今年も一月二月はほとんど走らなかったMASIですが、三月になったので整備のついでに新しいライトを取り付けてみました。
もともと付いていたライトは明るさが売りの実用一辺倒でしたが、見た目がクラシカルなものが欲しかったところにみつけたトップ画像の製品です。
ライトの明るさはかなり落ちます。街灯のない道を走る方にはおすすめしませんが、私の場合は大阪市内ばかりなので街灯のある場所しか走りません。ライトを点けるのは自分が見るためではなくて、周囲から見えやすいようにするためです。
街灯のある都市部の自転車ユーザーで「自分が見えているから」とライトを点灯しない人がいますが、大きな間違いです。
自動車のライトやお店の電光看板など、光るものがたくさんある場所では光っていないものを認識するのにわずかに時間がかかります。少しでも早く見つけてもらって衝突事故を避けるために、絶対にライトを点灯して下さい。
ライトは「前方に白か黄色、後方に赤色」がルールです。
取り付けてはみたものの、ご覧の通り、この自転車のこの位置に付けるには少々大きすぎる気がします。
それに、取り付けのために自作した右画像のステー(1.5mm厚のステンレス製)がバネのようにバインバイン揺れてしまいます。これは実際に夜に走ってみないとどんな感じかわかりませんが、たぶん路面を照らす光が大きく動いて視界の中で邪魔になるか見にくく感じると思います。色んな種類が販売されている純正のステーを使わないとダメですね。
一度夜に走ってみてからだと思いますが、元に戻す可能性が高いです。
で、コレを取り付けたあと、試走を兼ねてちょっと買い物に行ったのですが、そこで大変な出来事に遭遇しました。
▽続きの下はショッキングかもしれない画像があります。ご注意を。
さて、ライトの取り付けが終わって、ブラブラ振れるのは気になるけれどとりあえずちょっと走ってみようと買い物に行った帰りのこと。
こんな自転車なのでかごは付いておらず、やむを得ず荷物は右ハンドルにぶら下げて走っておりました。
と、瞬間、身体が宙に浮いて前転をはじめ、頭から地面に落下、背中を強打したのです。あまりに瞬間的なことで何があったのかわかりませんでしたが、意識ははっきりしていてとりあえず車道から路側帯に移動しました。身体が痛くて自転車は動かせませんでしたが、通行量はあまりなく一車線は空いていたので、とりあえず身体だけ逃げることにしたのです。
どうやら荷物がフロントタイヤに挟まってロックし、前輪を軸に自転車全体が飛び込み前転の要領でまっすぐ前に回ったようでした。
見るとヘルメット前部がぱっくりと二つに割れていました。かぶっていてよかったヘルメット。これのおかげで、出血を伴うような外傷は一切なし。ただ背中を打ったので息が詰まって会話が上手くできません。
目撃していた路上駐車中のドライバーさんが救急車を呼んでくれて、とりあえず病院に行き、レントゲンを撮ってもらいました。
事故から一時間ほどで呼吸も普通にできるようになり、自分でタクシーを呼んで自転車を回収して帰ってきました。
現在、背中はまだ痛いものの、ゆっくりと動作する分には特に支障はありません。
それにしても今回は本当にヘルメットにすくわれました。お医者さんもちょっと自転車に乗る人だったのですが、かぶっていなかったら大変なことになっていただろうと言われました。
みなさんにもおすすめします。もう絶対必要。
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自転車 | 02:02 AM |
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