2011,08,29, Monday
もともと同人誌用に書き下ろした作品ですが、なんとなく縁を感じたので無料電子出版サイトで公開してみました。 『ザ セカンドドア』 pdf形式ですので、ダウンロードしてiPadの何かのアプリに読み込むのがみやすいとおもいます。版面は文庫を想定したサイズです。 内容は、フェイクドキュメンタリー手法のホラー。手記・ボイスレコーダー(のテキスト起こし文)、twitter風のチャット画面で構成してみました。ある種の実験小説ですかねえ。 以前電子書籍で発表した『CSI:MARS』や『つきがちがってはつかえない』と比べるとえらく長い(文庫版面で40ページ以上ありますからね)ですが、 ダウンロードして読んでいただけるとありがたいなあと。 |
2010,11,29, Monday
12月11日のイベントに出ることになっていたようです(他人事みたいな言い方なのは、ずいぶん前にイベントの日付の連絡だけ受けてて、出ることになってるってのは最近知ったから)
昨年も参加した「ノベルなび大賞授賞式」と一緒に行われる「N-1グランプリ」(この名称も昨日知ったところ。それも下のリンク先告知サイトを見てはじめて)。三題噺と同じ要領で行う、即興小説&朗読イベントです。 京都精華大学サイト内のイベント告知 で、なんだか京都新聞には記事も出ていたようです。 この記事じゃあ、まるで「ノベルなび大賞授賞式」よりこっちがメインイベントみたいですね。昨年はあくまで大賞授賞式のオマケイベントとしてやってみたものだったのですが。 場所が毎週通っている京都精華大学なのは助かります。 生徒たちも来てくれる(ていうか気軽に参加してくれる)といいなあ。 |
2010,10,05, Tuesday
新刊の『災厄娘inアーカム』が本日取り次ぎに搬入になりました。たぶん明日くらいから順次全国の書店に並ぶ? ことでしょう。
?がついてるのは刷り部数がアホみたいに少ないので事前注文のない書店には配本されないだろうな、というところから。 amazon.co.jpには金曜くらいに登録されていたのですが、著者名が新熊さんの名前だけになっていたので、最近できた新機能の『著者セントラル』とやらから追加をお願いして、今日の昼頃にやっと共著者として並記されました。 まだ書影は掲載されていません。 あ、ちなみに現在「一時的に在庫切れですが」と表示されていますね。たぶんamazonも事前注文してなくて、何冊か予約が入っちゃったためにこういう表示にしてるんでしょう。 そんなわけで、できましたら、amazonの中の人が勘違いして大量注文を出しちゃう位の勢いでカートに放り込んでいただけますと助かります。(笑) |
2010,08,08, Sunday
2010年の日本SF大会は、久しぶりの東京開催ということもあって、大変な盛況となりました。会場のキャパシティの関係で来られなかった方も多いと聞いています。
そんな大会でも、私はディーラーズルームでず〜っと座っていたのでしたけど(笑) そのディーラーズルームと併設のイベントとして、加藤直之さんのライブペインティング『パワードスーツ』が開催されていたのは、大変な眼福でした。 下の動画は、そのライブペインティングの様子をコマ録りで撮影したもの。二日間の作業が約4分で見ることが出来るというものです。是非。 この『パワードスーツ』はロバート・A・ハインライン著 矢野徹さん訳の『宇宙の戦士』(早川書房刊)のイラストとしてデザインされた物であることは、SF者ならば誰でも知っていることなのでした。 実はこの撮影用のカメラのすぐ右横に、実物大で制作された同じパワードスーツが展示されていました。 わたしはそのパワードスーツの遙か末の子孫とも言えるホビーロボット「らんち坊」(タミやん2号。タミやんは改造作業中で動かせなかったもので)を持って行っていたので、一緒に記念撮影してきました。 この画像はiPhoneで撮影したものですが、あまりに大きさが違うために私自身は床に寝そべって、右手でらんち坊を持ち、左手でiPhoneを操作して撮影しました。 もちろんSF大会ですから面白そうないろんな企画が多くの会議室で行われていたのですが、わたしはいつも基本的にディーラーズルームに座っています。なのでいつも私のレポートは簡単にしか書けないのですが、二日目には、少しだけ企画を観に行きました。その様子は▽続きの下で。 続き▽ |
2010,08,02, Monday
8月になりましたので、来月の新刊の予告なぞ……。
