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都築由浩
SFやらミステリやらホラーやらをライトノベルジャンルで書いている作家。
コミック原作・編集デザインなどその他さまざまな職業を兼業する。
クルマ・R/Cカー・自転車・ホビーロボットなど多趣味で、それらの道具や仕事の資料が散らばる自室が常にゴミ箱のような様相を呈していることから、巻末に『9畳のゴミ箱より』と記する。
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2008(C) Yoshihiro Tsuduki
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食的上海
 今日は四日間の上海での授業の最終日。
 終わった後、京都マンガミュージアムから別のクラスを教えに来ておられた先生のご希望で、昨年私が言った上海市街地の射撃場へ行ってきました。
 その様子は昨年の日記と同じだから省くとして(ヲイ)
 その後、同行の世話人のTさんに連れて行ってもらった、授業終了おつかれ会がてらの夕食会の様子をお伝えします。

 行ったのは、北京に本店があって『北京ダックならココ』といわれている超有名店(らしい。私は知らんかった)『全娶徳(ぜんしゅとく)』。
 帝国中国時代の故宮に仕えた官女姿の娘さんたちが迎えてくれたあたり、なんとなくメイド喫茶を連想したのは内緒だ。

 出てきた北京ダックは鳥まるまる一羽分。(上画像)
 料理人さんが目の前で手際よく切り分けてくれた肉に、たれを付け、短冊に刻んだネギと一緒に、紙のように薄い春巻きの皮?で包んで食べる。

 Tさんが食べ方の手本を見せてくれました。(上画像)
 これはかなり旨かった。そして、中国に来てまともに盛りつけてある料理を見たのはこれがはじめてだったり(笑)
 しかし私が感動したのは、それと別にいろいろ頼んだ料理の中の一品。「麻婆豆腐」であった。(下画像)

 実は昨年上海に来たときは、腰椎ヘルニアによる神経痛のせいで刺激の強い物を食べられなかったのである。
 昨年果たせなかった「中国の麻婆豆腐」。これには感動しました。
 唐辛子と粉山椒と胡椒の絶妙のハーモニー。口に入れた瞬間に山椒の香りが広がり、数秒後にドカぁっとやってくる辛味。
 ほどよい堅さの豆腐と刻んだネギの食感。
 すばらしい。すばらしいです。
 思わず北京ダックそっちのけで画像の皿の麻婆豆腐のほとんどを一人で食べてしまいました。
「そうか。これが心ある本場の麻婆豆腐か」と。(四川の麻婆豆腐は勝手に「心無い」麻婆だろうと決めつけている(笑))
 上海最後の夜に、とても楽しい夕食会でしたのさ。

 さて、明日夕方には大阪に帰ります。
 もろもろ放りっぱなしになっているので、ちょっと力を入れないと。
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| お仕事(教職) | 01:35 AM | comments (0) | trackback (x) |

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