M06が発売されてもう四ヶ月が過ぎ去ろうという今頃になって、やっと私もM06Proを完成させました。
組み立てる前にオプション大量購入→オプションパーツも含めてアルミ部品をオレンジアルマイト化という手順を踏んでいたので、予算の確保やらなんやらで時間がかかっていたのです。
しかも組み立て始めてからも、いろいろ忙しいこともあって「1日に説明書2ページまで」と縛りをかけたので、なんだかんだで10日くらいかかりました。
組み立て自体はさすがタミヤ製品で、追い加工とかほとんどなしで説明書通りに組み上がります。一カ所、ボールエンドの樹脂部品をカッターナイフで短くしなきゃいけないところも説明書通り。
で、出来上がって思ったのが「これ、FIAT ABARTH 1000TCRを載せられるの?」ということ。
ABCホビーGOOSEでも、ギリギリで収まっていたリアモーターが、このM06ではモーターの後ろにオプションのアルミ部品(事実上のモーターガード)が飛び出していて、どうみても載せられそうにありません。
で、幸い、GOOSE用に使っていた1000TCRボディは標準のボディマウントをそのまま残してあったので、載せてみたのでした。
ご覧の通り、みごとに載ります。さすが純正メーカー。すばらしく格好いいです。しかも、GOOSEのように、追突でモーターがずれてしまうこともなさそうです。
では、上の画像とほぼ同じ確度で撮影したGOOSEの画像と比べてみましょう。
こちらがGOOSEにまったく同じボディを載せた結果。
モーターの搭載位置が、GOOSEの方がより後方で低いことがわかります。
バッテリー搭載位置(M06はシャシー中心線上に縦置き、GOOSEはリヤ駆動系直前に横置き)でも分かれた重心位置にかんする考え方が、ここでも大きく違っています。
モーターは電動RCカーにおける二番目の重量物です。(一番は言うまでもなくバッテリーです)
モーター(とバッテリー)の位置はシャシーの重量配分に大きく影響し、それ故に設計思想が出てくる部分です。
ただ、このぴったり具合を見ると、どうもM06の設計段階で「1000TCRが載せられる」を最初から考慮していたんじゃないかと思われます。
モーターガードを付けるために若干モーターが高い位置にあることも含めて「タミヤ製品であるために」走行性能の部分で若干妥協したのかなぁ……と思われる部分です。
そしてモーターはGOOSEより前になり、バッテリーも縦置きで相対的にリア荷重が小さいのを補うために、ものすごいリヤトーインが付けられています。
このリヤトーインの大きさが、スロットルオフ時の急減速を生んじゃうんじゃないか、というのが、まだ走らせてもいない状態での懸念ですね。
今日はすごい雨で走らせることができなかったので、ゴールデンウィークあたりにシェイクダウンに行こうと思っていますが、さて、どうなりますことやら。
※デジカメが故障で修理に出しているので、画像はiPhoneで撮影したものです。画質が悪いのはご容赦下さい。iPhone4のカメラ、近距離には弱いですね。
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RC(ラジコン) | 08:55 PM |
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