしいですが、もちろん私にとってははじめて見るお宿です。
 といっても、いつもの事ながら雲魂レポートは会場に着く前からはじまるのでした。
 朝、松江市に向かう米子道の蒜山ひるぜんSAで休憩中に、毎年開会前にそばツアーの案内をしてくれていたM本氏が今年は地元のそばイベントに出展中のため動けないという連絡を受け取って、とりあえずその『そばイベント』というのを見に行ってみることにしました。
 そのイベント名前はわかんないけど、会場は松江市内の「くにびきメッセ」らしい。
 さっそくiPhoneのMapアプリに「くにびきメッセ」を打ち込んで経路を確認し、出発しました。


 会場に着いてみると、大きな看板が立てられていました。『ガス展』と(笑)
 ガス展の片隅でそばの実演でもやっているのかと思って入って行ってみると、二つある大きなホールのもう一方で『中国四国そばフェスタin松江』が開催されていました。こっちだな、というので入って行くと、そば粉を挽く機械の実演販売、そば農家のための補助金申請教室とか……、完全に地元の農家/そば店向けの展示に混じって、そば打ち体験会や中四国各地のそばの販売屋台などの一般客向けの展示もあります。

 見回してもM本氏は見当たらなかったので、とりあえず「一福そば」と看板がついたそば屋台の待ち行列に並びました。(その後、行列しているところに声をかけに来てくれました。子供向けのそば打ち体験の講師をしているので動けないとのことでした)
 オーダーしたのは出雲の温かいそばでは定番の「釜揚げそば」。ゆであがったそばと一緒に椀にそば湯を入れ、客の好みでそばつゆとかやくを足して食べるというもの。
 ところがここでは(出張出店の屋台ということもあるのだろうけど)最初からそばつゆが入れられていて、かやくも最初から入れられているだけ。まずつゆが辛い。そばが少々ゆですぎ……あきらかにお店で出すそばよりも味が落ちてしまっています。
 実際、並んでいる間見ていた屋台の調理場はかなり混乱していたので、お店のせいじゃなく、あくまで不慣れな屋台のせいだと思いますが、このイベント会場内ではいつも出雲で食べる味には出会えないかも知れないと思い、会場を後にしました。

 それで向かったのは、クルマで五分ほど移動したところにある有名なそば店『一色庵』です。
 松江市内では私が一番気に入っている店ですが、ここ数年は松江市内で食べる機会が無くて足が遠のいていました。お店の前に県の施設があって駐車場に困らない、というのもここを選んだ理由ですが。
 で、その駐車場にクルマを止め、さてお店に行こうとしてびっくり。
 古そうな木造家屋を使ったお店のあった場所にきれいなビルが建っていて、店がありません。でも、iPhoneのmapアプリではお店の場所が表示されているし……
 と、よく見てみると、アプリ上ではお店の場所が路地を少し入った奥の方になっていました。
 路地を覗いてみると、手前に料亭のような店があり、その向こうに「一色庵」の看板が出ているではありませんか。
 というわけで、無事に一色庵の割子そばにありつきました。

 ここはお茶の代わりにそば湯が出てくるという、そば湯大好きな私にはたいへん嬉しいお店で、そばもおいしくて、標準の3皿に2皿追加して合計5皿食べて、会場に向かいました。

 会場に行く時もiPhoneのmapアプリに案内してもらい、冒頭の画像を撮影しました。
 イベントは夕食会からスタートなので、かなり時間があります。私は会場の大広間の片隅で少し仮眠させてもらいました。

 その夕食会の料理がこれ。

 昨年までの四季荘の料理よりかなりいいです。朝食にはしじみ汁も出て、料理はたいへん満足しました。

 あれ、イベントはじまった途端に書くことがなくなったぞ(笑)
 私は基本的に大部屋のディーラーズルームにいて、そこで話した雑談はあんまり公にできない話が多い……という事情もあるのですが。
 地元出雲の刀匠、小林さんが持ち込む日本刀に関する企画は興味深いし、その他の企画も合宿企画らしいグダグダした楽しい物が多いです。
 ただ、古い建物だけに電源が弱くて、ディーラーズルーム/お茶会/酒場/大部屋企画いろいろが詰め込まれた大広間でブレーカーが落ちるトラブルが発生。来年以降も同じ会場でやってほしいものですが、電源の分散の工夫は必要だと思いました。

 翌朝は恒例のオークションをやって終了。
 私は、帰路に境港に立ち寄ってお寿司を食べて帰ってきました。
 美味しいものをいっぱい食べられて、合宿型地方コンペンションのグダグダを楽しめる雲魂、来年は参加されてはどうでしょうか。
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| お仕事(小説/SF) | 11:09 PM | comments (0) | trackback (x) |

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