今年も幕張で開催されている秋のホビーショーに行ってまいりました。
といっても今年はR/C関係で今ひとつ出物感がなく、業者日の人手も寂しいショーでした。
そんなわけで、いつもの速報画像は無しで、私感たっぷりのレポートのみでお届けします。画像が多いので重いかもしれません。
RC部門に関しては各社とも精彩を欠いた今回のホビーショー。唯一気を吐いていたのがABCホビーでした。
同社の傑作4輪駆動MシャシーGENETICを一回り小さくしたようなLeggeroが新製品。RTR(塗装・メカ積み完成車)として発売されます。ボディに1/10軽カーを選んだのがABCホビーらしいところ。しかも、軽スポーツカーのABC+Cと呼ばれる4車種です。
つまり、オートザム(マツダ)AZ-1、ホンダBEAT、スズキカプチーノ、そしてダイハツコペンというラインナップ。今回展示されていたのはAとCでした。(Bともう一つのCも、試作品の1/18サイズのは見せてもらいました)
「軽シリーズといえばやはり初代TODAYは外せないでしょう。せっかくパトライトも売ってるんですから」とリクエストしておきました(笑)
下画像は、こちらも新作のセリカ1600GT。Mシャシー210mmのボディです。 ものすごいいい出来。
タミヤのブースでは、1/12タムテックギアで発売されていたカウンタックLP500が、1/10のTT-01でも発売になるという展示。
タムギアがよほど売れたのか、「1/10で出せ」という声が余程多かったのか、聞きそびれてしまいました。
そして、京商が1/43ミニ本格R/Cとして展開しているd-nanoにも、LP500の姿が……。
なんか、30年前のプラモデル業界の「とりあえずカウンタック出しとけ」状態みたいで、「他にモデルアップする車種があるでしょ」といいたくなる。
いくらカウンタックが人気車種でも、こんなにあちこちから出したら食い合っちゃうでしょう。 R/C業界の双璧たるタミヤと京商なんだから、もう少し考えて欲しかったなぁ。
タミヤのR/Cの新製品といえば、これだけは紹介しておきましょう。バギーシャシーのDF03に短いサスアームを組み合わせてラリーカー仕立てにしたDF03Raです。ラリーカーを盛り上げるには、新作ボディに期待したいところ。
こちらはタミヤのプラモデル展示のコーナーから。1/12のレーシングチームクルーセットが再販される模様。ディスプレイしたいタムギアGT-01マニアには必須アイテムかも。
もっと残念な流れが、なんとM車のボディの世界ではっきりと見えてきたのも、今回のホビーショー。
せっかくABCホビーさんが、「高価になっても、モデル化権を取って、しっかりしたディテールで格好いいボディ」という流れを作ろうとしているのに、こんなのが出てきてしまう。
目を覆いたくなるFIAT New500(と思われる)。アトラス
もはやベース車がなにかすらわからない。スズキの軽トラ? アトラス
久々のルノー5ターボ(と思われる)のモデルアップもこれでは……。Option No.1
で、R/Cとはぜんぜん関係ないこぼれネタです。
以前からネタになっていたシュレーディンガーの猫耳少女。 まだ発売されてなかったのか。本当にこの発売予定で出るのか?
ピンキーストリート『スカイクロラ』。主人公の函南優一の もあったんだけど、ヤローはどうでもいいので草薙水素だけ。
『鉄道むすめ』『バスむすめ』はもちろん、女性自衛官フィギュアも新作が出続けているようだ。
以上。私見にまみれたホビーショーレポートでした。
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RC(ラジコン) | 01:08 AM |
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