2011,10,10, Monday
この日記は本来10月10日のものです。後日正しい日付に移動します。
4月末開催予定だった第10回ライトノベルフェスティバル(以下、LNF)が東北北関東大震災で延期になって10月8日に開催されたので、今年も行ってまいりました。 ここ数年はディーラーズルームで本を売りながらパネルを聞くイベントになっていたのですが、今年は直前になって企画の司会役を頼まれていたのです。 今年のLNFの企画は3本。 「さがら総と終わらないラブコメ」は、『変態王子と笑わない猫。』(MF文庫J刊)でデビューし次々と続編を発表しているさがら総さんへのインタビュー。 企画開始時、参加者の出足が遅くてどうなるかと思っていましたが、企画中にどんどん客席が埋まっていって、またノリも上々。楽しんでいたようです。 キャラクターの名前に対するこだわりとか、私が聞いていてもなかなか参考になるところがありました。 お昼休みを挟んで2本目の企画は「LNF10周年企画 〜ライトノベル、これまでの10年・これからの10年〜」と題し、ライトノベル研究家の極楽とんぼさんと、LNF初代実行委員長がライトノベルの歴史をざっくりと振り返るという対談パネルです。客席から関係者や一般読者を呼び上げて時代時代の代表作について語ったりしていました。 実はこの時間帯、わたしはこの次の企画の打ち合わせのために別室にいたので、後半しか聞くことができませんでした。実際にはスタッフからゲストに聞いて欲しいことのリストを受け取って、どの程度まで話していいかとか軽く打ち合わせただけなのですけどね。 そして私が出演を頼まれていた3本目の企画は、「あざの耕平に隙は無い! 〜作家生活から作品まで、全部入り〜」というタイトルでありました。 題名の通り『D-クラッカーズ』『Black Blood Brothers』『東京レイブンズ』(すべて富士見書房刊)のあざの耕平さんへのインタビュー企画なのでした。 実はあざのさんとは旧知の仲で、草河遊也さんが『Black Blood Brothers』の挿絵を担当していたこともあって、そのあたりの事情は私も知っていたりするのですが……。 あざのさんがなぜか「スロースターター」と評されている理由はなんなのか、などなかなか面白いお話を伺えました。あと、リレー小説『ねこのおと』(富士見ミステリー文庫刊・絶版)の壮絶なこぼれ話の客席ウケが良すぎ(笑) 2本目の企画が20分くらい時間を圧してきたので、すなおにやると企画時間がすごく短くなってしまいそうでしたが、盛り上がっていたので止めるのも良くないだろうと思って、さらに10分押しにしてしまいました。 今年のLNFは第10回記念ということで、合宿企画もあったのですが、そこで何があったかは、参加した人の心の中にしまって置いた方がいいだろうということで、レポートはこのくらいにしておきます。 なお、このLNFにはNHKから取材が来ていました。 11月に放送される「MAGネット」という番組で少しくらい映像が流れるかもしれません。
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| お仕事(小説/SF) | 08:51 PM | comments (1) | trackback (x) | |
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コメント
はい、 MAGネットTV 「ラノベ特集」しっかり ちらっと映りましたよ。
| うじtheお水 | EMAIL | URL | 2011/11/08 10:02 PM | ocCPTryg |
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