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都築由浩
SFやらミステリやらホラーやらをライトノベルジャンルで書いている作家。
コミック原作・編集デザインなどその他さまざまな職業を兼業する。
クルマ・R/Cカー・自転車・ホビーロボットなど多趣味で、それらの道具や仕事の資料が散らばる自室が常にゴミ箱のような様相を呈していることから、巻末に『9畳のゴミ箱より』と記する。
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2008(C) Yoshihiro Tsuduki
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欧州Bセグメントハッチに自転車を
 ご存じの通り、PuntoHGTはちょっと前の欧州Bセグメントサイズ。全幅1700mm以下、全長4000mm以下という寸法です。全長に至っては3600mmくらいしかなかった気がする。
 そのPuntoにMASI SpecialeCXを積み込んでみました。
 このサイズだと普通はキャリアを取り付けて車外に固定するのが一般的ですが、自転車の前後タイヤを外して車内積みで。

 前後輪とペダルを外したフレームを逆さまに立てて、運転席の後ろのシートを倒した空間に。
 この状態では、左右ブレーキレバーのゴム製のカバーとサドルとの3点支持で立ちます。特に車載用のブラケットなどは使用していません。
 自転車の後輪側が前・ハンドル側がクルマの後ろ方向でないと搭載できませんでした。
 タイヤは別にラゲッジルームに立ててあります。

 PuntoHGTはリヤシートが6:4で二分割になって倒れるんですが、助手席側……つまり6の方は、シャシーのセンタートンネルが邪魔をして「真っ平ら」というにはほど遠いくらいしか倒れてくれません。というわけで、フレームの置き場所は運転席の後ろしかないわけです。

 で、後ろからの画像ではフレームがどうなってるかわからないので、前方向からの画像を▽続きのあとに。



 さて、前からの画像です。
 これでやっと自転車の形がわかりますね。下にある赤い矢印の先端にあるのがサドル、上の青い矢印がリアディレーラー(変速機)です。
 リヤホイールを外すと、変速機はこんな風に後ろ向きに伸び上がってチェーンを引っ張ります。
 後頭部すぐ後ろに油まみれのチェーンがあるのはちょっと気持ち悪いですが、今回は「車載用とかの部品を一切使わずに積んでみる」実験を兼ねていますので、このまま。
 本当はこの状態で、クルマのリア窓上部あたりからナイロンひもなどで引っ張って(本格的なモノはタイダウンロープと言います)フレームが倒れないように固定をするのが正しいんですが、今回はそれもあえてなしで、走行してみました。(あくまで実験のためです。危険なのでちゃんとタイダウンロープで固定しましょう)
 目的地は自宅から15kmほど離れた「アルファロメオ新大阪」(←最初お店があった場所から引っ越したので、店名は『新大阪』ですが店舗は江坂と吹田の間にあります) 。Punto号を車検に出すので、クルマを預けた帰りの足として自転車を積んでいくのです。

 結果は輸送に成功。この状態で、フレームは案外安定していました。ホイールの方がグラグラしていたくらいです。ただし、運転には相当気を使います。阪神高速にも乗ったのでそれなりに横Gや路面ギャップもありました。
 もっと長距離の移動ではあんなに気を遣った運転を続けていられませんから、やっぱり車載用のアクセサリーとタイダウンロープがあったほうがいいですね。
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| 自転車 | 01:00 AM | comments (0) | trackback (x) |

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