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都築由浩
SFやらミステリやらホラーやらをライトノベルジャンルで書いている作家。
コミック原作・編集デザインなどその他さまざまな職業を兼業する。
クルマ・R/Cカー・自転車・ホビーロボットなど多趣味で、それらの道具や仕事の資料が散らばる自室が常にゴミ箱のような様相を呈していることから、巻末に『9畳のゴミ箱より』と記する。
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2008(C) Yoshihiro Tsuduki
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バーテープ巻き替え

 久しぶりの自転車の話題です。
 別に乗っていなかったわけではなくて、距離的にはけっこう走っているんですがブログに書くほどのこともない日常使用ばかりで……というやつです。
 そんなわけで使っているのであちこち痛んできます。

 具体的には、昨年9月に投入した白いバーテープがいいかげんヤバい感じになってきたので、
巻き替えました。
 右画像ではそんなにひどい風にはみえないんですが、実際にはかなり黒く汚れていて、また一番よく使っているハンドルの「肩」の部分は削れてそろそろ内側のクッション材が出てきそうになっています。つまりけっこうみすぼらしい感じになっちゃったということです。
 9月からだから9ヶ月……実際には12月〜2月までの寒い時期はほとんど乗っていないので実質的には6ヶ月での交換となりました。
 ところで、自転車のハンドル(このテのドロップハンドル)というのはどこを握るかご存じでしょうか。
 下画像をご覧下さい。立った状態での自分撮りですのでちょっと撮影の角度も手の角度も上手くないですが、そこはご容赦を。

 私が使うのはこの3種類です。
 一番左は、一番リラックスしたポジション。ハンドルの「肩」の部分に手のひらを押し当てるようにしています。巡航中はほとんどこのポジションですが、実はブレーキレバーに指が届きません。変速もシフトアップはできますがダウンはできません。減速する時にはブレーキを握れる中央の持ち方に変えるから問題ないんです。
 中央はブレーキブラケットに手を置いたポジションです。これがドロップハンドルの標準の握り方とされています。これならブレーキも握れるし、シフトレバーもこの位置を基準に設計されていますね。
 右のポジションは、下り坂などで前傾姿勢を強くして空気抵抗を減らしたい時に使います。このポジションでもブレーキは握れますし、シフトチェンジも可能です。
 プロの自転車レーサーなら、さらにドロップハンドルの先端付近を握るポジションも取るのかも知れませんが、私はそれはしません。実際、今日バーテープを巻き替える直前に撮影したこの画像でも、ハンドル先端部分はまったく汚れていないことがわかります。
 そんなわけで、今回この部分のハンドルを40mmほど切断することにしました。
 ショートリーチ(ハンドルの肩からあまり前方に伸びていない)ハンドルで、下端だけが後ろに飛びだしているのが、以前から見た目的にも気になっていたので、せっかくバーテープ巻き替えの機会に切ってしまえと。
 ついでに一つ新しいパーツを投入したのですが、完成画像とそのパーツの話は▽続きのあとに。


 で、まずは左側だけ切断して巻き替えたのが、上画像。
 クラシックなイメージの穴あき+ステッチのバーテープですが、色が白だとそんなに「クラシック」という感じはしませんね。
 そして短くなったハンドル下端部。少なくとも私にはこの方が見た目に違和感がないです。
 完成車で買った時についてきたMASIロゴ入りのハンドルで、かなり肉厚のアルミ製なので、おそらく両側で10グラム以上は軽量化できたはずです。10グラム軽量化したからどうだ、といえばそれまでですが(笑)

 反対側はこんな感じ。このバーテープはステッチの反対側が穴あきになっていないので、ブラケットのところで巻き返しをせずに同じ方向で最後まで巻きました。
 と、ここに新しいパーツが写っていますね。右にリンクを貼ってある、小さなバーエンドミラーです。
 このミラーのために、5kmほどテスト走行をしてきました。
「角度を自在に調整」と惹句にありますが、たしかにかなり自由度が高いです。どっちに力を加えるとどう動くのか直感的にはわからず慣れが必要ですが。
 そしてちょっと駐輪するときに壁にあてたり隣の自転車と接触したりすると、簡単に動いてしまいます。(走行中に勝手に動くことはありませんでした。またネジを締めこんで固定することもできますが、そうすると装着後の角度調整もできなくなります)
 つまり乗るたびに角度が合っているか確認/調整する必要があります。
 そして、上に書いたようにドロップハンドルの自転車はポジションが複数あるのですが、ミラーの角度を決めたポジション以外では役に立たなくなります。頭の位置が変わるから当然ですが。
 だから「これを付けておけばもう振り向いて後ろを確認しなくて済む」とはとても言えません。鏡面が小さい分視野も限られますし、曲率の大きいミラーなので「いる」ことはわかっても「どのくらいの距離に」というのはちょっとわかりにくいです。
 ただし、振り向く回数を減らすことはできるでしょう。
 Lupo号の時に結構長い時期、もう少し大きなミラーを付けて走っていたのが、最近はつけていなかったのは「かっこ悪い、重量増加、そのわりに振り向かなくていいというわけではない」というのが理由だったのですが、このくらいデザインに影響せず空気抵抗にもならずめだたないのであれば、少し付けて走ってみようと思っています。
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| 自転車 | 08:59 PM | comments (0) | trackback (x) |

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