この1週間で、合計3回、映画館で映画を観てきました。
19日に『マクロスF 虚空歌姫』、24日に『宇宙戦艦ヤマト 復活編』、翌25日にもう一度『マクロスF 虚空歌姫』。
なんというか、あらゆる意味で対照的な2作品でした。
この後はネタバレを含みますので、これから観るという方は読まない方がいいかもしれません。
おっと、その前に、つい買っちゃったフィギュアをアフィリエイトリンクしておきます。
まずは『マクロスF 虚空歌姫 〜イツワリノウタヒメ〜』。
全25話のTVシリーズを前後編の映画版にする、その前編ということでしたので、この映画単体で観るのはどうしたものかなぁと思いながら行ったのですが、杞憂でした。
この映画単体で観ても、十分に一本のストーリーとして納得できます。多少残っている伏線がありますが、それは仕方ないでしょう。
なによりも、シェリルのステージがすばらしい。
本編中に2回、シェリルのステージがあります。そしてお約束のステージを背景にしたラストバトルも。
この合計3回のシェリルのステージを観るだけでも、1800円の価値は絶対にある。と断言できます。
ストーリー面ではTVシリーズの設定を踏襲しつつ、映画版独自の設定も盛り込んでTVシリーズのストーリーを知っていても「この先どうなるんだろう」と思えるものに仕上がっています。
いや、むしろTVシリーズを観ているからこそドキドキできる演出も何カ所か仕掛けられていて楽しめました。
マクロスの映画版といえば、第1作の劇場版。あれも傑作で、わたしは都合3回劇場に観に行きましたが、3回とも映像が微妙に違っていたことを思い出しました。(ストーリーの序盤、輝とミンメイが艦内に閉じこめられたときの映像で、初日はミンメイが止め絵だった部分がのちに動画に変更された)
もちろんマクロスFではそんなことはありませんよ。
で、『宇宙戦艦ヤマト 復活編』。
はじめに告白しておきますが、私は『宇宙戦艦ヤマト』大好きです。
最初のテレビシリーズから劇場版、『さらば〜』、TV第2シリーズ、TVスペシャル『新たなる旅立ち』、映画『ヤマトよ永遠に』、TV第3シリーズ、『完結編』、『完結編完璧版』。すべて、何度も観ています。
ただしヤマトのダメなところも十分に承知していて、盲目的に好きというわけではありません。
その上で、今回の『復活編』には何の期待もしていませんでした。ストーリー面でもキャラクター面でも。毛ほどの期待もなく、ただヤマトだから、というだけで観に行きました。 もし期待していることがあるとすれば、スタッフがヤマトが好きで作っているんだという「気持ち」を感じさせて欲しい、というただそれだけ。
で、その上でまさかこんな感想を書くとは思いも寄りませんでした。 この言葉を贈りましょう。
『心』のないヤマトには『受』すらも残ってなかった。
以上。
これほど作り手の「ヤマトに対する気持ち」が感じ取れなかったヤマト作品ははじめてです。
どんな理由があろうと観る価値はありません。
そんなわけで、実はヤマトを観る前にマクロスF2回目鑑賞の座席指定をとっておいたのですが、大正解でした。
最後に、2回目に劇場入る前に箱買いしたフィギュア。この5種類が各2個ずつ入っているというすばらしいラッキーさでした。
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その他 | 01:37 AM |
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