2017,02,05, Sunday
今年も『結城友奈は勇者である』のロケ地、観音寺へ行ってきました。三回目です。調べてみると、二年前からほぼ一年ごとに行っているようなので「今年も」ではじめてみました。(1回目:2015年2月28日、2回目:2016年2月29日) 昨年の観音寺取材も同人誌のオンリーイベントにからめてのものでしたが、今年もイベントをきっかけに行くことになったのです。 今回は、作中で讃洲中学のモデルになった市立中学校の体育館を会場に、観音寺市が主催しての声優イベントがあるというので、行くことにしたのでした。参加は無料だけど抽選制で、2回ある公演の両方に申し込んだのですが当選したのは2回目のみ。1回700人くらいのキャパシティで、若干は2回とも当選した人もいたようですので、1400人弱の入場者ということになるでしょう。 その後、土曜日にも同人誌のオンリーイベントがあることがわかり、結局は週末二日間を観音寺で過ごすことになったのでした。 観音寺の町はすっかり様変わりしていました。 いや、建物とかが変わっていたのではなくて、観音寺駅から駅前の観光案内所を経てメインの通りに至るまで、以前は『結城友奈は勇者である』関連のものを見かけることはほとんどなかった(観光案内所に聖地巡礼者向けの来訪ノートがあったのみ)のですが、今回は観光案内所にも通り沿いの店先にも観音寺市とのコラボポスターが貼られていたり、コラボグッズが販売されていたり、普段は地元の名産品などが飾られていると思しき観光案内所のショーケースには、ゆゆゆ関連コーナーが設けられていたり。 その街中を、これまた観音寺市主催で開催中のスタンプラリーの地図を持ったグループがたくさん歩いていて、かなり嬉しくなりました。 私は今回折り畳み自転車を持っていったので、クルマは琴弾公園の駐車場に置きっぱなしにして走り回ってみました。 作中にも登場した三架橋からJR観音寺駅、市役所脇の細い農道を通って作中のうどん店「かめや」こと「つるや」さんまで。つるやさんに行くルートは自動車でのそれとは逆方向からお店にアクセスすることになることもわかったり、まだまだ新しい発見はありますね。 ※琴弾公園のすぐ近くにある三架橋から「つるや」さんまではほぼ1kmあるので歩くのはちょっとつらい感じで、作中ではもう少し近い設定なのかも。 ちなみに観音寺市とのコラボポスターというのは、作中に登場した三架橋や有明浜をはじめとした市内の観光名所にキャラクター達がいる風景のもの。描き下ろしイラストですよ。観光案内所に全種類貼ってあるだけでなく、スタンプラリーのポイントになっている街中のお店にもありました。 こちらもコラボの公式グッズの一つ「かりんの煮干し」。公式グッズの一つなのでグッズ売り場でも売ってますが、ここは普段から煮干しとか売っているお店なので、なんか嬉しかったです。 新たに市とのコラボで作られたキャラクターの等身大パネル。これは「道の駅ことびき」の中にある総合コミュニティセンター内に展示されています。 日曜日にはこの画像を撮影した時にはなかった声優さんのサインが入っていました。 その日曜、声優イベントの私が入場する回は15時からなので、観音寺市内の少し離れたところにある海辺のうどん屋さん(「つるや」さんは土曜日以上に混んでるだろうと思い)まで行ったり、もう一度駅前の大通りの様子を見に行ったりして時間をつぶし、会場の中学校前に行きました。 この学校、作中でも描かれていた正門のすぐ近くに体育館があって、来場者が校舎に入らずに体育館に行けるおかげでこういうイベントもやりやすかったのではないかなあとか思いながら入って、指定された席へ。 こういう形式の声優イベントははじめて(「ももねこ様まつり」は商店街の特設ステージでかなりお気楽な感じなので)だったのですが、新鮮な感じがして楽しめました。 観音寺も三回目にもなるともう作中に登場した場所はだいたい巡ってしまっているので、今回はあまりそういう撮影はせず、イベント以外は市内のうどん店巡りをしに行ったようなものだった(二日で五軒なのでそんなに効率はよくなかった)のですが、自転車で「つるや」さんまで行ったときになんとなく思ったことがあります。 当ブログでもそうなのですが、だいたい記事的には作中に取り上げられた場所の画像を撮影/紹介するのがどうしてもメインになってしまうのですけど、実はロケ地巡りの楽しみ方はそこだけではなくて、撮影場所間の移動中にもあるなあということです。 「あのシーンとあのシーンの間の移動中にこんな風景を見たのか」とか「このルートで移動したから、あの場所にはこの方向から歩いていたのか」とか、実際に現地に行って作中のキャラクターと同じ交通機関で移動してみると、思わぬ発見をすることがあるんです。そしてその経験をした上でもう一度作品を見ると、見え方が微妙に違っていることに気付きます。シーンとシーンの間の描かれていないところまで感じることができるというか…… そういうのも「聖地巡礼」の楽しみの一つなのだなあと思ったのでした。
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| 研究(聖地巡礼&電子書籍) | 10:22 PM | comments (0) | trackback (x) | |
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