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都築由浩
SFやらミステリやらホラーやらをライトノベルジャンルで書いている作家。
コミック原作・編集デザインなどその他さまざまな職業を兼業する。
クルマ・R/Cカー・自転車・ホビーロボットなど多趣味で、それらの道具や仕事の資料が散らばる自室が常にゴミ箱のような様相を呈していることから、巻末に『9畳のゴミ箱より』と記する。
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2008(C) Yoshihiro Tsuduki
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【君は放課後インソムニア】復興星 祈り星 その1【聖地巡礼】
真脇環状木柱列
 2024年の正月以来、いつか行かなきゃと思っていた能登半島にやっと行けました。
『君は放課後インソムニア』のロケ地探訪です。2泊のキャンプを含みます。
 トップ画像は同作作中で「旅のゴール」と表現された真脇環状木柱列です。

 予定では1日目:七尾市街地→キャンプ場・2日目:七尾市から遠いところ・3日目:フリー。その時決める という感じでしたが、午前3時に大阪を出発、順調に走って7時台に「のと里山海道」に入れたので、「これは遠いところを先に回って明日以降を楽にした方がいいかな」と思いつき、急遽1日目と2日目の予定を入れ替えることにしました。
 ところがそこから先の「のと里山海道」が、地震による崩落から復旧工事がまだ完成しておらず、開通はしているものの片側交互通行や仮敷設箇所などが次々と出てきてペースが落ち、最初の目的地である見附島(=軍艦島)に着いたのは10時を過ぎていました。
見附島
 報道でも散々映っていたのですが、見附島、地震で大きく崩落してしまい、作中で描かれている「軍艦」の姿には見えなくなってしまっています。
 砂浜に隣接する土産物店? 休憩所? 海の家? セミナーハウス? のようないろんな施設も、地震で被害を受けたと思しき折れた木材や割れたガラスなどもそのまま立ち入り禁止になっていました。(トイレは使えます)
 途中の道路の「復旧できていない様子」も含め、正直なところ気分が落ち込んでしまう景色でした。
真脇環状木柱列
 次に向かったのがトップ画像にもした「真脇縄文遺跡」です。
 広い芝生広場に環状木柱列と三本の木柱とが再現されています。
真脇遺跡横にある水路沿いの道 作中で伊咲たちが歩いてきた水路脇の道らしきものも確認できました。道を見にいくところまではしませんでしたが。

真脇遺跡縄文館入り口
真脇遺跡縄文館エントランス 聖地巡礼地図 隣接する真脇遺跡縄文館には、この遺跡から発掘された4000年にも及ぶ縄文時代の定住の遺物が展示されています。※遺跡館の内部の撮影は申請が必要で、画像をwebで公開するのは禁止されています。
 受付手前エントランスの掲示板には『君は放課後インソムニア』のロケ地観光ロードマップも貼られていました。
 この真脇遺跡縄文館の展示では、縄文時代に4000年に渡って人が定住していた痕跡が出ていて、木の柱だけでなく土器や石器もたくさん出土し、漁をして食べていたらしきイルカ類や陸上動物の骨も大量に展示されていました。作中で受ける印象よりずっとすごい遺跡なんですね。

真脇縄文遺跡公園 土製仮面と土製人形
 アイキャッチに使われた巨大土製仮面や土製の人形もありました。


のと鉄道 西岸駅
西岸駅にある「ゆのさぎ」駅名表示 さらに七尾市に向けて移動して、次に立ち寄ったのは「のと鉄道 西岸駅」です。作中、丸太たち天文部の合宿地になった古民家の最寄駅(結構歩きます)として登場しました。
 ここは2014年に一回来ています。もちろん、その時は『花咲くいろは』のロケ地として。
 ここは今も『花咲くいろは』のロケ地として、「ゆのさぎ」の駅名表示や駅舎内のポスター、グッズ類の掲示までそのままでした。

 この日最後に向かったのは、丸太たちの合宿古民家の近くにある神社。作中では、夜空と港が映り込む写真を撮影しながら丸太と伊咲のお姉さんが話し込んだ場所です。深浦白山社といいます。
 西岸駅から徒歩だと30分近くかかるとGoogleMapで表示されたので車で移動し、港内に駐車させてもらってそこから歩きました。
深浦白山社
深浦白山社 倒れてしまった石鳥居 上の画像ですが、何かが足りない気がしてよく見てみると、右画像上のように何かの台座だけがあって上がない……。鳥居か!
 と気がついて見回してみると、上画像の神社入り口の右側にある砂利道の先に見つけました。(右画像下)
 おそらく地震で倒れてしまって、ここへ移動させたままどうすることもできずにいるのではないでしょうか。階段を登った先の拝殿? 本殿? も地震で被害があったらしく新しい木のフレームで補強されていました。

深浦白山社 拝殿
 ここまで見てきた道路でも、こんな風に「地震で破壊された痕跡をとりあえず普段の生活に困らない程度に脇にどかしてそのまま」な箇所がたくさんありました。本当に、完全に復旧するにはまだまだ長い年月がかかるのでしょう。
「丸太が撮ったと思しきアングル」で画像を一枚撮影して、七尾市街地に向かいました。
深浦白山社から港を見下ろす
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| 研究(聖地巡礼&電子書籍) | 08:46 PM | comments (0) | trackback (x) |










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