すごく久しぶりにレース観戦に行ってきました。
今年はABARTH500が日本のスーパー耐久に出場するというので、必ず行こうと思っていたのですが、なんと鈴鹿ラウンドでは世界選手権のWTCCと併催ということで、今年からフル参戦で凱旋してくるホンダと、(BMW乗りだけど)以前から応援しているトム・コロネルも一緒に観られるというので。
鈴鹿はなんだかすごくきれいになっていました。
グランドスタンド前広場にはラリーレプリカや珍しい外車の展示もあったり、レース以外もいろいろ楽しんだのですが、なんといってもレース!
トップ画像はWTCCに今年からフル参戦し、空気を読まずにすでにメイクスタイトルを決めてしまったホンダシビックのワークスカー。ホンダですがチームの運営はイタリアだそうで、カストロールがスポンサー(個人的にはカストロールというとトヨタのイメージなので)なのも、エースドライバーがタルキーニなのもその影響でしょうか。今回のレースではいいところを見せられず、同じホンダでもプライベーターのミケリスが大活躍しました。
この画像はパドックパスを買うと入れる2コーナーイン側の「激感エリア」という観戦エリアから撮影したものです。このエリアはコースマーシャルのすぐ後ろ、プロのカメラマンが撮影する場所のすぐ近くで、フェンス等もなくかなりの迫力で観戦できました。椅子とかなく舗装もされていないので、ずっとここにいるわけにもいきませんでしたけど。
そしてこれが今回お目当てのABARTH500の勇姿。スーパー耐久ST4クラスにエントリー。この画像は1−2コーナースタンドの2コーナー側2階から撮影しました。
福山英朗さんがドライブ。参加者最年長だそうです(笑)
ル・マンのGT3クラス(スーパーGTの300クラスみたいなパワー制限のないもの)からヴィッツ/フィットクラスのクルマまでが一緒に走るスーパー耐久らしいゴチャゴチャバトル。これも1コーナースタンドの2コーナー側から撮影しました。
決勝レース前、歴代のシビックレースの代表的なクルマ4台がデモ走行。これは嬉しかった。
当時のホンダ社内チーム(というのが正確なのかどうか……)ヤマトカラーは、当時のクルマそのもの。ドライバーも当時と同じだそうです。爆音でした。
実はパドックではこの初代と一緒に走ったワンダー、EG6、EK4の各シビックが整備されているところも見れました。こういうのは、サーキット観戦の醍醐味の一つですね。
ここからがWTCCの画像です。レーススタート直後の2コーナー。
スタートに強いホンダが飛び出していきますが、その後ろはダンゴ状態。ガチンコバトルが売りのWTCCは、ここからのバトルがすごかったです。
ぶつかってるのに押し出すところまではいかない、絶妙のバトルを楽しめました。
これは決勝日朝のウォームアップ走行の様子を、2コーナーイン側の激感エリアから撮影した、ラーダ・グランタというクルマです。ラーダはロシアの自動車メーカー。日本国内で見かけることはまずないでしょう。
これは2コーナースタンドですが、デジカメのバッテリーが切れてしまったためにiPhoneで撮影したもの。
第2レースの終盤、トム・コロネルのBMWがトップに立つところです。
コロネルはこの瞬間のために、土曜日の予選をわざと9位で終える(WTCC独自のルールで、土曜日の予選10位が決勝第2レースのポールポジション、9位なら2番手からスタートできる)という技を見せてくれたのでした。第2の故郷の日本ラウンドだけあって気合いの入り方が違いました。
これはピットウォークで撮影したラーダ・グランタ。
ピットはWTCC優先で、スーパー耐久勢は一つのピットを二つのチームが共有するすし詰め状態。
それでも日本のチームはキャンギャル連れてきてピット前で撮影会を始めるので、ピットでのスーパー耐久のクルマの写真は撮れませんでした。その分、WTCCのクルマをたくさん撮影したんですけどね。
第1レースはポールポジションから逃げ切ったホンダのプライベーター、ミケリスが優勝して、鈴鹿に集まったホンダファンも満足。第2レースは前日の予選から戦略的に勝ちに行ったコロネルが優勝して、個人的にも大満足。
最後に、新しくなった鈴鹿の、パドックエリアへ渡るためのトンネル。これも新しくキレイになっていました。なんといっても、エスカレーターが設けられてラクチンになりましたね。
そのトンネルに貼ってあった「ネタ」。こういうのがトンネル内にたくさん貼ってあって、長い歩きのあいだも退屈せずにすみました。
やっぱりレースはサーキットで見るのも楽しいなあと再確認できた一日でした。
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モタスポ | 08:01 PM |
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