2013,07,21, Sunday
さて、今年も行ってきました第52回日本SF大会は、広島市での開催でした。 毎年のことながら、日本SF大会ではほとんどディーラーズルームにはりついておりますので、企画のレポートは基本的に書けないのです。 そんなディーラーズルームでのお楽しみが、トップ画像にもしました、加藤直之さんのライブペインティング。見る見るうちにアウトラインが出来上がり、一日目が終わる頃にはここまで出来上がっておりました。二日目には細部をさらに描き込み、背景までつけられていたのですが、そのあたりはYoutubeなどで公式の動画が公開されるはずですので、そちらをご覧下さい。 今年もディーラーズルームでずっと売り子をしていたわけですが、直前になって委託を受けた『水玉蛍之丞 さんぽアイコンポストカードセット』が大変好評で飛ぶように売れていきました。二日間で80セット。 100セット搬入と聞いた時はいくらなんでも多すぎると思いましたが、すみません。なめていました。 というわけで例年よりもディーラーズルームで忙しくしていたのですよ。 企画とオプショナルツアーの話は▽続きの下にあります。 一応はゲスト枠で参加しているわけで、企画も一本担当しています。『Kindle Direct Publishingの真実を語る部屋』と称しまして、KDPで出版を考えておられる参加者さんたちの為に、 ・現在の日本の電子書籍の世界の状況はどうなっているか ・KDPで出版するための手順とハードル ・KDPで出版するとどんなデータが見られるか ・そのデータをどう読むか ・どんな本が売れるか ・どうやったらよりたくさん売ることができるか などについてお話ししました。途中から『Gene Mapper -full build-ジーンマッパー』の藤井太洋さんにも登壇していただき、リリース前・リリース後にどんな周知活動をされたかなどについて、大変参考になるお話をいただきました。 今回の大会中、他の企画でもあちこちで『電子書籍』『KindleDirectPublishing』の話が出ていたと聞きましたが、その中でも一番、「出品者」に特化した話ができたと思っています。 さて、大会当日はこのくらいで、今年は日曜の夜も広島に泊まり、月曜日に開催されたオプショナルツアー『陸上自衛隊とミリ飯ツアー』にも参加してきました。 見学したのは 広報の方からこの基地の役割などのお話を聞き、陸上自衛隊全体のプロモ映像を観た後、食堂(600人くらいが同時に入れる、でっかい大学の食堂を想像すればだいたいにたようなもの)に行き、隊員の皆さんが食べているのと同じメニューをいただきました。 「同じメニュー」というのも、基本的に選択肢がないから。ごはんは白米と麦ご飯を選べて、じぶんでよそうので量も調整できますが、それ以外はすべて同じメニューです。 画像で見ると量は普通に思えますが、テーブルにあった週の献立表によるとこれで1200Kcalくらいあるそうで、厳しい訓練を行う陸上自衛官のために、高カロリーな食事になっているそうです。(ちなみに太るといろいろ任務に支障が出るので、隊員は各自自己管理) 食事の後、ボディアーマー、スターライトスコープ、ガスマスクなど、実際に使用しているものを体験させてもらいました。 ボディアーマーはケブラーを板状に積層したものが内蔵されていて、これだけで17kgほどあるそうです。ガチガチです。着ている人を軽く殴ってみましたが、手の方が痛かったです。殴られた方は「軽く押された」程度に感じたそうです。 営内にはコンビニチェーンのポプラが出店していましたが、Tシャツやタオル、手袋、ベルト類、帽子類など、すべて自衛隊迷彩のものがずらっと並んでおり、見た目がサバイバルゲーム用品店のよう(笑) 価格はTシャツ(肌着)1800円とか、バスタオル1500円とか、日用品価格だったので、考えようによっては「安い!」とも言えます。 広い営内のあちこちで訓練のかけ声が上がっていて、日常から大変なお仕事なのだということがよくわかりました。 午後2時頃に基地をあとにして解散。私はこの後、竹原に移動したのですが、その話はまた後日。 なお、来年の日本SF大会はつくば市での開催が決定しています。第53回日本SF大会 なつこん 公式サイトをご覧下さい。
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| お仕事(小説/SF) | 11:18 PM | comments (0) | trackback (x) | |
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