木曾御嶽山で開催されるCorsa dii Macchina a NAGANOも回数を重ねて3回目になりました。イタリア車を中心とするヒルクライム競技です。トップ画像はそのゴール地点である御岳ロープウェイの駐車場から。
競技は木曾御嶽のロープウェイ発着場に上がるワインディングロード(公道)を占有して、一台ずつタイムアタックをするもので、当初からスタッフお手伝いとして参加していた私の担当は、今回もスタート地点担当とスイーパーとして走ること。
※ 噴火の影響で止まっていたロープウェイは、この6月から営業を再開しているのですが、すでに冬期休業期間に入っています。
スタート地点では、現地のラリー競技を運営しているチームが仕切ってくれるのですが、私は競技に入るエントラントにそれぞれのスタート時間を知らせることと、トラブル等で競技が中断した場合にそのアナウンスをすることを仕事にしています。(競技の中断等の判断は私はしません)
スイーパーというのは、ラリーなど行動を使用する競技で競技が一巡した後、スタートからゴールまで走ってコースの安全確認をする車輌のことです。
今回、事前にこちらから希望して「999」のゼッケンをもらいました。なにかの事情でエントリ〆切後に追加される車輛があっても、必ず一番後ろの番号になるように、という配慮です。前回イベントでは、私よりゼッケンが後ろのエントラントがいて、整列時等に混乱が生じかねないことがあったので。
リヤハッチに貼る小さなゼッケンステッカーも、車列を作って走る時に後続車両から見えやすいようにということで自作して行きました。このナンバーなら明らかに他のエントラントとは違うことがわかって、スタッフ作業のために車列を離れたりする場合も混乱を起こさないですみそうです。(実際には、今回はそういう状況はありませんでしたが)
1日目にはいろんなことがあって進行が遅れたため、スイーパーとして走行することはしませんでした。数分ですが全体の進行を早くしたかったので。結局、走行は一本だけで終了してしまったので、そんな気遣いは無用だったのですが。
2日目は3本ともスイーパーとして走行し、その3回目にコース上にエアダクトらしきパーツが落ちているのを回収しました。落とし主の走行順からしてけっこうな台数のエントラントがパーツを見ているはずですが、競技中にクルマを止めて拾うことはできません(後続車が次々来るから危険でもある)ので、こういうことがあるとやっぱり進行が遅れていてもスイーパーは走らなければいけないなと反省しました。
待ち時間や懇親会等でエントラント同士が交わすクルマ談義が楽しいと好評なイベントなので、今後もそういう雰囲気を壊すことがないようにお手伝いして行きたいと思います。
近日発売される公式DVDの予告動画が公開されていますので、紹介しておきます。
動画のラスト近く、スタート地点が映るところで、青と白のレーシングスーツにオレンジ色の帽子をかぶっているのが私です(笑)
それでは今回のエントラントの中から私がピックアップした車輌の画像は、続き▽の下に。
オースチン・ヒーレー・スプライト。通称カニ目。イギリスの超軽量スポーツカーですが、この個体はものすごく綺麗で格好良かったです。
国産旧車から、特にイジリ度が高かった二台。スカイラインGT-R KPGC10(いわゆるハコスカGT-R)とフェアレディ240Z。240Zは1日目にクラッシュして大破してしまいましたが、エンジンは無事だったようで、復活させるそうです。
VW ポロ 6R。ポロの最強バージョンとしてリリースされている6R。シーケンシャルミッション(DSG)搭載車で、エンジン吹かしっぱなしでシフトチェンジする様子は大迫力でした。
FIAT 128ラリー。これは珍しい。私も現車ははじめて見ました。128はもう一台ノーマルに近い車輌も走っていました。
BMW2002。フォグランプが追加されて一見四灯風になっていますが、BMWのコンパクトセダン2002です。この個体はボンネットに穴開けまでされて、けっこうスポーティな仕様で格好良かったですね。
フェラーリ288GTO。今回、OLIO FIATカラーに加えてフォグランプまで装着してきたフェラーリ。フェラーリにラリー風の追加フォグは珍しいですが、もともとWRCに参加するホモロゲーションのために生産された車種なのでアリ。
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モタスポ | 04:08 AM |
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