2013,08,07, Wednesday
このブログでの報告をサボっておりましたが、Punto号はここ一ヶ月ほどで大きく変化しています。トップ画像はその現在の姿。 一体どこが変わったのか、詳しくお見せしましょう。 まずはこれ。FRPボンネットです。 黒いボンネットで一般的なカーボンではありません。また、カッティングシートを貼っただけのいわゆるラッピングでもありません。FRPです。 188系Punto用のカーボンボンネットというとトゥルッコさんはじめいくつか選択肢があるのですが、私はボディ同色に塗るのが前提でしたので、高価なカーボンは要りません。 webでいろいろ検索していると、なんと格安のFRPボンネットを見つけてしまったのです。(ちなみに、送料入れてもカーボン製の定価の1/3です) カーボンボンネットと言ってもウェットカーボンであれば実態はFRPで、表面一層だけカーボンを貼り付けてあるのが普通。塗るとなればカーボン柄は無駄なだけ。格安であるというならFRPになんの不満がありましょうか。値段が値段だけに品質が多少心配ですが、最終的に取り付けられさえすれば納得できる価格です。 とはいえ、あれだけの大きさの部品、自宅に送ってこられると置き場所的にとんでもないことになってしまうのは必定。というわけで、いつものショップ・オートハウスプロフィさんに了承を貰った上でお店宛に送って貰うことになりました。 発注から10日ほどして、ショップに荷物が届いたというので、フィッティングとボンピンの位置決めのために入庫した時の画像が下。この後塗ってしまうので、上画像の黒いボンネットの姿はこの時だけのレアな姿です。 ここから先は▽続きの下に。 さて、この仮組が、やはりというか一筋縄ではいきませんでした。 箱から取り出した時はよかったのです。 気になっていたボンネット表面の波打ちもなく、黒ゲルコート仕上げはきれいでした。当然のことながら軽いし。 「これなら安いなあ」 プロフィの店長もそう言っていました。 ところがフィッティングを見るために鉄のボンネットと付け替えてみると…… ・キャッチのフックが低すぎてまったくかからない。 ・ヒンジ側のネジ穴があっさり舐める。 ・ボンネットを開ける時に車体側のフロントウインドウ下の樹脂部品両端に擦る。 四苦八苦してなんとか取り付け、ボンピンの位置決めをして、元の鉄のボンネットに戻してその日は終了。FRPボンネットは塗装屋さんにおまかせしました。 そして後日、本取り付けに行ってきたのですよ。 ボンピンの加工は終わらせていたので、今日の作業はだいたい予定通り進みました。 ウインドウウォッシャー関係を移設し、ボンネットを交換し、ボンピンを取り付け、位置の微調整。ウィンドウウォッシャーの調整をやろうと試しに飛ばしてみたら、ドンピシャで調整不要だったくらいの精度でした。 サンプルなしで色番号だけで発注するしかなかった色は、昨年再塗装してもともと合っていなかったボンネットの色とバンパーの色の中間くらいで、普通に許容範囲内。 裏面は塗装されていないため、真っ黒のままです。 さて、もう一つの変更点は、実はトラブル対応です。 先日の「ももねこ様祭」のために広島に向かって出発する前に気づいたのですが、左サイドマーカーのレンズが外れていました。部品は落ちていなかったので、どこかで落としてきたものと思われます。 光るのはちゃんと光るのでとりあえず走行に支障はありませんが、走行中に何かがぶつかってきたら電球が割れてガラス片をばらまくことになりかねません。といっても、上画像で見えているオレンジ色の丸いのは電球そのものではなくてオレンジ色のプラスチックのカバーで、白く光るハロゲン球はその中なのですぐさまどうこう言うわけではありませんが。 PuntoHGTの場合、この部品は標準がクリヤーというか白です。社外品も含めてその他にスモークとブルーがあります。 白のままでも特に不満はなかったのですが、今回はボディ同色にするためにクリアーの社外品を買ってオレンジに塗装することにしました。サイドマーカーはオレンジ色に光りさえすれば車検でどうこういうことはないので、レンズをオレンジに塗装するのは何の問題もありません。 今回交換したのはアウトブロスさんが輸入販売しているPV社製の社外部品「サイドマーカー(ホワイト)Special Virsionクリスタルクリア(プント2/ドブロ用)」。標準品は上画像の通りリフレクタにあたる部分がグレーですが、こちらは基部のプラ部品全体がメッキされていますので、それだけでサイドマーカーの光量が上がる気がしました。 この部品のレンズ部分を、ラジコンのボディのウィンカー部分などに使う塗料、ABCホビーの「色毛」クリアーオレンジで塗ってみたのが右画像です。 で、これを取り付けたのが右画像。 普通はノーマルがオレンジで、それを白とかスモークとかにするというのが一般的だと思いますが、今回はボディカラーがオレンジだということもあり、ノーマルの白をオレンジにしたかったわけです。「なんで白いサイドマーカーをわざわざオレンジに?」とか思った方は、ここの心情はお察しください。 ところで、もともと純正のサイドマーカーのレンズが脱落した理由ですが、接着剤の経年劣化のようです。脱落に気付いたのは左側でしたが、今回色が変わるので反対側も交換しようとちょっと力を加えたら、右側もレンズだけもぎ取れました。 レンズそのものをオレンジ色に塗ってあるので、内部の球にかぶせるオレンジ色のカバーは使用していません。標準の白いレンズも内部にあったオレンジ色のカバーもかなりくすんでいたのと、前述した通りリフレクタの部分がメッキになったのとで、球がそのままなのにもかかわらずサイドマーカーはかなり明るくなりました。 ついでに、以前何かの部品を買った時にオマケでついてきたLED球をナンバー灯として装着しました。この型のPuntoだと、球切れ警告灯に関係なくLED化できるのはサイドマーカーとナンバー灯くらいらしいです。これでナンバー灯もすごく明るくなりました。 実は次のいじり用の部品も、すでに仕入れてあるんですが、それはまた、装着したあとでご報告いたします。 |