twitterの方ではだいぶ前につぶやきましたが、青心社から9月に久しぶりの新刊が出ます。 新熊昇さんとの共著で、タイトルは『 新熊昇さんは同じく青心社から『アルハザードの遺産』『アルハザードの逆襲』を出しておられる方で、この作品もその流れの中にあるいわゆる『クトゥルー』作品に含まれるものです。 舞台は現代のマサチューセッツ州アーカム(「クトゥルー」世界の中では有名な架空の都市)。ミスカトニック大学(こちらも同じく架空の大学)に新任で赴任してきたアイリーン・ウェスト准教授が巻き込まれる、太古から存在するディアブロという怪物にからんだ騒動を描いた作品です。 もともと新熊さんが書き上げた作品があったのですが、それにあとから私が加筆修正、再構成をするという形での「共著」となりました。 カバーイラストは、『魔術師オーフェンはぐれ旅』(富士見書房刊)シリーズや『レディ・ガンナーの冒険』(スニーカー文庫刊)シリーズの草河遊也さんが、まさに今! 描いてくださっているところです。 また刊行が近くなりましたらお知らせしますが、とりあえず速報ということで。 |
2010,06,19, Saturday
そもそもは、Appleが発売したKeynote for iPadが、Mac版のKeynote09に完全対応(Keynoteで作ったプレゼンを完全に再生できる)していればこんな面倒なことはなかったのです。純正のくせに中途半端なアプリを発売したAppleには十分反省して、一刻も早く完全対応版にアップデートしてもらいたい。
※一応説明。「Keynote」というのはApple純正のMacintosh用ソフトウェアで、MicrosoftPowerPointにあたるプレゼンソフトです。 さて、何の話かというと、iPadをディーラーズルーム(同人誌即売会のようなもんだと思ってもらえばいいです>わからない人)の書籍紹介ディスプレイとして使用しようと買う前から考えていて、Keynoteがあればそれが簡単にできると思ってたんですね。 ところが、前述の通りKeynote for iPadはMac版のKeynoteに完全対応ではなかった。よりによって、秒数指定で自動的にページを切り替える機能に対応してなかったのでした。 これではまったく使えない。 早々にKeynote for iPadには見切りをつけ、他の方法を模索しました。 続き▽ |
2010,05,03, Monday
第9回ライトノベルフェスティバルに参加してきました。
今回の会場はJR板橋駅近くのハイライフプラザ板橋2階ホール。結構広い会場だと思ったのですが、会場間もなくどんどん参加者が入ってきて、作家も入ってきて、なんかえらいことになりそうだと思ったら、最終的には参加者200人超、作家40人超というすごいことになりました。 企画は3つ。 「ココロの距離の縮め方 〜平坂読さん・伏見つかささん 対談〜」 「ライトノベル トーキートーキー」 会場をいくつかにわけて、参加者各自が好きな企画に参加するという、 SF大会に近い形式の時間。 「ガトウ式青春講座」(賀東招二さんインタビュー) 「参加者は、名前が発表されていたゲストさん目当ての新規参加者が多い感じです」とは実行委員長さんの言葉。 私がはじめて参加した第1回以来(この前に『第0回』が開催されているので私も皆勤ではないです)年々参加者が増え続けてきたのですが、ついに200人を超えた参加者が、それぞれの企画を楽しそうに聞いていたので、イベントとしても大成功といって良い出来だったのではないでしょうか。 イベント終了後、恒例の懇親会に参加した作家&スタッフが総勢45人。何が起こったのかと思うような大人数で、たくさん声をかけていただきました。なんでそんな名前知られてるんだ? 俺風情が。 ともあれ、スタッフのみなさん、企画に出演されたみなさん、お疲れ様でした。また来年もよろしくお願いします。 あ、そうそう。来年のLNFは、10thアニバーサリーということで、ついに宿泊型イベントになるそうですよ。今から楽しみです。 |
2010,04,10, Saturday
めずらしくコラム仕事を引き受けたと思ったら、大阪(特に大阪市中心部の新町周辺)の歴史を紹介する特集の雑誌に「通天閣ロボ」をネタにしたコラムを書くという空気読めないっぷりを披露してしまいました。 そんなわけでここで紹介するかどうか迷ってる間、発売から少し遅れてしまったのですが、やっと踏ん切りが付いたのでご紹介。 「通天閣ロボをネタにしますよ」というのは編集さんに言っておいたんですが、特集記事がこうだとは知らなくてこんなことになってしまいました (笑) 『大阪春秋』No.138に掲載。1ページのコラムです。 (右画像は、3月20日の日本橋フェスタでお披露目のステージから戻ってきたところの通天閣ロボ) |