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都築由浩
SFやらミステリやらホラーやらをライトノベルジャンルで書いている作家。
コミック原作・編集デザインなどその他さまざまな職業を兼業する。
クルマ・R/Cカー・自転車・ホビーロボットなど多趣味で、それらの道具や仕事の資料が散らばる自室が常にゴミ箱のような様相を呈していることから、巻末に『9畳のゴミ箱より』と記する。
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2008(C) Yoshihiro Tsuduki
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【ろこどる】流山市に行ってみた(その1)【聖地巡礼】

 関東遠征第二回は、流山市。『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた』の舞台、流川市のモデルになった場所を訪ねました。
 というわけで、トップ画像はほぼ毎エピソードに登場した流山市役所です。流山ではたくさんの場所に行ったのでレポートは二回に分けて、今回はこの市役所周辺をご紹介します。
 私が行ったのは日曜日だったのですが、市役所が開いていてびっくりしました。ここにも駐車場がありますが、ここは市役所の利用者用。周辺のコインパーキングもリーズナブルな値段なので、画像を数枚撮影した後すぐにそちらに移動しました。

 こちらも何度か登場する流川駅のモデルは、流山鉄道流山駅です。市役所からすぐのところにあります。
 駅の中には右画像のようなパネルもあります。原作者の小杉光太郎さんと声優さん達のサインが入っていました。


 駅の近くのその他のポイントは▽続きの下に。

 駅から流山街道という大通りを越えて反対側に、ほんちようという観光地化された古い町並みがあって、そのあたりはアニメ作中ではオープニング背景に使われている場所がいくつかあります。
 右画像はその内の一つ。呉服新川屋店舗です。魚心くんがほかのゆるキャラを引き連れて練り歩いている場所ですね。


 アニメとは少し離れた話題として、この辺りは新撰組の末期にごく短期間その本陣が置かれた場所で、近藤勇と土方歳三が最後の別れになった土地だそうです。その近藤勇陣屋跡が今も残されています。
 次に紹介する清水屋さんの「陣屋もなか」、あるいはアニメ作中の食レポの時に流川ガールズが着ていたTシャツに「陣屋餅」と書かれていた、その「陣屋」とはつまりこの「近藤勇陣屋」のことなのでした。

 その清水屋さんという和菓子屋さんです。
 前述した通り、アニメ作中で流川ガールズがはじめて食レポに行ったあの和菓子屋さんのモデルになったお店です。
 モデルになったといっても外観は違っているのですが、現実の「陣屋もなか」からアニメ作中の「陣屋餅」が出てきたことは明らか、
 店内には、ファンの人が持って来たと思しきアニメグッズや「流川鉄道一〇〇年」のヘッドマークが飾られていたり、サイン色紙もありました。また、上画像下左側のように、のれんがわりに『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた』の日本てぬぐいがかけられていました。
 もちろん「陣屋もなか」、おみやげに買って帰りました。皮は「近藤勇陣屋」を模した形に作られていて、こだわりの餡は甘すぎない上品な味わいでおいしかったですよ。

 本町の近くには江戸川が流れています。4話のお仕事で紹介していた川(作中ではTシャツに「江田川」と書かれていましたね)ですが、その他に作中で描かれている川のシーンのほとんどは江戸川ではなく利根運河なので、それは次回のレポートでご紹介します。
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| 研究(聖地巡礼&電子書籍) | 09:12 PM | comments (0) | trackback (x) |

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