2021,08,24, Tuesday
8月21〜22日に香川県高松市、JR高松駅すぐそばのサンポート高松で開催された第60回日本SF大会「SF60」に参加してきました。
香川県には前日入りしてうどんを食べまくり、会場設営の手伝いなどもして2年ぶりのSF大会を実感しつつ当日を迎えることになったのです。 今回のディーラーズルームは、ソーシャルディスタンスに配慮して1テーブル1名のみという広いスペースがもらえました。私のブースは電子書籍の紹介がメインでしたので、個人で画像のような透明シールドを用意し、amazonの販売ページに行けるQRコードを貼り付けることで対応しました。 21日には企画への出演もありました。 『観音寺 勇者の布石』と題して、香川県観音寺市におけるアニメ『結城友奈は勇者である』シリーズの聖地巡礼客向けの取り組みについて語りました。司会はスタッフのみずきさん、お相手は現地にある観音寺のご住職、羽原清祇さん(twitter: @souryobu_6869)でした。 2015年(第1期放送終了の3ヶ月後)から2020年まで毎年(2021年はコロナ禍で行けず)観音寺に行った私は、聖地巡礼客向けの取り組みがどのように広がっていったのか、資料等をお見せしながら話し、現地の人たちの間でどういう話があったのか、というところを羽原住職に語っていただきました。 「アニメ聖地巡礼」は各地で様々な取り組みが行われ、成功しているところも失敗しているところもたくさんあります。私はその成否を分けるキーは「地元の人たち(自治体だけでなく)がどのくらいその作品を見てくれて、やってくる聖地巡礼客と一緒に楽しんでいるか」にかかっていると思っていますので、たいへん参考になる話を伺うことができました。 コロナ禍のさなか、私の住む大阪府の緊急事態宣言下、香川県はまん延防止措置という状態でしたが、様々な状況下で開催するしかない立場に立たされた実行委員会の感染症対策への腐心、恐れ入りました。 参加者は例年の1/3から1/4程度と非常に少なく(つまり密になる状況はほぼなく)、それでもあちこちで再会を喜ぶ笑顔が見られるいい大会だったと思っています。
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| お仕事(小説/SF) | 04:59 PM | comments (0) | trackback (x) | |