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都築由浩
SFやらミステリやらホラーやらをライトノベルジャンルで書いている作家。
コミック原作・編集デザインなどその他さまざまな職業を兼業する。
クルマ・R/Cカー・自転車・ホビーロボットなど多趣味で、それらの道具や仕事の資料が散らばる自室が常にゴミ箱のような様相を呈していることから、巻末に『9畳のゴミ箱より』と記する。
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2008(C) Yoshihiro Tsuduki
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【君は放課後インソムニア】復興星 祈り星 その2【聖地巡礼】
能登 七尾市 キャンプ場から見下ろす景色
 さて、前回の続きです。
 キャンプ場のある七尾市から遠く離れたロケ地を巡り、七尾市街地に辿り着いたはいいのですが、昼食も夜のための買い出しもできていません。天気も怪しくなってきて、予報通り雨が来そうな気配もあります。
 GoogleMapで検索すると、ファミレスと地元スーパーが同じ場所にあることがわかり、そこで昼食と買い出しを済ませることにしました。
 そして食事と買い物を済ませて「さあ、キャンプ場に向かうか」とクルマのエンジンをかけたところ、携帯電話に着信。
 なんとキャンプ場からでした。チェックイン予定時間を大幅に超えているので、本当に今日来るかどうかの確認です。
「今、そちらに向かって走り出そうとエンジンをかけたところです」とかなんとか、まるで蕎麦屋の出前の見本のようなことを言ってしまいました。いや、事実そうだったのですが。
 というわけで、七尾市街地からクルマで30分ほど。「ハートランドヒルズin能登@いおり」に到着。チェックインが遅れたことをお詫びして、雨がポツリポツリと落ち始める中、早速テントを設営しました。
今回のテント設営状況
 ここはロッジや貸別荘もあるキャンプ場で、テントサイトは一応区切られてはいますが駐車場所以外は明確な境界線がなく、広々としています。各サイトごとにベンチも設置されていて、思っていたより高規格なキャンプ場でした。キャンプ場の奥の方、ロッジの間からは海を見下ろす絶景の場所もあります。(トップ画像)
 この日は「ゴールデンウィーク明けの平日で、1週間くらい前から雨予報が出ていた日」だったので、テントサイト使用者は私一人。
 どうにか雨が本格化する前に設営を終えましたが、すべてをタープ下に配置した(普段は焚き火台はタープの外)ので、かなり窮屈な感じになってしまいました。
今回のテント設営状況
1泊目夕食 タコとタラのアヒージョ
 この日の夕食は「地元産タコと北海道産マダラの黒アヒージョ」です。ミニトマト・ピーマン・マッシュルームも入れて、タコの出汁がものすごく美味しいアヒージョになりました。
2泊目夕食 サバの照り焼きと野菜炒め
 ついでに二日目の夕食も紹介しておきましょう。
 二日目の夕食は地元七尾港直送サバの照り焼き&コーンとキャベツとにんじん、ミニトマト・ピーマン・マッシュルームの野菜炒めです。

 で、二日目の『君は放課後インソムニア』ロケ地巡りです。
七尾城跡 本丸

 最初に行ったのは、七尾城跡。
 七尾市街地を見下ろす小高い「城山」と呼ばれる山の山頂にあり、白丸先輩が天体撮影をしながらパンケーキを焼いて食べた場所です。
 眺めがすごくいいです。なるほど、ここならいい天体写真が撮れるでしょう。
 ただ、ここに来るまでの直前3.6kmはかなりクネクネした細い山坂道です。幅の広いクルマで来る人は注意しましょう。そして駐車場から少しですが未舗装の道と石段の上りがあります。歩くやすく滑りにくい靴が必要だと思います。
七尾城跡から見下ろす七尾市街地
 次はさらに少し離れて、白丸先輩の職場兼住居「ゲームセンターベティ」です。地震のせいでしょうか、屋根瓦が一部外されていてブルーシートがかけられている箇所もあります。
ゲームセンター ベティ 外観
ゲームセンター ベティ 白丸先輩の等身大パネル 実は昨日も前の道路を通っていました。つまり西岸駅から七尾市街地に行く途中、のと鉄道七尾線と並走する七尾輪島線という幹線道路沿いにあります。作中でも店内の大きなスピーカーが描かれていましたが、「音ゲーの聖地」として有名らしいです。

 その後、昨日慌ただしくて入れなかったこともあり、和倉温泉総湯でゆっくり汗を流しました。いいお湯です。500円は安すぎです。
のと食祭市場 外観
のと食祭市場 内部の『君は放課後インソムニア』関連掲示 七尾市街地に戻り、「道の駅のと食祭市場」です。七尾港近くにあり、フードコート、レストラン、七尾湾巡りの観光船乗り場、土産物売り場等があります。『君は放課後インソムニア』の原作マンガ・アニメ・実写版のロケ地であることを示す掲示もありました。
川縁の時計塔 駐車場も広いので、ここにクルマを止めて七尾駅まで歩くと、作中で見たような景色がたくさん。(中には地震か水害かで崩壊したあと立て直されたと思しき場所も)
七尾市街地 橋
 最後に紹介するのは蟹川の家のお好み焼き家のモデルになった「平野屋」さんです。
お好み焼き 平野屋
お好み焼き 平野屋 店内の蟹川等身大パネル 作中の印象から七尾駅の近くかと思っていたら、結構離れています。GoogleMapの表示で徒歩20分とか。
 二日目に行った時は歩いて行って、ついた時には営業終了していました。(泣)土曜日の昼営業は12:00〜14:00だったようです。
 それで三日目の日曜日、帰る前に再挑戦しました。駐車場があることは前の日に確認していたので、今度はクルマで行きました。
 開店時間の12:00直前にお店に着くと、すでに駐車場は半分以上が埋まっていて、お店は開いています。開店待ちが多くて早めに開けられたのでしょう。
 店内に入ると、ほとんどが予約席でした。私は「おひとり様」だったので、すぐにカウンターの空き席に座ることができました。
 カウンターの大きな鉄板では、持ち帰りの注文らしきお好み焼きがずらりと並んで焼かれています。
 これは……予約を入れてから来た方が良かったかも……とは思いました。

 黄金の絶好調玉をいただきました。
お好み焼き 平野屋 黄金の絶好調玉
 メニューには「体が絶好調になる素材を混ぜ合わせました」みたいなことが書かれていましたが、何が入っているのかはよくわかりません。メニュー名の「黄金の」の部分に関しては、お好み焼きの上に卵焼きが載せられていることからきてるのだろうな、と。

 そんなこんなで2泊3日で七尾市周辺の『君は放課後インソムニア』のロケ地を巡って来ましたが、地震と大雨の二重被災から復旧復興はまだまだ時間がかかりそうだな、という印象です。道路の舗装は新しくなっているけれど道路脇には剥がれた古い舗装の残骸が積み上げられたままだったり、日常生活に支障がないところのひび割れや崩れはそのままになっていたり……という箇所はたくさん見ました。
 そんな中でも、人々は明るく親切に接して下さって。気持ちよく過ごすことができました。
 また行きたいと思います。
※当ブログのポリシーとして、現役で使用されている学校は紹介しないことにしていますので、九曜高校のモデルになった学校はあえて記事としては書いていません。
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| お仕事(小説/SF) | 02:43 PM | comments (0) | trackback (x) |










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