2022,05,15, Sunday
ゴールデンウィークの翌週という行楽地が空いているタイミングを狙って、兵庫県北部のハチ北にあるグリーンパークハチ北でキャンプしてきました。 当日は三日ほど降り続いた長雨の終わり。実のところキャンプ場近くのスーパーマーケットで買い物をしている時はまだ霧雨くらいの細かい雨粒を感じることもあるようなタイミングでした。 コロナ禍のせいでこのキャンプ場は3年ぶり。周辺にも新しいキャンプ場ができたりしてて、ネット経由で予約できるようになり区画も増えていました。「行ってみたら場所が空いてなかった」がないので、予約できたほうがありがたいです。 チェックイン時間前だったのですが、前日からの利用者はいなかったのでOKをもらいました。 サイト選びは以前通り早い者勝ちなのでどこでも選べたのですが、ここのキャンプ場らしい木立の中のサイトは長雨でまだ地面が柔らかかったので、広場側の炊事棟にもトイレにも近い場所を選びました。 今回は釣りをしませんでした。車で1時間ほどにはカニで知られる香住港があるし、少し時期が早いですが自然の川を利用した管理釣り場もあるので行こうと思えば行けたのですが、直前の水曜にホビーショーがあって静岡まで日帰り往復。翌日の木曜は大学で講義があり、体力的に厳しいと思ったので、睡眠時間を優先しました。 そのおかげであらかじめ夕食のメニューを決めて野菜も切って冷凍したものを持っていけます。とはいえやっぱりメイン食材は現地のものを仕入れたいので、途中の道の駅の地産品コーナーで「但馬の郷ペパーポーク」と「但馬鴨砂ずり」とミニトマトを購入しました。この辺りは香住漁港の海産物だけでなく「但馬牛」「八鹿豚」「但馬鶏」などブランド肉がたくさんあって米どころでもあるので、なんでも美味しいのです。 選んだサイトは炊事棟のすぐ横。 今回は風はそれほど強くない予報だったので、ColemanツーリングテントSTを持っていき小川張り。ただ、出入り口の目の前が2メートルくらい落ちている崖だったので、風下側にポールを追加して出入口を作りました。 テントの設営が終わったら、スキー宿街にある温泉『ハチ北温泉 湯治の郷』に行ってお風呂です。とろとろの美肌効果が高そうないいお湯でした。 キャンプ場利用者には100円引きチケットがもらえますが、営業していないこともあるのであらかじめ公式サイトで確認していきましょう。 夕食は「但馬鴨砂ずり」を使ったアヒージョですが、砂ずりすこし多かったので少し串に刺して先に塩焼きで食べました。これも美味かった。 また一緒に買ったトマトも近頃にないほど味が濃くて、調味料がいつもの量だとトマトの酸味が勝ってしまうのでだいぶ足したりしましたね。 その後は焚き火を眺めながらバーボンをちびちび。 でもフリース着ていても寒いくらいの気温になってきたので早々にテントの中でミノムシになりました。さすがはスキー場で知られるハチ北です。天気予報で発表されている近くの豊岡市の温度の-5℃くらいというのが、そのスキー場のゲレンデからすぐの場所にあるこのキャンプ場あたりの体感気温ですから。 森の中のキャンプ場なので、一日中鳥や動物の声が聞こえてきます。森の中を散策する散歩道も整備されているので、自然を堪能できますよ。 朝は、昨夜のアヒージョで残ったオリーブオイルを使ってペペロンチーノを作りました。スキレットでパスタを茹でながら、カセットコンロの方では自宅で切って来たキャベツと、道の駅で買ったトマト、それにペパーポークを炒め、最後に混ぜ合わせて調味料で味を調えていただきます。 そしてまたしてもペパーポークは多すぎたので何枚かそのまま焼いて食べました。いやもうホントになんでも美味い。 長雨のせいでしょうか、拡張されてサイト数が増えたのにこの日の予約は7組だけということで、隣とも離れていて気持ちよくキャンプできました。 避暑地でもあるので、また夏に行きたいなあと思っています。 |
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