2016,02,26, Friday
なんだかエントリを書くネタがなくてグダグダしているうちに三ヵ月近く放置してしまいました。 理由の一つは、うちのPunto号はスタッドレスを履かないしチェーンも巻けないので、雪が降る可能性のある季節は極力遠出を避けていることで、要するにその間、アニメの聖地も艦内神社も行けないでいます。 今回は、イベントの告知をいたします。 3月10日(木)19:30開演で、大阪は日本橋駅近くのLoft PlusOneWestにて開催される〜「スター・ウォーズ」をしゃぶりつくす!!〜 『キネマ自身・2016年春号』というイベントに呼ばれました。 表題の通り『STAR WARS Ep7 フォースの覚醒』の話をするイベントです。 そりゃあ、学生の頃からSTAR WARSは大好きですし今回の映画も2D/吹き替えから3D IMAX/字幕まで観ましたから、マニア同士の飲み屋の会話くらいのお話しはできるつもりですが、それだけではイベントとしてどうかと思うので、いろんなスター・ウォーズグッズ/関連商品のネタを集め中。意外なコラボ商品やおもしろグッズなど日米取り混ぜて紹介するつもりです。 よろしくおねがいします。 |
2013,06,05, Wednesday
先日劇場で観た映画のBD&DVDセットの予約がはじまっていたのでご紹介。
好き嫌いはあるかも知れませんが、私はたいそう楽しんだので。 映画『ダイナソー・プロジェクト』。 伝説のUMA「モケーレ・ムベンべ」(これは実際に噂されているUMAです)の映像を撮影しようとアフリカのコンゴに向かった調査隊に、隊長の息子が密航していた。 仕方なく調査に同行することになったこの息子、いわゆるギークで、小型HDカメラを大量に持ち込み、あっちこっちに仕掛けまくる。発見した小型恐竜にまで…… という、最近流行りのフェイクドキュメンタリー手法で撮られた映画です。 その小型HDカメラが右の「GoPro」。ヘルメットに取り付けたり自転車/オートバイ/自動車に取り付けたりしてスポーツシーンのオンボードカメラとして大人気の製品です。 映画の冒頭、川から海に流れてきたバッグを回収。その中にカメラがいっぱい……。その映像をつなぎ合わせたドキュメンタリーですよ。という手法でありながら、バッグを手放したあとの映像まで映ってしまっているのはご愛敬。 『ブレアウィッチ・プロジェクト』や『パラノーマル・アクティビティ』など、ホラー映画の手法としてはじまったフェイクドキュメンタリー。怪獣映画の『クローバー・フィールド』や『バトルフィールド・トーキョー』、SFの『第9地区』を経てついに恐竜映画に進出し、この手法の応用範囲の広さを実感させてくれます。 舞台というか地名が違うとはいえ、映像というか作品の雰囲気はまさにコナン・ドイルの『失われた世界』(原題:LOST WORLD)の正当な後継だと思いました。 低予算ゆえのつっこみどころはありますが、そこに目をつむって単純に映像を楽しむにはいいですよ。おすすめです。 |
2011,09,28, Wednesday
10月3日(月)の19:00より、大阪・難波で海外テレビドラマに関するイベントがあるのでお知らせいたします。
私の大学の先輩でもある堺三保氏が、ライブトークで海外テレビドラマについて語りまくるというイベントです。 詳細はここのリンク先にてご確認下さい。 いろんなイベント予定が並んでいますが、#55:10月3日の項を見ていただければ、と。 当日会場の入場料金は1500円 会場のように質問などはできませんが、ustで生中継も行われると思います。 |
2010,11,18, Thursday
『IMAX:NASCAR スピードに魅入られた男たち』というDVDを購入しました。2005年発売の、NASCAR ストックカーレースを題材にしたドキュメンタリー映画のDVDです。タイトルの通りIMAXを前提に製作されているので画面は4:3比率で作られています。
映画がはじまると、最初に映るのは田舎の森の中の道を疾走するクラシックカー。NASCARの起源として伝わる「禁酒法時代に密造酒を運んで警察車両から逃げるためにクルマを改造していた」というシーン。 ストックカーレース黎明期のDAYTONAビーチでのレースの画像なども添えられていて、ちょっとしたNASCARの歴史紹介から、デイル・アーンハートの死にも触れ、チームのファクトリー紹介、ドライバーも登場し、それにもちろんストックカーの走行シーンまで、NASCAR好きなら間違いなく楽しめます。 2005年の作品なので、クルマはCOTになるまえの本当のストックカー。個人的にはCOTよりこちらのクルマの方が好きなのです。 2100円なら間違いなく「買い」ですよ! |
2010,11,06, Saturday
スカパー! スーパードラマTVで放送されている『ザ メンタリスト』シーズン1の最終回が放送されました。
