久しぶりに木曜日から静岡ホビーショーに来ております。
今回のホビーショーの目玉はなんといってもタミヤがリリースする新設計ラリー専用シャシー「XV-01」です。というわけで、いきなり現物画像から。
密閉(「水密構造」は謳っていません)されたメカボックスは、車体前側が受信機スペース、後ろ側がアンプのスペースだと、担当の説明員さんが言ってました。理由としては、アンテナホルダーが車体の中央にあるので、2.4GHz受信機を積むことを考えたときに、後方に受信機を積んでしまうとアンテナがホルダーまで届かなくて立てられない……ということらしいです。
続き▽のしたに細部画像と説明を書きますよ。
面白かったのは、フロントハブキャリアの構造。ホイルがついたままなのでアングル的にちょっと見にくいですが、小石がユニバーサルシャフトの連結部を直撃しにくいように半分カバーされる構造になっています。また、アッパーアーム付け根のピロボールも下半分がカバーされていて、泥詰まり対策に留意されていることがうかがえます。
新設計サスアームと、シャシー前部裏面に施された、砂/小石排出用の穴。どうしても砂や小石の侵入が防げない(ちょっとくらい入っても動作上問題のない)箇所は、排出しやすいように考慮されています。
また、バッテリーはシャシー裏面の蓋を開閉して交換する形式になっています。
先行発売されるボディレスキット「XV-01 Pro」にも同梱されないホップアップオプションとして、スリッパーがラインナップされています。チタンビスは展示面積の関係か一部だけの展示になっていますね。
最初に書いた受信機/アンプ搭載のメカスペースは実はひとつながりなので、大型のメカでも搭載できそうです。画像がありませんが、このメカスペースは蓋が二重構造になっていて、
「埃の進入は許容するけど冷却を優先したい場合」と、「冷却は悪くなるけどとにかく密閉性を確保したい場合」とで使い分けられるようになっていました。実戦的な配慮だと思います。
最初にリリースされるのがボディレス/TRFダンパーなどのオプション同梱の「XV-01 Pro」、続いてProでない「スバルインプレッサ チーム新井」がリリースされるようです。「現行WRC車両をどんどんモデルアップして下さい」とお願いしておきました。
タミヤではその他に「RM01にカンナムローラを」(もともとディメンションがちょっと違うので型改修が必要らしいです)、さらにヨコモブースでは「GT500シリーズに外国車のラインナップを」(「次」はカローラアクシオのようでしたが、外国車も計画はあるらしいです)とリクエストしておきました。
とにかくXV-01のリリースでRCラリーのムーブメントが来て欲しいと願います。聞くところによると、ドリフト愛好の方たちもXV-01には注目していたようですが……。フラットダートでもドリフトできますよ。
個人的には、XV-01Proのリリースに合わせて、先日入手したグランデプントアバルトS2000を塗り上げておかないと……と思っています。
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RC(ラジコン) | 01:33 AM |
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