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都築由浩
SFやらミステリやらホラーやらをライトノベルジャンルで書いている作家。
コミック原作・編集デザインなどその他さまざまな職業を兼業する。
クルマ・R/Cカー・自転車・ホビーロボットなど多趣味で、それらの道具や仕事の資料が散らばる自室が常にゴミ箱のような様相を呈していることから、巻末に『9畳のゴミ箱より』と記する。
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2008(C) Yoshihiro Tsuduki
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雲魂参拾参&島根観光2024
雲魂参拾参&島根観光2024
 毎年開催されるわけではないのですが、うんこんというSFファンイベントが島根で開催されています。元々は「島根SFコンパ」と呼ばれていた通り、日本SF大会のような格式ばった大規模イベントではなく、ほぼ身内の集まりといった感じが心地よくて、できるだけ参加しています。今年は11月30日〜12月1日という日程で開催されました。
 ただ、この時期の島根県行きは少々注意が必要です。10年ほど前には中国自動車道から分岐する米子道が「冬用タイヤ装着規制」を行っていたこともありました。チェーン(ホイールハウスに余裕のないPunto号にはつかないので)はおろかスタッドレスすら履かない私には特に。
 昨年行った時は、米子道と間違えて鳥取道に入ってしまい、かなり長い距離を日本海沿いの一般道を走ることになってしまいました。
 が、今年は最初から鳥取道を走る予定で旅程を組みました。ほとんどが対面通行の鳥取道、走行料金が無料なので。
 3:55頃に中国池田から中国道に乗り、鳥取道(無料区間)へ。
 昨年は鳥取市の手前で一般道に降ろされて、山陰道の乗り口をやり過ごしてしまって米子まで一般道を走る羽目になったのですが、今年は工事が進んで鳥取道から直接山陰道(無料区間)に乗ることができて快適に移動できました。
 といってもこの時期の早朝時間帯の鳥取道、所々に設置されている外気温計が1℃とか2℃とかを表示していて、しかも所々小雨で路面が濡れている……。橋の上とかだと凍りかねない条件なので、緊張はしました。
(このまま松江まで一般道なしで走れるかな〜)
 と思っていたのですがそうはいかず、まだ未開通区間があり「はわいIC」(ちかくにはわい温泉があるところでしょう)で一般道に降ろされ、そのまま北栄町(『名探偵コナン』の青山剛昌氏の出身地で、コラボした町おこしを行なっているところ。以前行ったことがあり、そのレポートはこちら
 一般道といっても9号バイパスなので、この間信号は1箇所もありませんでしたが。

 琴浦町から再び山陰道(無料区間)に上がり、米子・松江(松江を超えたあたりから有料区間になります)を越えて宍道湖に着いたのは午前9時前でした。途中SAなどでいっぱい休憩したのですが、やはり早すぎます。国道9号ではなく、宍道湖の北側を大回りして走ることにしました。
 目指したのは、島根県立宍道湖自然館ゴビウスという水族館です。島根県立ということもあり、中海と宍道湖という汽水湖の魚たちの展示が充実しています。また、タッチプール(魚や水中の生き物を触れる展示)も充実していて子供達が喜んでいました。
 ページトップの画像はその中で撮影した河川ジオラマ水槽の様子。イワナと中国地方固有のイワナの仲間で絶滅危惧種にも指定されているゴギが泳いでいます。イワナは婚姻色なのか真っ赤になっている個体もいますね。
宍道湖グリーンパーク
宍道湖の鳥たち そのゴビウスの隣で宍道湖畔にあるのが宍道湖グリーンパーク。入場無料の施設ですが、ここの2階には望遠鏡が設置されていて宍道湖にいる水鳥を見ることができます。
 11月末という季節柄、冬鳥がたくさん来ていました。潜って魚を咥えて上がってくるコガモの姿も見られて大変楽しめました。
 実はバードウォッチングは中学の時に部活の一環で淀川で行われた体験会に参加して、めっちゃ面白くて「あかん。こんなんにハマったらバカ高いブランドものの双眼鏡欲しくなるやつや」と思って封印した趣味なのですが、やっぱり楽しかったです。

 ゴビウスとグリーンパークで思ったより時間が過ごせたので、次は昨年貸切予約が入っていて食べられなかった『かくれ庵』で釜揚げそばです。
かくれ庵
釜揚げそば
 その名の通り、「本当にこの先に店があるの?」と思えるような田んぼの真ん中の道を走った先にある、いっけん普通の民家のようなところに入っていくとあるお店です。「釜揚げそば」は出雲そば特有の食べ方で、蕎麦湯で満たされた器に蕎麦が入って出てきます。ここに蕎麦つゆを注いで味を調整しながらいただく温かい蕎麦です。おいしいですよ。

荒神谷博物館看板


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| お仕事(小説/SF) | 04:22 PM | comments (0) | trackback (x) |
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