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都築由浩
SFやらミステリやらホラーやらをライトノベルジャンルで書いている作家。
コミック原作・編集デザインなどその他さまざまな職業を兼業する。
クルマ・R/Cカー・自転車・ホビーロボットなど多趣味で、それらの道具や仕事の資料が散らばる自室が常にゴミ箱のような様相を呈していることから、巻末に『9畳のゴミ箱より』と記する。
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2008(C) Yoshihiro Tsuduki
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DAICON7搬入日(後編)
 伊丹空港からテキトーに走って新御堂に乗り、梅田1ビル地下の駐車場にPunto号を駐め、目指すは桜橋交差点南西角の桜橋東洋ビル地下1階の中華料理店『敦煌』。
 ここでは、オプショナルツアーの最後を締めくくる食事会が催されていた。



 時間は20時を20分ばかり過ぎていたと思う。とにもかくにも遅れたことを参加者の皆さんに詫び、近藤博士=エリック・コタニさんを紹介し、席に着く。
 すかさず立ち上がった堀晃さんが、光文社文庫『彗星爆弾地球直撃す』を握りしめ、嬉々としてサインをねだりに行った。(すごい光景でしょ。私も本を持ってくりゃよかった)

 遅参すると連絡しておいた我々のために取り置きしてくださっていた料理をばくばく食う。この後、りんくうまで近藤博士を送り届けなければいけないのだから、飲み物はひたすらウーロン茶だ。
 近藤博士は食が進んでおられないようだった(たぶん機内食を食べてこられたのだろう)けれど、私は朝にコンビニでパンを食べたきり。とにかく今は食う。
 それでもその場の和やかな雰囲気で、オプショナルツアーが成功だったことは感じられた。
 参加者の皆さんがいろいろとツアー中の話を聞かせてくれて、その口調からも喜んでもらえたことが伝わってきた。
 よかった。
 添乗役のKさんと精算の打ち合わせをして、笹本さんに〆の挨拶をお願いし、またも近藤博士とドライブを開始。

 長時間の飛行機にお疲れだったのでしょう、堂島ICから阪神高速に上がって湾岸線に乗る頃には、博士は眠っておられるようだった。
 りんくう駅近くのホテルの場所は調べていたのだけれど、看板が見えにくくてホテルの周囲を一周してしまった。それでも駐車場に駐め、近藤博士がチェックインをしている間にI氏にホテル到着の連絡を入れる。
 ちなみにこの時点で、Punto号のこの日一日の走行距離は194km。時間は22時10分頃だったと思う。朝8時半ごろに自宅を出発して、居眠りもせずよく走ったものだと我ながら感心した。
 I氏は会場の設営を終えて30分ほどで同じホテルに戻ってくるということだったので、近藤博士がエレベータに乗って上がられたのを確認してから自分もチェックインして荷物を部屋まで運び上げ、再びロビーに戻ってI氏を待つことにした。

 そうこうするうちに同じ食事会から電車でやってきた笹本氏ご夫妻が到着。
 I氏とは軽く翌日朝の現場行きの打ち合わせをしてから、部屋に戻った。ほぼ同時に電源OFF。

 1日目に続く。

#この日記は、後日書いたレポートを当日の日付に移動したものです。
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| お仕事(小説/SF) | 11:45 PM | comments (0) | trackback (x) |

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