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都築由浩
SFやらミステリやらホラーやらをライトノベルジャンルで書いている作家。
コミック原作・編集デザインなどその他さまざまな職業を兼業する。
クルマ・R/Cカー・自転車・ホビーロボットなど多趣味で、それらの道具や仕事の資料が散らばる自室が常にゴミ箱のような様相を呈していることから、巻末に『9畳のゴミ箱より』と記する。
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2008(C) Yoshihiro Tsuduki
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2012年ドロームシャシー完成
 2012年ドローム用シャシーがほぼ完成しました。ここから先はメカ積みと小加工ですので、現時点で完成報告とします。

 今年のシャシーのコンセプトは以下の通り。
・メインシャシーはTOP RACING REBEL 10SSを流用
・前サスはYOKOMO GT500Rのダブルウィッシュボーンを流用
・前サスのダンパーはインラインの左右独立ダンパー

 これに加えて、ドロームで走る上で市販車から変更しないといけないポイントは以下の通り。
・大きなウレタンバンパーを設置して衝突時の衝撃を吸収する
・サスペンションストローク、特に伸び側を大きく取れること
・ボディマウントはとにかくがっちり。側面も固定する
・特殊なギヤ比を組むためにモーターと車軸の間隔を大きく

 といったところ。これを実現するために、いろいろ加工しています。

 前から順に紹介していきましょう。

 まずはシャシー先端になるバンパー。ウレタンバンパーのベースとなりフロントボディマウントのベースを兼ねるバンパーは、4.0tカイダックから切り出し、シャシー裏面(2.5t)とツライチになるように加工してあります。上面からの画像を見てもらえばわかるように、上面にカーボン2.5tのサポートを追加してあります。

 フロント周りはサーボも含めた全部品をサブシャシーの上に載せて、サブシャシーとメインシャシーとを3mmビス4本で固定する方式をとっています。
 ウレタンバンパーの上に1.0tポリカーボネート板を曲げて作ったボディマウントサポート兼トランスポンダーマウントを載せてあります。トランスポンダーは車体のできるだけ先端(ゴールタイムを早く取ってもらうため)で高い位置(センサーのケーブルがコースの上を通るため)に設置するのがセオリーなので、この位置です。
 そして前回のエントリで紹介したインラインダンパーを配したフロント周りですが、左右のアッパーアーム軸間を繋ぐアッパーアームサポート(実車で言えばストラットタワーバーと同じ位置にある部品)を、1.0tカーボン板から切り出しました。
 サーボはローハイトサーボを縦置きしてあります。
 奧に向かって伸びている棒はサイドボディマウントです。手前側はバッテリーの横にABS部品(サーボマウント部品)を設置してあります。

 リヤ側のボディマウントは、シャシー標準の位置ではボディに適合しなかったので作り直すことになりました。
 右側(画面奧)は、標準シャシーに穴を開け直すだけで対応できたのですが、左側(画面手前)はそれではロール側ダンパーと干渉してしまうので、アルミサーボマウント部品を加工して後ろに伸ばし、そこから上へ伸びるボディマウント部品を取り付けました。このため、左右で前後方向にズレた非対称のボディマウント位置になってしまいました。
 トラックボディをかぶせた場合、この位置はキャビン後方の荷室の位置になりますので、このくらいの前後のズレは特性的にも空力的にも影響はありません。
 もう一つ、この画像で見ていただきたいのは、左右のリヤアクスルマウントを前方で繋ぐアッパーブレースが自作品になっていることです。
 最初に書いた通りモーターを前進させる必要があるので、ここは2.5tカーボン板から自作しました。これにより、下画像のように(ピニオン61T/スパー73T)極端なギヤを組んでもまだモーターマウントビスには余裕があります。もっとモーターを前進させれば、ピニオン75Tでも組めそうです。

 というところで、シャシーはほぼ完成しましたので、次はボディ塗装にはいることにします。レース本番まであと一ヶ月。なんとか間に合いそうですね。
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| RC(ラジコン) | 04:27 PM | comments (0) | trackback (x) |

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