このエントリは本来先週の日曜日のものです。後日本来の日付に移動させますのであらかじめご了承ください。
あれは金曜日のこと、Milano号がパンクしていることに気がついたのでした。二日前に乗った時は異常の無いままだったので、たぶん、以前から調子が悪かったバルブ(空気を入れるところね)がついにお亡くなりになったんだろうと思っていました。
実はMilano号のリアタイヤ、以前にもスローパンクチャーを起こしていて(8年使ってるんだからあたりまえ)、ものすごく調子を崩しやすいと聞いているSRAMの内装変速機を取り外す自信がなくて、自転車屋に持ち込んだことがあるのでした。
ところがこの自転車屋、スポーツ自転車専門店なのにこの型の変速機の経験が無くて、結局ホイールを外さずに(かなりむりやりに)チューブだけ交換することにりました。
小径車専門のLoroに持っていけば確実にすぐに直してくれますが、持っていくのが面倒くさい。
そんなわけで、(工賃無駄なので)今回は自分でチューブ交換作業をやることにしたのでした。
土曜日、とりあえず変速機のない側のホイールナットをゆるめ、反対側も変速機とエンドの間に細く見えているナットを見つけて(薄いペダルレンチで回せるようになっている)緩めると、とりあえずフレームとホイールとは外れました。あとは変速機部分のワイヤーで繋がっているだけ。
だけどこれが難物で、どう外したらいいのかわからない。
やむなく以前の自転車屋の親父と同じように、エンド(フレーム側のホイールを支える部分)とハブ(後輪車軸)の隙間からチューブを引き抜いて交換することにしました。下画像の赤い矢印で指しているところが、その隙間ですね。
さて、組み上げて空気を入れてみると、入らない。
ポンプとチューブは繋がっているんだけど、10psiくらいから上がらないのでした。
しかたなく一度チューブを外してみると交換前の物とほとんど同じ場所に穴があいていました。どうやらパンクはバルブが原因ではなく、ホイール内に砂粒か何かが混入したせいらしい。ホイールをフレームから外せなかったから、そこまでチェックできなかったのでした。
というわけで予備チューブが無くなってしまいました。途方に暮れた私は、近くのママチャリ系自転車屋でパンク修理キットを買ってきたのです。
ところがこれがダメ。スポーツ自転車の高タイヤ圧には堪えられず、パッチの穴の部分がプクーッと膨らんできて、その力でゴム糊が剥がれてしまいます。
このあたりで日が暮れ、万策尽きて土曜日の作業は終了せざるをえなかったのでした。
さて翌日曜日。
ふと思い立って、自転車を逆様に立ててみることにしました。サドルとハンドルを地面に付けて立てる例のアレです。
こうすると、内装変速機のディレーラーの内部構造を見ることが出来るのです。
結果、取り外し方がわかりました。
変速をロー側に入れて、用途不明だったボタンを押してやれば、ディレーラーがポロンと外れるではありませんか。
チューブは、ほとんど期待せずに行ってみたダイワサイクルのスポーツ自転車売り場(唯一歩いて行ける、一応はスポーツ自転車を置いてある店)にありました。ものすごい偶然に。
あとは簡単。昨日ゆるめたナットを再度ゆるめてホイールを取り外し、チューブを交換して再度タイヤをはめ、フレームに固定し直せばいいわけですから。おっと、取り外すのに苦労した内装変速機の変速機部分を取り付けるのを忘れずに。
というわけであっさりチューブ交換完了。もちろん今回は、ホイール内部の異物に万善の注意を払ったことはいうまでもありません。
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自転車 | 09:28 PM |
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