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都築由浩
SFやらミステリやらホラーやらをライトノベルジャンルで書いている作家。
コミック原作・編集デザインなどその他さまざまな職業を兼業する。
クルマ・R/Cカー・自転車・ホビーロボットなど多趣味で、それらの道具や仕事の資料が散らばる自室が常にゴミ箱のような様相を呈していることから、巻末に『9畳のゴミ箱より』と記する。
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2008(C) Yoshihiro Tsuduki
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【島根・鳥取観光】松江フォーゲルパークと、もちがせ流しびなの館
松江フォーゲルパーク展望台からの眺望
 この記事は前二つのエントリと同じ12月6〜8日の島根行きの記事ですが、時系列から少し外れています。
 前二つの記事が内容的に『ざつ旅-That's Journey-』のロケ地探訪の記事だったのでまとめたかったのです。
 実際には記事前半の「松江フォーゲルパーク」は12月7日(日)に、後半の「ながしびなの館」は12月8日(月)に訪れています。

 宍道湖の西南方向にある湖静荘での「雲魂参拾肆」が散会した後、その日の宿のホテル一畑に向かうために宍道湖北岸を走り、立ち寄ったのが「松江フォーゲルパーク」です。
 名前からはわかりにくいですが、日本各地にある花鳥園と思えばいいかと。丘陵地の斜面に沿うようにいくつかの広大な温室があって、順路に沿って巡りながら鳥と花を見て楽しめます。
 入場して「順路」という矢印に従うと最初に辿り着くのが宍道湖を一望できる展望台で、そこからの眺めをページトップ画像にしました。
松江フォーゲルパークの鳥たち ここでは、コンパクトデジタルカメラ(「PowerShot SX620 HS」という古いモデルです)を使って鳥写真に挑戦しました。
 マンガ『秋山さんのとりライフ』を読んでしまい、ちょっとやりたくなったのです。バードウォッチングは高校生の時に生物部の部活として淀川で体験会に参加して以来「めちゃくちゃ楽しいけどやってはいけない趣味(出費に上限がないから)」筆頭になっている趣味なのでこれ以上のめり込まないようにはしますが、持ってる機材でできる範囲はやっていいかな、と。
松江フォーゲルパークの鳥たち 右画像はその中から良さげなものを選びました。動きのある鳥は連写モードにして1秒くらい撮り続けないとダメで、それでもなかなか鳥にピントが合ってくれなくて苦労しました。やはりファインダーのある一眼レフでないと無理なんでしょうかね。
 あとここは花鳥園にしてはケージやガラス越しに見るところが多くて、ガラスの映り込みとかも厳しいです。

松江フォーゲルパーク内の蕎麦屋で釜揚げそば 昼食は園内にある蕎麦屋「不昧庵」で釜揚げ蕎麦。釜揚げそばは出雲そば独特の食べ方で、そばに温かい蕎麦湯がかかった状態で出てきます。この器に、つゆをかけていただきます。
 この日は日差しがあるから暖かくなるかと思って上着なしで入場したんですが、案外風があって少し肌寒かったので温かいものが欲しくなったのでした。

松江フォーゲルパーク バードショー 驚いたことにここのバードショーは、ケージもない完全な野外でやってます。この日は湖畔ということもあって風が強く、飼育員さんの腕に止まるはずが地面に降りてしまったり広場の片隅にある東屋に飛んでいってしまったりしていました。
 飛んでいるところを高速連写モードで狙ったけれど、何十枚も撮ってまともに羽を広げているのを捉えられたのは数枚。ここでもやっぱりファインダーがないと難しいことを実感しました。

 屋内でやっているフクロウ類のバードショーが時間の関係で見られなかったのは残念でした。

 松江フォーゲルパーク、昨年行った宍道湖グリーンパーク」と並んで、鳥好きの方にはおすすめです。前者は暖かい季節、後者は越冬に来る鳥が多い秋〜冬にかけてがいいでしょう。

用瀬PAにあった「流しびなの館」の看板 実は出雲行きの途中の鳥取道でトイレ休憩のために立ち寄ったもちがPAにて気になる看板を見ていたのです。
 曰く「もちがせ 流しびなの館
 雲魂でのイベント冒頭の恒例行事となっている自己紹介でネタにしました。「「流しびな」といえば可愛らしい雛人形を藁籠に入れて川に流す素朴な行事ですが、近年ホラー作品を書いている身からすると、特級呪物というイメージしかありません」というような内容だったと思います。
 その時は「来年あたり(暖かくなったら)行ってみようと思います」ということも言ったはずだったのですが、まさかその2日後の帰路で立ち寄ることになるとは思いもしていませんでした。

 それがなぜ突然行くことになったのか……。
 実は、鳥取道の工事通行止めがあったのです。
 往路から、その影響は出ていました。ただ往路では「夜間通行止め」を事前に知っていたので、解除される時間を見計らって通りました。
 その「夜間通行止め」が続いていると思っていたら、この日は全面通行止めだったのです。
 しかも場所が往路で「流しびなの館」の看板を見た用瀬PA(ICも併設のPAなのです)から。
 さらに、迂回路の一般道から橋を渡ってすぐのところに「流しびなの館」があるではありませんか。
 何者かから「今日立ち寄れ」と言われているような気がして、計画変更したのでした。
もちがせ流しびなの館 外観
 流しびなの館の外観です。
 名前は「流しびなの館」ですが、普通の雛飾りがいちばん広い展示になっていて、流しびなの展示は一部だけ。それでも全国から集められた様々な流しびなや、館の目の前を流れる千代川で連綿と行われてきた流しびなの風景を再現した情景模型などもあり、なかなか興味深い展示でした。
 私の目的? である、テレビや映画でよく見る紙を切ったひとがたも「祓いのひとがた」として展示されていました。
 お雛様関係だけでなく、古くから子供達が遊んできた市松人形や神社等で用いられてきた加茂人形も多く展示されています。
 建物自体も木造の立派な建物で、一見の価値があると思います。
もちがせ流しびなの館 木造の建物内部構造
 入場時、写真撮影の可否を訊ねたところ「記念に撮影されるならいいですよ」と答えられたので展示物の画像をwebで公開するのは避けますが、この一枚だけは見てもらわないと「良さ」が木造建築に詳しくない私では文章で伝えきれないので、掲載します。
 なかなかに興味深い「流しびなの館」でした。実際に流しびなをするイベントもあるようなので、チャンスがあればぜひ見てみたいと思いました。
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| 研究(聖地巡礼&電子書籍) | 08:13 PM | comments (0) | trackback (x) |










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