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都築由浩
SFやらミステリやらホラーやらをライトノベルジャンルで書いている作家。
コミック原作・編集デザインなどその他さまざまな職業を兼業する。
クルマ・R/Cカー・自転車・ホビーロボットなど多趣味で、それらの道具や仕事の資料が散らばる自室が常にゴミ箱のような様相を呈していることから、巻末に『9畳のゴミ箱より』と記する。
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2008(C) Yoshihiro Tsuduki
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【聖地巡礼】観音寺は勇者の聖地である【ゆゆゆ】

 二月の最後の日、香川県に行ってきました。
 主な目的地は観音寺市。『ゆゆゆ』こと『結城友奈は勇者である』のロケ地を訪ねるためでした。
 大阪から高速道路を利用して淡路島を経由、高松道を使って四時間ほどで到着します。
 『ゆゆゆ』の作中で印象的な風景といえば、登下校のシーンで必ず映る三つのアーチを持つ橋(トップ画像)でしょう。これは観音寺市内を流れる財田川にかかっている「三架橋」で、ことひき公園の脇にあります。
 まずはそこの風景をおさえに……と現地に行ってみますと、すぐ横に見覚えのある神社が……。


 こちらも作中何度も登場しましたね。アニメの設定に添って鳥居の形が違っていますが、それ以外はかなり再現度の高い景色でした。
 さらにすぐ近くに、1話でチラッと映った特徴的な岩がありました。これは、たぶん「お石様の親戚」ですね(作品が違う)

 神社は正確には琴弾八幡宮といいます。
 この神社、社格こそ旧県社となっていますが源平屋島合戦に縁のある古社で、本殿のある山頂へ登る途中には、源義経奉納とされる木の鳥居もあります。アニメ作中に登場するのは一の鳥居とその手前の手水舎、それに駐車場奥にある参集殿くらいですが、健脚に自信のある方は上まで登ってみられることをおすすめします。わたしが行った時は、地元の高校の運動部でしょうか、石段で階段ダッシュをしていました。

 クルマを神社の駐車場から、海岸に近い琴弾公園の駐車場に移動して、有明浜を見に行きます。ここはエンディング映像と、夏凜の訓練シーンとで使われていましたね。奧にある山の斜面の削れたような姿が特徴的です。
 アニメには登場していませんが、この琴弾公園は有名な「寛永通宝の巨大砂型」があるところです。わたしが行った時は残念ながら整備中で見ることができませんでしたが。
 さらに、公園の横(八幡神社の反対側)には作中で「市立讃州中学校」として登場した学校もあります。ただ、ここは実際に使用されている市立中学校ですので、写真撮影等は十分配慮する必要があります。(ので、画像は掲載しません)

 もう一つ、観音寺で『ゆゆゆ』といえば絶対に抑えておくべきポイントが、作中「かめや」として登場したうどん屋さんの「つるや」さん。

 開店直後にかけこんで、風先輩の好物の肉うどんを大盛りでいただきました。甘く煮込んだ肉がたっぷり載っていておいしかったです。なお、ここは讃岐うどんによくあるセルフサービスではなくて、席について注文をする形式のお店です。
 開店直後にもかかわらず、わたしが食べている間につぎつぎとお客さんが入ってきて、麺だけ買って帰っていく人とかもおられ、地元の人に愛されているお店なのだなあと思いました。


 さて、ここまでの画像を見てお気づきかも知れませんが、実は現地には(商売をしているつるやさんにすら!)アニメとタイアップがどうとかいう様子がまったくありません。途中、宮脇書店も見つけたので入ってみたのですが、『結城友奈』関連書コーナーらしきものは見当たらず、ポスター一枚見つけることができませんでした。
 で、まあ、さすがにここには何かあるだろうと思って、JR予讃線の観音寺駅へ。

 ここも風景として(駅名表示が見えないような横からのアングルでしたが)アニメに登場していることもあり、また、これまでいろんなところの聖地でその玄関先となる鉄道駅にはポスターくらいは貼ってあったので、それなりに確信して行ったのですが……
 何も無かったですね。
 妖怪ウォッチのポスターはありましたけどね。
 そして、駅前広場から橋を渡ったところにある観光案内所に行くと、やっと見つけました。聖地巡礼者向けのノートです。まあ、これだけでしたけど。びっくりするくらいこれだけでした。はい。


 で、ついさっき渡った橋の上からふと横を見ると、見たことのある景色に出会いました。6話で勇者部の面々が入院した病院の外観カットです。
 ここも実際に使用されている病院でしたので、中には入っていません。


 ここまでで観音寺市で抑えておきたい場所はだいたい紹介したので、少し離れた場所もお見せしましょう。実は、高速を降りて最初に行ったのはこちら。

 7話で勇者部の面々が合宿というかご褒美の旅行に出かけた海水浴場。作中では『讃州サンビーチ』になっていましたが、実際には観音寺市の隣の三豊市にある「仁尾サンビーチ」がその場所です。看板が(文字以外は)そのまま再現されていましたね。
 ただ、同じエピソードで宿泊先になっていた温泉旅館は、香川県はおろか四国にすらなく、鳥取県にあるそうです。さすがにそれはここから行くには遠すぎるので、今後の課題としました。



 そして距離的には少し離れてしまいますが、もう一つ是非抑えておきたい景色があります。
 第8話『神の祝福』で先代の勇者・乃木園子と遭った場所。9話で風先輩と夏凜・友奈が戦った場所です。
 背景に破壊された瀬戸大橋が映っていたのが場所のヒント。坂出市の瀬戸大橋記念公園にある瀬戸大橋記念館の展望台です。
 この日は残念ながらなにかの工事の足場が組まれていたため、劇中の状態とはほど遠い感じになってしまいました(いや、祠とかベッドとか、もとからないから……)


 この後、10話の東郷さんの回想シーンに登場した丸亀城にも行きたかったのですが、残念ながらお城の入場は四時までで、間に合いませんでした。これは次回の課題としましょうかね。
 時間的にもいい感じになってきたので、宿泊地の今治まで移動してこの日は終了としました。
 そう。今回は二本立て。翌日は今治からフェリーで移動して、もう何度も行っている『たまゆら』と『ももへの手紙』の聖地・大崎下島と竹原に行くのでした。
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| 研究(聖地巡礼&電子書籍) | 10:51 PM | comments (0) | trackback (x) |

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