タイトルの「メンタリスト」については、作品冒頭のタイトルバックで解説が入ります。「人の心を読み、暗示にかける者。思考と行動を操作する者のことである」と。 その言葉の通り、主人公のパトリック・ジェーンは人の心を読み、嘘を見抜く能力を持つ。 その能力を使って「霊能力者」を騙り、テレビショーで人々を欺いてきた彼は、ある時警察に依頼されて「レッド・ジョン」と呼ばれる連続殺人犯の捜査に協力していることを番組内で明かし、その犯人をこきおろした。 対して「レッド・ジョン」は、彼の妻と娘を惨殺。 それ以来彼は「霊能力者」を騙るのをやめ、カリフォルニア州捜査局CBIの捜査コンサルタントとして働くことになる。「レッド・ジョン」を追うために。 このパトリック・ジェーンのキャラクターがかなり強烈で、その捜査手法は「刑事コロンボ」を彷彿とさせるもの。 多くのエピソードで、証拠が少なすぎる犯人に対して最終的にはジェーンが罠を仕掛けて犯人の行動を操り、自ら犯罪を暴露させるようなシナリオになっています。 この演出が秀逸で、しかも視聴者に対するミスリードのさせ方が上手くて、最後まで「誰が犯人で、どうひっかけようとしているのか予想もつかない」ことが多いのです。 次週からリピート放送がはじまるそうですので、ミステリー好きな方は是非。 |
2010,09,15, Wednesday
FOXチャンネルで平日オビで流れていた、『NCIS シーズン2 吹替版』が最終回を迎えました。
放送開始に気付かず1話を録り逃し、雨で18話を録画失敗しました。シーズン1はコンプリートしたのに(泣) ちなみにシーズン2の最終話はケイト殉職の回で、中身を見ずにCMカットだけしてDVD-Rに焼き、そのままケースに収めてしまいました。たぶんこのエピソードはもう見ないでしょう。 初回放送時に観て、ショックのあまり細部を覚えていませんが、とにかく「このシーンはもう観たくない」というイヤ展開でした。 プロデューサーのベルサリオはどうも女性キャラをショッキングに降板させるのが好きなようで、前作『犯罪捜査官ネイビーファイル』でも、終盤のエピソードでシンガー大尉を「不倫→妊娠→殺害」コンボで降板させている。(奇しくもこの事件の捜査を担当したのがTVシリーズが始まる前のNCIS、ジェスロ・ギブスの初登場だった) さらにNCISでも、この後の第5シーズン途中で局長役だったジェニー・シェパードを「不治の病→暗殺者と対決して射殺される」という展開で死なせていて、「降板時はどうせならショッキングに」を徹底しているなあと感心する。 感心はするが、思い入れのあるキャラクターの惨殺シーンは見たくないもので(シンガー大尉やシェパード局長の時は死の瞬間は映されていないが、ケイトの場合は射殺シーンがモロだ)、このシーズン2の最終話は永久封印なのである。 |
2010,09,03, Friday
『インセプション』を観てきました。
難解だという人、「難解なんてことはない。今年度最高の映画」と絶賛する人、いろいろいますが、共通するのは比較作品に押井守の名前が出ること。 押井信者の私が見にいかないわけにはいきません。 ここから先、ネタバレを含みますので、見たくない方はご遠慮下さい。 続き▽ |
2010,08,28, Saturday
映画『特攻野郎Aチーム』を観てきました。
原作にあたる旧テレビシリーズが日本で放送されたのが1986年から。私にとってはちょうど大学生で今の仕事に繋がるいろんなものを一番効率よく吸収していた頃の作品にあたるわけです。 当然、大好きだったわけで、今回の新作映画も楽しみに観に行ったのでした。 新作映画の話に入る前に原作『特攻野郎Aチーム』がどんなお話だったか、軽く紹介しておきます。 ベトナム戦争で腕利きの「Aチーム」として活躍した4人が、冤罪から軍に追われる身になって、困っている人たちを助けるために、依頼を受けて悪い奴をやっつける。という、日本で言えば『必殺仕事人』のような設定。 なにしろ元軍人という設定ですから銃はブッ放すはカーアクションでは車が横転するなど日常茶飯事の派手なアクションを毎回見せてくれるのですが、この番組、実は死人がほとんど出ません。 ていうか回想シーンで「死んだ」ことが語られる以外、画面上で人が死ぬシーンはほとんどありません。 というのも当時アメリカで「子供が観る番組で、人死にが出るなんて教育上よろしくない!」という声が大きく、制作側が自粛したらしいのです。そのため、車が横転しようが船が転覆しようがビルが爆破されようが、その下から人間が脱出してくる場面が必ず描かれていました。ええ、そりゃあもう悪役の下っ端に至るまで、ことごとく。 もともとは規制からはじまったこの描写でしたが、逆にこれが後味のよさ、この番組独特のとぼけた味わいになっていて、私にとってはとても好きな番組だったのです。(私事になりますが、小説家デビュー作である『ミリー・ザ・ボンバー』シリーズで作中での死人が一人も出ていないのは、この作品の影響によるものです) そんな番組がリメイクされるというのですから観ないわけにはいきませんからね。 なお、この続きは新作映画のネタバレを含みます。これから観に行こうという方はご注意下さい。 続き▽ |