春のホビーショー会場『ツインメッセ静岡』に近いホテルの一室でこれを書いています。
ホビーショー速報(たぶん3回くらいに分けます)の第1弾は、Mシャシー編。
なにしろ今回のホビーショーでは、M車の世界を変えかねないタミヤM05が発表されました。
それ以外にも、各社から大量のボディが発表されています。
続きをどうぞ。大量の画像を含みますので、読み込みには時間がかかるかも知れません。
たぶんこれが私にとって今回のショーの最大の目玉。タミヤM-05 PRO。
前輪駆動のMクラスシャシーとしては10年ぶり? くらいのリニューアル。といっても完全リニューアルじゃなくて、これまでサードパーティが出してきた低重心化・現代化アップデートキットの集大成的な出来上がりで、ベースになったM03の設計がいかに優れていたか、改めて証明する形になった新製品です。
画像は左上から。まず発売されるのはボディなしでオプションパーツ込みのシャシーキットM05 PRO。すでにM車持っていて、ボディを使い回すしどうせオプションも最初からある程度入れるという人には嬉しい配慮です。もちろん従来のM03S/M/L全てのホイールベースに対応できます。 画像をクリックすると大きくなります。
右上の画像は、そのM05 PROのリヤサス周り。フロントも含めてサスアームはM03と共通。アルミアップライトも、このPRO仕様には「M03 アルミアップライト」が付属します。6月には「M05 アルミアップライト」も発売されますが、トーインも1.5だし、たぶん同じ製品を改名するだけでしょう。
左下の画像が、今回のアップデートの白眉、ステアリング周り。バッテリーの後ろ、シャシー中心線上にサーボを配置して、長いロッドを介してステアリングワイパーを動かす仕組み。これにより、ボンネットの低い車種(低いったって、従来のM03ではCR-Xやサニトラみたいな普通の車種でもボンネットが低すぎて載らなかったんだよね)でも搭載できるようになり、もちろん低重心化も計れて一挙両得のアップデートです。ハイトルクサーボセーバー・アルミホーンにも注目かな。
右下の画像は、ホイルベースを変更するためのリアセクションシャシーです。コレを交換することで、従来のS/M/Lの全てのボディに対応します。
M05はこの後、定番通りミニクーパーレーシング(旧ミニ)を乗せたキットが発売されるそうな。
タミヤからは新規ボディの発表はなかったものの、他社からはM車関係の新ボディが目白押し。
なんといってもコレ! 各社のボディ担当者が揃って「あれはいいよね!」と絶賛のHPI ポルシェカレラRS。リアバンパーは別体で成型され、ホイールもこのカラーリングで発売されるようです。これはカップレーサーとの組み合わせで発売になるようです。このラインの次期ボディも聞き出しましたが、まだ公表していいのかどうか……。 画像をクリックすると大きくなります。
このM車ボディのムーブメントを生んだと言ってもいいABCホビーからは、レビンTE27が完全新規の型起こしでリニューアル。
Mよりもう一回り小さい軽オープンカーシリーズのレジェーロでは、すでに発表されていたコペンとビートも発売間近です。
アトラスからは、BMW-M1……とはおおっぴらに書けないので「M-ONE」=モネだそうです(笑)。カールソンからフルサイズツーリング用が売られていましたが、これはMサイズ用。
アトラスの「LAST」だそうです。ランチャストラトスターボGr5。これもシェブロンからフルサイズツーリング/F103系用が発売されていたけれど、M車用としてははじめてかな。ラリー型と違って、巨大なエアダムのおかげでノーズ下のオーバーハング部分が目立たないから、それなりには見れます。
同じくアトラスから。ランチャベータモンテカルロGr5。商品名はチェックするの忘れた。ストラトスターボに比べるとマイナーな車種選定ですが、どうなるか売れゆきが楽しみ。
アクティブホビーから。マツダ「サバンナ」RX-7。今のRX-7の流儀から言うと「SA22C」と呼ぶのがいいのか? できれば展示用ボディはあの微妙な草色にしてほしかった。実はこのクルマ、WRCにも参戦していたので、ラリーカー塗装するのもアリだったのに。
他にもM車用ボディはたくさん展示されていましたが、未発売のものを中心に紹介させていただきました。
次は、M車以外のR/Cを紹介します。
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RC(ラジコン) | 11:23 AM |
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