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都築由浩
SFやらミステリやらホラーやらをライトノベルジャンルで書いている作家。
コミック原作・編集デザインなどその他さまざまな職業を兼業する。
クルマ・R/Cカー・自転車・ホビーロボットなど多趣味で、それらの道具や仕事の資料が散らばる自室が常にゴミ箱のような様相を呈していることから、巻末に『9畳のゴミ箱より』と記する。
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2008(C) Yoshihiro Tsuduki
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【Punto号10万キロの大改修】ヘッドライト曇り除去ともう一つ
 私のPunto号もご多分に漏れずヘッドライトの曇りで困っていました。ただし、原因はちょっとレアかも知れません。
 私の場合、年1〜2回のサーキットの際にレギュレーションでヘッドライトへのテーピングを求められるため、ガムテープを貼る機会があるわけです。
 で、どうやらそのガムテープをはがすときに最初からかかっていたヘッドライトカバーのクリアコート層をひっぺがしてしまっていたらしく、最初はみごとにガムテープ幅の変色からヘッドライトの曇りがはじまりました。
 一度、スーパーオートバックスでヘッドライト研磨サービスやってもらったんですけど、バフで磨くだけの作業ではほとんど効果は無し。その時の作業員の説明では、曇りは内側からの変色なのでどうしようもない……と。
 最近になって「1000番くらいのサンドペーパーからはじめて2000番まで磨いて、その後ポリッシュかけて、WAKOSのハードコート復元キット使えばきれいになるよ」という情報を得たのですが、ポリッシュが面倒くさい。
 そんなわけで、今回カーボン部品の経年劣化予防に2液性ウレタンスプレーを使う機会があったので「ついでにヘッドライトもこれでコートすれば、塗膜の厚いウレタンのことだからポリッシュをサボっても大丈夫なはずだ」という実にものぐさな理由でやってみました。

 まずは準備です。
 ヘッドライトカバー直接にウレタンスプレーは定着性がどうかわからなかったので、クリアのラッカー系プライマー「ミッチャクロン」を使います。
 クリアとはいえラッカー系塗料がライトカバーにそんな悪影響を与えるかわからない(材質と塗料の相性が悪いと白濁したり表面がひび割れたりする)ので、あらかじめテストのためにちょっとだけ塗ってみたのが下の画像。

 赤丸の中だけちょっとライトカバーの色が違っているのがわかるでしょうか。本番の作業の前に、ここにだけ「ミッチャクロン」を吹いて半月ぐらい経過を見た結果です。大丈夫そうなので、本番作業に進むことにしました。

 作業は600番の耐水ペーパーを使いました。水道水を付けていきなりガシガシライトカバー表面をまんべんなく削ります。削りはじめは黄色い削り粉が水に混ざって出てきたのですが、それが真っ白になるまで削りつづけました。
 削った後、ライトカバーはまるで磨りガラスのような状態です。でも気にしない。クリアを塗ればきれいになるはず。気を遣うべきは水分と削り粉の除去。
 ミッチャクロンを薄く吹いて(この段階で「磨りガラス」は「ちょっと曇ったガラス」くらいになります)、30分乾燥後、2液性ウレタンスプレーを使いました。
 今回使用したのは「イサム エアーウレタン2液型缶スプレー クリア」という製品。ソフト99からも発売されていてこちらの方が入手性がいいですが、webで「イサムの方が厚塗り時にタレにくい」という記事を見たので、こちらを選択しました。
 スプレー缶には「薄塗りを3回くらい」と注意書きがありますが、このスプレーはラッカー系みたいに薄塗りすると表面のつやが出ないので、タレるギリギリまで厚塗りします。これを噴いた瞬間、感動的にライトカバーの透明感が増しました。一部、カブッたかのように白濁するところもありましたが、少し時間が経てばちゃんと透明になります。

 そんなわけで、上が施工前/施工後の画像です。

 ただし、ライトカバーの材質とミッチャクロンの相性/ウレタンクリアを塗ったあとのライトカバーの耐候性は未知数です。今回私は完全にオウンリスクで作業していることをご理解ください。最悪の場合、ライトまるごと新品部品を発注する覚悟を決めてから作業を始めました。
 また、ウレタンクリアそのものはかなり耐候性の高いものですが、その下のアクリルのライトカバーをどのくらい保護してくれるかについては情報がありません。ですので私のこれも、すぐに変色がはじまってしまうかもしれないリスクを抱えています。ですから現段階ではお勧めはしません。
 とはいえ一時的には美しい新車時の姿が戻ってきたので、大変嬉しいですね。この方法を人に勧められるかどうか、今後の2〜3年の経過を見ようと思っています。

 ウレタンクリアの乾燥を待つ間、ホイールボルトを交換しました。
 以前使っていたボルトは頭が錆びて真っ赤になってしまい、かなり見栄えが悪かったので。

 黒いボルトが一本残っているのは、盗難防止用のロックボルトです。それ以外の3本、クルマ全体で12本のボルトを交換しました。
 ボルトの先端にのみ、WAKO'Sのスレッドコンパウンドを少しだけ塗布してあります。かじりつき防止ですが、ボルトを入れるときにホイールのテーパー部分に付けないよう注意する(グリスなので緩む危険がある)必要があります。

 細かいところですが、これもいいリニューアルになりました。
| https://blog.tsuduki.com/index.php?e=369 |
| クルマ | 12:42 AM | comments (0) | trackback (x) |

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