2010,02,17, Wednesday
先月、SFファンダムの大先輩である柴野巧美さんの訃報があったばかりなのに、またもや偉大な先達が亡くなったと聞きました。
翻訳家の、浅倉久志さん。 多数の訳書を残され、特にコードウェナー・スミス(「人類補完計画」という単語に聞き覚えのある人はこっちが原点だから読むように)やジェイムズ・ティプトリー・Jr.(ペンネームは男性名だが本当は女性だった。日本のSFファンダムでは『ティプトリー・ショック』と語りぐさになっている)、R.A.ラファティ(ユーモアSFが多くて翻訳は本当に難しいらしい)、そして映画『ブレードランナー』の原作である『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』(拙作『シャーロットはガラスの靴の夢を見るか』はこの作品のタイトルからきたもの)のフィリップ・K・ディックなど、異色の作家を多数担当され、特に『たった一つの冴えたやり方』(ティプトリー/ハヤカワ文庫)や『高い城の男』(ディック/ハヤカワ文庫)は名訳とされています。 本当に多数の訳書があり、SF読みでこの人の訳書を読んだことがないなんて人はいないでしょう。『大浅倉』とまで呼ばれた方。 続き▽ |
2010,01,31, Sunday
26日の日記に書いたイベント『第1回 ノベルなび大賞 授賞式と記念講演』に行って参りました。
会場の京都嵯峨芸術大学 罧原キャンパスというのは、阪急嵐山線の松尾という駅に近く、同駅前からスクールバスが出ているらしい。11時30分に現地集合ということらしいので、朝9時に自宅を出発したのでした。 途中、日本橋で喫茶店のモーニングを食べていったのですが、電車の接続がうまくいったおかげで予想外に早く着いてしまったので松尾駅のすぐ前にある松尾大社にお参りに行きました。 さらにその境内にお蕎麦屋さんがあったので、「大学の近くには食べるところ無いですよ」と言われていたのを思い出して、温やまかけ蕎麦(右画像)をいただいてから、神社のバス駐車場を兼ねているスクールバス乗り場に行きました。 続き▽ |
2010,01,26, Tuesday
突然ですが、1月30日(土)に京都で開催されるイベントに出演することになりました。
『第1回 ノベルなび大賞 授賞式と記念講演』というイベントです。 ノベルなびとは、超短編小説で京都の観光振興をしようという企画で、私は作品こそ提出していませんが、初期段階から口を出させてもらっている企画です。 今年はさらに新たな展開として、ゲームノベル的なコンテンツにも手を広げようということで、また企画段階からいろいろと動いているのですが、それとは関係なく。 当日は、「超短編実践講座〜作家が会場でお題をもらって創作〜」というコーナーで、いわゆる三題噺超短編の即興執筆に挑戦します。 さて、どうなりますことやら。 参加は事前登録制ですので、下のリンク先からぜひ。三題噺のお題は客席からいただきますので、無理難題を押し付けたい方もお越し下さい。 第1回 ノベルなび大賞 授賞式と記念講演 |
2009,12,05, Saturday
今日は朝からロボットのイベントに行っていたのですが、そのレポートは明日にすることにして、とりあえず一件、仕事に関する報告をば。
拙著『シャーロットはガラスの靴の夢を見るか』の台湾版の見本が、本日自宅に届きました。 続き▽ |
2009,11,22, Sunday
さて、雲魂の本会が終わったあとはお約束のそばツアー二日目。(って、おい、本会のレポートは? という方は、来年参加しましょう。わりと毎年同じようなことをやってるイベントですから)
今年の二日目のそばツアーは、今年睡眠時間を削りに削ったまま参加して雲魂中の睡眠時間2時間、そのまま大阪へ帰るわたしに配慮してもらって、境港方面に行くことになりました。私は前日にも境港に行ってるのですが、前調査してなかったせいもあって結局食事にありつけなかったのは、前の日記の通り。 そのリベンジもかねて、というところでしょうか。 #なお、この日記も、後日本来の22日に移動します。 続き▽ |
2009,11,21, Saturday
というわけで雲魂レポですが、ほぼくいもの編だけで終わると思います。イベントの中身が知りたければ参加しなさいと言うことで。(だけではないが、まあそういうことにしておく)
ところでこの日記はとりあえず11月23日の日記としてアップしますが、後日本来の日付である21日に移動します。 今回の雲魂は三連休中の開催なのでした。例の高速1000円政策の影響で渋滞も予測され、それを回避するため行き道は例年よりずっと早いスタートを余儀なくされた。(深夜割を利用するためにもっと早く出たこともあるけど、それはこっちの事情での早出なので誰かに文句を言えるものではない)そのため、午前四時ごろに池田ICから中国道に上がることに。 その時は、朝食を食べるのにあんな苦労をするとは神ならぬ身の知るよしもなかったのである。 続き▽ |
2009,10,05, Monday
10月24・25日に名古屋で開催されるDAINA☆CON 20。
出演する企画が決まりました。 最初、ホビーロボット…特にタミやんで企画やって下さいと頼まれたんだけど、上手い切り口が思い付かなくて、T-CON2009でJRの澤さんがやってたみたいに動画を流しながらいろいろ話そうか、と考えていました。でもなにか、地方SFイベントらしい切り口が欲しいなあ、と思っていたのです。 そんな時、mixiで、あるマンガ家さんがやって来られることを知りました。 続き▽ |
2009,07,06, Monday
栃木県は那須塩原のホテルニュー塩原にて開催されていました『第48回日本SF大会 T-CON2009』に参加してきました。
いろいろあったのですが、レポートは本家のサイトの方にアップしました。ので、ここでははとりあえずいちばん嬉しかった出来事から。 久しぶりに来られた2007年のワールドコン以来、イラストレーターの加藤直之さんが日本大会にも顔を出してくださるようになって、今回はラッキーなことに著書にサインをいただくことができました。 『バーサーカー 關方偏異の仮面』(早川文庫刊・下のリンクの右側の本)に登場する通称『バーサーカーロボット』です。 左側の本は、もちろんサインしていただいた加藤さんの著書です。 続き▽ |