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都築由浩
SFやらミステリやらホラーやらをライトノベルジャンルで書いている作家。
コミック原作・編集デザインなどその他さまざまな職業を兼業する。
クルマ・R/Cカー・自転車・ホビーロボットなど多趣味で、それらの道具や仕事の資料が散らばる自室が常にゴミ箱のような様相を呈していることから、巻末に『9畳のゴミ箱より』と記する。
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2008(C) Yoshihiro Tsuduki
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若狭ラリー2015観戦記(土曜日)

 6月6日〜7日の土日二日間、若狭ラリー2015の観戦に行きました。
 ながいことモータースポーツファンやってますけど、全日本ラリー選手権の観戦ははじめてです。
 いや,厳密に言えば、2004年、WRCの一戦として北海道は帯広〜十勝地方で開催されたラリージャパンは全日本ラリーの一戦でもあったので、ごく一部に触れてはいたのですが。ただこの時は観戦バスツアーで行っていたもので、メインのWRCのクルマが走った後すぐに次の観戦ポイントに移動してしまったりして、全日本ラリーの出場車はあまり観る時間がなく、観た気がしていませんでした。
 そんなわけで今回、比較的近所で開催される若狭ラリーを見に行く気になったのでした。

 ご存じの通り、ラリーは1台ずつ走ってタイムを競うスペシャルステージ(SS)と、その間を繋ぐリエゾンとに分けられます。一般車に混じって交通法規を遵守しつつ一般道を走るリエゾンも実は競技の一部で、規定タイムより早すぎても遅すぎてもペナルティが科されるので気が抜けません。

 整備はサービスパークと呼ばれる広場に各チームごとにピットを作ってあって、サービスパーク→リエゾン→SS→リエゾン→SS→リエゾン→サービスパークという風に、途中にリエゾンを挟みつつ何回かSSを走り、サービスパークに戻ってきて整備して、またリエゾンに出かけていく……という風に進行します。

 また途中サービスパークで整備できる時間も決められていて、長時間作業が必要なくらい壊してしまうとここでもペナルティをくらいます。(下画像はサービスパークに入るところのタイムコントロール。こんな風に入る時間・出た時間を申告していきます)


 先述した通り、SS観戦のための集合時間が10時半。深夜に大阪を出発して、舞鶴若狭道を駆け抜けて明け方に若狭に着くというパターンで、できればその1時間前には着いておこうと移動しはじめました。
 ところが天気予報に反して当日は雨。気温も低く、かなり我慢の観戦を強いられそうです。
 で、その集合場所である美浜総合運動公園に行く前に、ちょっとだけサービスパークの様子をのぞいてみました。すでにラリーカーはリエゾンに出発(実は途中で何台かすれ違いましたが)しており、機能的な意味でのサービスパークはすでに一仕事終えた後ですが、観客を集める意味でのサービスパークはまだまだ準備中。

 サービスパークの中でも広いエリアを使ってプロモーションしているABARTHですが、これは昨年型のカラーリング(今年のクルマはもう競技に向かってるんだから当然)ですね。
 食事やグッズ販売のテント村もまだ設営途中ということで、ぬかるむ駐車場が沼と化す前(冗談ですよ)に、集合場所に向かうことにしました。



 ところが、よく確かめてこなかった私も悪かったのですが、サービスパークの「うみんぴあ大飯」から「美浜総合運動公園」までは、途中高速を使っても一時間近くかかる距離。GoogleMapに行き先を入力するまでは、いくらなんでも20〜30分あれば移動できるだろうと思っていた私は、少々焦ったり、まあ、まだ集合時間までは2時間以上あるからぜんぜん大丈夫なのですが。

 そして観戦バス乗り場に到着して受付を済ませ、クレデンシャルを受け取って、バスを待ちます。
 ひたすら待ちます。
 けっこう待ちます。
 10時半、予定通りにSS会場であるレインボーラインの第二駐車場へバスで向かいました。

 若狭湾に迫る山腹を縫うように駆け上がり駆け下るレインボーラインには、いくつか展望台をかねた駐車場があるのですが、今回の観戦場所は美浜側から山頂を少し過ぎた第二駐車場。
 山頂の第一駐車場には自販機などちょっとしたお店もあるらしいのですが、コースから遠くて肝心のクルマがイマイチ見えないらしく、こちらがメインの観戦場所とされていました。
 で、場所取りです。

 黄色いテープが進入禁止エリアの境界。最前列に椅子を置いて、場所取り。
 この時点で時刻はまだ11時前。これから長い待ちがはじまります。
 待ちが……。
 ……寒いです。
 雨こそ止んでいましたが、風が強く、雲も厚く、寒いです。
 メールで送られてきた簡単なタイムスケジュールでは、12時半から競技車が走りはじめるようになっていましたが、実際には13時を少し過ぎたあたりから、やっとはじまりました。
 正直なところ、00カーや0カーの時点では私は椅子に座ったまま居眠りしていました。1台目の新井さんの車が走り抜ける時の音でやっと目を覚ましたのでした(笑)

 個人的には何台か注目していたクルマがあったのですが、その一台はやっぱりABARTH500。

 インギングからエントリーの『山口美羽』86は、ブレーキメーカーのプロジェクトμのキャラクターです。都築Puntoにも、Projectμの対向キャリパーが入っているので、これも応援しています。

 今年からクスコが走らせているプジョー208。往年のプジョーワークスカラーになっています。

 ラリーカーはだいたい1分間隔(時々2分間隔)でやってくるので、なんというか緩急がすごいです。
 今日はこのコースでのSSは2回行われたのですが、2回目はみんなけっこう攻め込んでいて(路面状況がよくなったせいか、コースを掴んだせいか)進入からリヤを小さく振っていくクルマもありました。

 そんなこんなで観戦自体は楽しかったのですが、まあとにかく待ちが長い。
 あと、今日は寒かったことが主要因として、まるで修行のようなラリー観戦になりました。修行して何を得られるかというと、それはもちろんモータースポーツマニアの自覚(笑)です。

 SS終了後、再びバスで美浜総合運動公園に戻り、そこからPuntoで本日の宿のある小浜漁港近くまで戻ってきました。
 小浜漁港のすぐ前には観光客向けに地元産品の料理を出す店があり、そこで海鮮丼と「へしこ茶漬け」を食べて、宿に入りました。
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| モタスポ | 11:27 PM | comments (0) | trackback (x) |

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