2025,01,09, Thursday
あけましておめでとうございます。 正月一発目の記事ですが、年末か!という感じの掃除の記事になりました(笑) 実際、掃除は年が明けてからやってますので、この記事で「あけましておめでとうございます」で間違いありません。 一つ前のエントリで初めて導入した薪ストーブですが、一回使ってみての感想とメンテナンスについての記事を書いておきます。 まず、キャンプ当日は気温が10度くらい夜は5度前後まで下がりましたが、テント内はものすごく快適でした。薪ストーブに火がついている限りは。 焚き火をテント内でやるのは火災や一酸化炭素中毒のリスクを考えると難しいのですが、薪ストーブは火が露出していないのと排気を煙突でテント外に出すので躊躇なく火がつけられます。(もちろん一酸化炭素チェッカーは使っています) 調理もできるので、非常に便利です。今回、いつものカセットガスを使うコンロも持って行きましたが、結局使いませんでした。薪ストーブにスキレットと飯盒を載せられるので、他の加熱器具が必要ありません。 ただし根本的な弱点がありました。 薪ストーブ、薪を追加し続けないと燃焼が長続きしません。 今回持っていった&現地で購入した薪は広葉樹でもそれほど太くなく(薪ストーブ自体が小さいため長い薪は入れられない。短い薪は相対的に細くなるので)すぐ燃え尽きてしまうのです。暖かいのはせいぜい2時間。 寝てしまうと当然薪を追加できないので寝ると2時間くらいで寒くなる→寒いのでトイレに行きたくなって起きる→薪ストーブに火をつける→寝る→薪が燃え尽きて寒くなる→……のループでした。 つまり冬キャンプには薪ストーブだけでなく寝ている間の暖房手段が必要でした。ポータブル電源を使った電熱毛布とか、湯たんぽとか、今いろいろ考えています。 あとこれは使用感ではなくて設置の時に気付いたことですが、Futerfox FoxBase Evoはソロ用としてはかなり大型のテントで、しかも煙突穴がその一番高い前幕の先端近くにあるため、薪ストーブに付属の煙突では長さが足りませんでした。 跳ね上げた前幕のすぐ上にスパークアレスター(煙に混じって火の粉が飛び散るのを防止するための煙突先端につける部品)があり、このまま使い続けるのは躊躇する間隔(火の粉でテントに穴が開く危険)です。同時に、画像の赤丸のように煙突用のガイロープがテントに干渉してしまっている(擦れにより防水性などに影響がある可能性)ため、帰宅後追加の煙突パイプを買いました。その「追加の煙突パイプ」に、煙突掃除用のブラシが付属していたのです。 で、そのキャンプ一回(2泊)使用ですっかり歴戦の風格を見せている薪ストーブを、清掃してみることにしました。 通常、使用シーズン終わりに(つまり暖かくなってから)洗えばいいようですが、今回はこの記事のためと、使用時に気づいた点の修正もあるので(たぶん2月末から3月にもう一度使うけど)洗いました。 まず使用で気づいた点の修正ですが、画像の通り煙突パイプに切屑がくっついているのでこれを除去。小さなペンチで切屑部分をつまんで何度か曲げてやると、きれいに取れました。 それから右画像の灰受けの周囲の板端面のエッジ(赤く囲った部分)が鋭くて灰を捨てるときに指先を切ってしまった(新しい紙の端で切るみたいな皮一枚の浅い傷ですが水が染みて痛い)ので、念のため周囲ぐるりとサンドペーパーを当てて面取りしました。 そのあとは単なる水洗いで煤を洗い流しました。画像の左側が洗浄前。パイプ内が煤で真っ黒になっているのがわかります。水を流して何度かブラシを通した洗浄後が画像右側です。パイプ内面に床面の水が流れているところが映ってわかりにくいですが、赤い斜線のエリアが画像左側の「煤で真っ黒」だった部分なので、すごく綺麗になっていることがわかると思います。 この他、薪ストーブ本体の内部も残った灰を水で洗い流し軽く同じブラシで擦っただけで綺麗になりました。こびりついていた場合に備えて100円ショップで重曹洗剤のスプレーとゴム手袋(重曹洗剤は強いアルカリ製なのでゴム手袋が必要です)も買っていたのですが、水洗いとブラシを数回通すだけで綺麗になったので今回は使いませんでした。 これで次回も気持ちよく使えます。次はどこに行きましょうか。 |
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