今日は、授業はないんだけど所用で京都精華大学へ。
実は行きも帰りもなかなかできない体験をしたのでした。
待ち合わせ時間は13時だったので、12時過ぎに京都地下鉄の国際会館駅に到着。ここからシャトルバスに乗って10分ほどで大学に着くのです。
国際会館駅から出たときは晴れていました。遠くに雲があったけれど、十分に明るかった。
それがバスに乗って走り出した途端にザーザー降り出して、どうしようかと思いながら大学に着いた頃には小止みに……。すごいにわか雨でした。
で、帰り道。
叡電で出町柳に出てロッテリアでリブサンドを食べてから京阪特急に乗りましたのさ。
それから約1時間後の15時半頃、その特急がとつぜん萱島駅に停車。本来の停車駅じゃないから、もちろんドアは開きません。そして車内放送。
『守口駅付近で架線故障が発生し、現在安全を確認しております。少々お待ち下さい』
まあ、安全確認だけならすぐ動くだろうと腹をくくっていたら、20分ほど経って再度の放送が。
『守口駅付近で、落雷のため架線が断線し、ただいま全線運転を見合わせております。復旧の目処は立っておりません。なお、最前部と最後部の車両のドアを開けておりますので、降車いただけます』
これを聞いてバラバラと人が立ち上がった。
おそらく京阪に見切りを付けて、タクシーなりバスなりで別の路線の駅に行こうというのだろう。
ここで私が取り出したのがiPhone。GoogleMapとGPS機能を使って、とりあえず最寄りの別の駅を探してみた。
見つけたのはJR片町線の四条畷駅。JR片町線ならば、自宅に帰るのにさほど遠回りにはならない。これならいいだろうと、私も改札に向かって歩き始めたのでした。
で、改札口。ここでまず行列。
なにしろ萱島駅である。土地勘のある人は少ない。
どこに向かうべきか、一人一人駅員に尋ねているんだから時間もかかろうというもの。
ところがこの時点で再度あきらめて今降りてきた京阪のホームへ戻っていく人が多数。何事かと思って聞き耳を立ててみると、なんとJR片町線も止まっているため、使える最寄り駅と言えば地下鉄谷町線の大日駅とのこと。
大日駅と言えば国道一号線と中央環状線の交差点下にある駅。ここからだと、4〜5kmはありそう。
しかもここは萱島駅。大日方面行きのバスはなく、タクシーもほとんど回ってこない。
(こうなったら同じ方向に行く人に声をかけて四人くらいでタクシー相乗りして行くか)
そう思って乗車賃の払い戻しを受けて改札を出ました。払い戻しは20円……あ〜。
さて、タクシー乗り場を見ると、五〇人は並んでいる。そして五分くらい見ていたけれど、タクシーは1台も来なかった。
え〜い、面倒だ。歩いてやれ。
そう思って歩き始めたのでした。並んでいるよりも、途中で流しのタクシーを拾った方が早いという気もあり。
ところが見えるタクシーはことごとく『賃走』か『回送』。どうにもなりません。
そうこうするうちに京阪線沿いに二駅あるいて、見覚えのある『古川橋』駅に。ここは、運転免許試験場があるので何度か来たことのある駅だったのでした。
何度かiPhoneでGoogleMapを確認しながら、てくてくと歩きましたよ。大日まで。
途中駅構内を通過した京阪門真市駅では、まだ『全線運転を見合わせております』という放送が流れていたので、あのまま座っているよりは早かったんでしょう。
大日駅に到着したのは、17時半ごろでした。
しかし、精華大に通うようになって1年半で3回、乗ってる電車が止まってしまいましたよ。
一度目は近鉄奈良線で、前の車両が人身事故を起こして現場検証のため。
二度目はJR京都線で、線路下のトンネルにトラックが接触したための安全確認で。
で、三度目は落雷による架線断線。
電車ってこんな頻度で止まるもんだったっけ。
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| 11:53 PM |
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