2017,06,23, Friday
15年目の車検を受けてまだまだ乗るぞ、というわけでPunto号のボンネットにエアインテークダクトを設置しました。 このダクト、特に性能が上がるとかそういうものではなくて、トラブル防止のための設置です。 実はPunto号、以前に一度スロットルボディ交換というのをやっております。壊れた理由は、エンジンの熱がこもって回路が(ていうかくっついている電子部品が)ダメになってしまったため……という説明でした。 そんなわけで、そのスロットルボディに熱がこもらないように外気を取り入れようというのが目的。 スロットルボディというのは画像の赤丸の位置にあります。エンジン用に取り入れた空気が通るインテークマニホールドのエンジン側の末端にあたります。 購入したのは右画像のNACAダクト。T-パーツというところの「汎用NACAダクト」です。FRP製。 これをボディ同色に塗装し、屋根のルーフダクトと同じ樹脂製ネットを接着したものを使いました。 で、ボンネットのどの辺りに穴を開けるかなんですが、そこはスロットルボディに風が当たる範囲で見た目優先で選びました。ボンネットはすでにFRPに変えてあるので、リューターで簡単に切ることができます。 切ったところはこんな感じ。マスキングテープでダクト設置位置のだいたいのラインを描いておいて、その縁から8mm程度内側をカットしました。実際にはこの後、ダクトを仮置きして車体に対してまっすぐ付くように角度を調整したり微妙に拡げたのですが。 穴からはインテークマニホールドに貼り付けてあるBMCのステッカーが覗いていて、「スロットルボディだけじゃなくインテークマニホールドも冷やしてくれそう」な感じがします。実際には効果のほどは体感できないと思いますけど。 で、右画像のように接着剤を塗ります。ボンドスーパーXを使用しました。 この接着剤は接着物の両側に薄く塗って少し乾燥させてから圧しつけることで接着しますので、その乾燥中に撮影した画像です。 上のカット時とはマスキングテープが張り替えられていますが、これは上の時よりも厳密に位置決めしなおした接着位置なのです。その厳密ラインより内側3mm程度を残して接着剤を塗り拡げました。撮影時にはすでにはがしてしまってありますが、この3mmを確保するためにもマスキングテープを使用しています。 ボンネット裏側の接着の様子はこんな感じです。裏側の部材もカットしてあります。 雨の時やオーバークールが想定される冬期などにはここからテープで穴を塞ぐ予定です。 というわけで完成。部品の塗装に数日かかりましたが、車体への取り付け作業はまあ半日くらいかな。 これで安心して暑い夏を超えることができます。 熱いと言えばTipo Over Heat Meeting 2017の「ミドルクラスのテンション上げてこう走行会」枠に申し込みました。今回も熱対策をいろいろして出走したいと思います。 |
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