京都精華大学ではAdobeIllustratorを使ったDTPを教えている私ですが、最近、専門学校などで「ライトノベルの書き方」を教える特別講義(年一とか半年一とかに講義するから『特別』なのであって、内容が高度だからとかいう理由ではありませんよ、もちろん)を頼まれることがたまにあります。
『1作(ライトノベルには持ち込みという選択肢はほぼないため、この場合は大賞応募作という意味)書くのはそれほど難しくない。時間も自分の好きに使えるし、誰に強制されて書くわけでもないのだから、好きに書けばいい』という理由で、そんな時私は「2作目以降……つまりデビューしちゃってから次の作品を書くときのために、作品作りのネタを仕入れる方法」を紹介しています。
主に、ハリウッド映画あるいは名作映画を見て、分析し、そこから自分の作品作りに参考になる部分を抜き出す作業の具体的な方法論です。
これを逆に使えば、おおまかなアイディアの段階からストーリーを組み立てることもできるようになるわけで、実戦的という意味で大変有効なエクササイズだと思っているわけですが。
ハリウッドで脚本を書くための教科書として長年使われてきた名著が、日本語訳されたというので、早速紹介しておきます。私も買いました。(まだ読んでないのかよ!)
映画脚本家を目指す方はもちろん、ライトノベルに限らず小説家を目指す方にもぜひ読んでいただきたい。
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| 12:44 PM |
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