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都築由浩
SFやらミステリやらホラーやらをライトノベルジャンルで書いている作家。
コミック原作・編集デザインなどその他さまざまな職業を兼業する。
クルマ・R/Cカー・自転車・ホビーロボットなど多趣味で、それらの道具や仕事の資料が散らばる自室が常にゴミ箱のような様相を呈していることから、巻末に『9畳のゴミ箱より』と記する。
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2008(C) Yoshihiro Tsuduki
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【やくならマグカップも】多治見駅はやくもがいっぱい【聖地巡礼】

 第2期の放送途中である『やくならマグカップも』の舞台となっている岐阜県多治見市に行ってきました。
 この作品、数ある「聖地もの」と呼ばれる作品の中でも例のない「地元のフリーペーパーに連載されていた漫画を、企画段階から地元自治体とがっつり組んでアニメ化する」という事例になっております。
 その辺りの事情は、地方から生まれたアニメプロジェクト(前編)──『やくならマグカップも』に懸けた約10年(ひとまち結び)という記事をあらかじめ読んでいたのです。
 しかし今回、それ以外の事前調査はほぼせず、久しぶりのぶっつけ探訪になってしまいました。放送されたエピソードを見返しておく時間すらとれなかったのです。「それだけ地元が噛んでいるなら聖地巡礼マップとかも完備されているだろう」という油断がありました。
 現地に到着したのは早朝7時ごろ。
 まず最初に行ったのは、OPのラストカットの展望台(トップ画像)のある虎渓公園です。そのラストカットの直前に印象的な野外の階段を駆け上がるカットがあるのですが、その階段も展望台のすぐ横にありました。
 虎渓公園は公園だけあって駐車場はありますが、少ない台数の駐車スペースが道路沿いに点在している感じなので注意は必要です。
 第2期2話で姫乃がさがしたマンホールもここにあるはずですが、事前調査不足のため気づかず……。今回はこんなのが多いです。まあ、まだ第2期放送途中なので、終了後に(暖かくなってから)もう一度来るつもりです。

 第1期第1話の冒頭、多治見市各地の風景が次々に映るところに登場した修道院も、虎渓公園のそばにあります。この横には姫乃たちが通う織部学園高校のモデルになった学校もある(アニメには映らない裏門側)のですが、当サイトの規定「現に学校として使用されている場所は掲載しない」に則って画像の掲載は見送ります。


 姫乃たちの自宅の最寄駅、多治見駅(南側からの撮影)です。駅構内が大変なことになっていました。
 ちなみに駅周辺のコイン駐車場は24時間まで700円(公営の駐車場は800円)。少し離れたところには500円〜600円というところもありました。

 駅の南北自由通路には、「アニメ「やくならマグカップも」のアニメーションができるまで」という掲示が張り出され、天井からは声優4人も並んだ「多治見へようこそ!」の横断幕。
 同じく自由通路には観光案内所もあり、聖地巡礼マップをもらいに立ち寄ってみると、「やくも」グッズコーナーも設置されていて、目に付いた「座布団のかけら」を買ってしまいました。
 この「座布団のかけら」、第2期1話の冒頭に登場したものを実際のやきものとして再現した商品で、入荷するとすぐ売れてしまって「予約受付」になる人気商品だそうです。私はちょうど入荷直後に購入できてラッキーでした。

 こちらも自由通路。改札口の正面にあるモニュメントです。常に待ち合わせの人が立っている場所でなかなか「人がいない」情景を撮れませんでした。

 駅の北側には第1期5話で先生の電話を盗み聞きしたトイレがあります。

 こちらも駅の北側。「虎渓用水広場」です。美しく整備された親水公園のあちこちにあずまやとベンチが配置されています。第1期4話でアイデアを練っている姫乃のところに十子と三華がやってくるシーンで登場。
 それだけではなく、ここには「ロケ地巡り」の看板が設置(画像右下)されていて、RadioTalkというスマホアプリを使うと声優さんが喋っているミニドラマ形式の観光案内が聞けます。

 駅南口から歩いてすぐの「富士アイス」。第1期2話で三華が「富士アイスにだけは行って」と言ってた場所ですね。
 お店の名前が「富士アイス」なのにイチオシ商品は「じまんやき」という回転焼きです。餡がおいしいのでオススメです。

 そしてその「富士アイス」を超えてもう少し歩いた先に、見覚えのある看板が見えてきます。

 というところで、多治見探訪記の第1回はここまでです。次回は写真の看板があるながせ商店街から、姫乃たちの自宅のロケ地「おりべストリート」までを訪問します。
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| 研究(聖地巡礼&電子書籍) | 10:30 PM | comments (0) | trackback (x) |

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