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2010,01,23, Saturday
小説のネタ本として読んだ本ですが、非常に興味深かったので、古生物学の本を紹介します。
『ワンダフル・ライフ?バージェス頁岩と生物進化の物語』スティーヴン・ジェイ グールド (ハヤカワ文庫NF) 『カンブリア紀の怪物たち?進化はなぜ大爆発したか 』サイモン・コンウェイ・モリス (講談社現代新書) 「カンブリア紀の大爆発」あるいはその時代の軟体動物の化石が多数出土した「バージェス頁岩」については、非常に興味深い生態系ですのでそれだけでSF小説のネタにできるほどなのです。特に、地球外生命体の生態系を考えるときにとても参考になるので、私にとっては欠かせない勉強なのですよ。 そんな資料の中でもこの二冊はかなり新しいデータを元に書かれており、しかも進化論に関して対立する仮説に基づいて書かれた相互補完関係にある本といっていいでしょう。 できれば二冊併読されることをおすすめします。ただし、続き▽に書いたことには注意して。 続き▽ |



