4月16日17日の二日間、中部国際空港セントレアで開催されたIRCC2012というRCカーレースに参加してきました。
セントレアには2年前にも来ていて、その時も「ペーパームーンR/Cフェスタ」というRCカーのレースでした。今回も同じ場所での開催なわけですが、空港駐車場にクルマを置いて荷物を運ぶ段になって、さて会場は2階だったか3階だったか自信が無くなってしまいました。
そんな時に見つけたのが、セントレア駅から空港建物に入る通路に置かれていた右画像と同じ案内看板。これのおかげで行き先がわかりました(笑)
今回はYOKOMO GT500を使って1/12GTクラスというあんまり速くないクラスに参戦しました。このシャシー、ボディはいろいろ発売されているのですがすべて全日本GT選手権に出場している国産車ベースのレースカーボディで、あんまり塗りたくない。その中で唯一許せるボディとして、雨宮SGC7(要するにFDですな)を使うことにしました。
マツダということで、カラーリングはレナウンカラー。緑とオレンジ、ガンメタと黒は塗装で、それ以外はすべて自作ステッカーで再現してあります。
当日のピットは下画像のような状態。iPadは同日開催されたル・マン24時間のネット中継を観るために、PortableWiFiと一緒に持ち込みました。
で、あとで知ったのですが、ヨコモGT500用にカーペット路面用の「Gコンパウンド」というタイヤが発売されていたのですね。当日ピットで話していてはじめて知りましたというかGコンパウンドというタイヤを売ってるのはショップで見ていたのですが、それがカーペット路面用だとはまったく知らず、ラジ天大日店で何度か走らせてバランスのよかった前ハード・後ミディアムのラジアルタイヤしか持ち込んでいませんでした。
シャシーの方はこのレースのレギュレーションに合わせるために、アンプをKO BMS1.5からLRP SXX STOCKSPECに積み替え。これがのちのち痛いことになるのですが、この時点ではそんなことはわかりません。
レースに協賛のペーパームーンさんが、フォーミュラニッポンのインギングのブースを出していました。Fポン初の痛車参戦で話題になったインギングだけに、こんな状態(笑)
インギングからは二日間ともキャンギャルもやって来ていて、撮影で人気でした。
サーキットは下画像のような感じです。搭乗受付のホールから渡り廊下を越えた先に「セントレアホール」という貸し会議室スペースがあって、そこのホールにカーペットを敷き詰めてサーキットにしてあります。
さて、走行ですが、土曜日の最初のヒートではもう氷の上を走っているかのようなマキマキでとても走れず、やむを得ず第2ヒートではタイヤに指定グリップ剤を塗るなどあらゆる「マキマキ」対策をすると今度は「曲がらなすぎ」に陥ってスピードが上がらず、第3ヒートはやっとまともに走れるかと思ったらウデの問題が露呈してクラッシュが増え、第4ヒートは途中でなぜかアンプが反応しなくなって(サーボは動くのにモーターが回らない)……
と言うような状態で、まさに走るシケインと化していました。
といっても同じヒートで走った組の人たちが上位に入ったりしていたので、どうやらうまく避けて下さっていたようですが。
日曜は朝から前日最終ヒートと同じ症状が出て、結局これが最後まで響きました。ピットでは症状が再現せずちゃんと動くので、意味がわからなかったのです。
アンプの説明書によると、症状としては「バッテリーの電圧降下」が疑われました。バッテリーへのダメージを避けるために一定の電圧以下に下がるとモーターが回らなくなるのです。最初にやったのは、このカットオフ機能を殺すこと。それでも症状は収まりません。
決勝直前になって判明したのは、アンプとバッテリーの間のコネクタが接触不良を起こしているらしいこと。コネクタを指で弾くと、ときどき症状が再現します。
予備のバッテリーにつなぎ替えても同じ症状が出るので、原因はおそらくアンプ側のコネクタ。しかし、レース前にアンプを載せ替えるために付けたこれが最後の一個で予備はありません。
コネクタの接点面を洗浄してみたり板バネを起こして接触圧を増やしてみたりして決勝に出走しましたが、やはり数周で終了。残念な結果でした。
ワールドドローム以外のレースに出るのは久しぶりでした。走る方は残念でしたが、ピットは楽しかったので、まあいいかと。そして今年はラリーのイベントがいくつか計画されているらしいので、また出てみようかと思っています。
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RC(ラジコン) | 11:16 PM |
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