2024,07,09, Tuesday
7月6〜7日に長野県の白樺リゾート池の平ホテルで開催された第62回日本SF大会「やねこんR」に参加してきました。
今回は前日の5日の朝に出発して、諏訪湖に一泊してから現地入りするルートを採用。 このレポートは、ほぼその「現地に到着するまで」のものになります。日本SF大会、会場内のいろんなところでいろんなことが起こっているので、私が見たことだけをもって大会全体のレポートと思われては困るので、そういうことにしました。なにしろ私はほとんどずっとディーラーズルームという同人誌売場に座っているので、大会の他の場所のことはまるでわからないのですから。 5日に大阪を出発といっても、実際に出発したのは朝というよりは未明……感覚的には「4日の深夜」と言っていい時間帯。ですので諏訪に着いたのが「5日の朝」です。 まだ朝とはいえ猛暑にエアコンがないクルマ(故障したあと修理を諦めて撤去)ですから、まず最初に行ったのは上諏訪の「片倉館」という温泉です。 この片倉館、昭和3年に建築された洋風の建物で、国の重要文化財にも指定されていて、アニメ『ゆるキャン△』1期5話のEDでリンちゃんが入った温泉であり、映画『テルマエロマエ2』のロケも行われたというなんかいろんなところですごい温泉。 見た目からすごい洋館みたいな建物が温泉浴場だとは、びっくりです。 湯船は「千人風呂」とも呼ばれる広い立ち湯(立った状態で胸の上くらいまでお湯があります)で、外周が3段の階段状になっていて、1段目に腰掛けると顎まで、2段目に腰掛けると半身浴……くらいの深さ。正直「千人」というのはかなりオーバーで、実際にはぎゅうぎゅう詰めで二百人くらいかと思いましたが。 それよりなにより、『テルマエロマエ』のロケに使われたというのが納得できる内装は一見の価値ありです。 汗を流してゆっくりお湯に使った後は、2階の休憩所でのんびり休憩しました。 上諏訪温泉のホテルに一泊した後は、霧ヶ峰高原を抜けるビーナスラインを通って白樺湖に向かいます。 ビーナスラインといえば同じく『ゆるキャン△』1期に登場した「ころぼっくるひゅって」です。私は2回目の訪問になります。 と、その途中、映画『ブルーサーマル』に登場した霧ヶ峰グライダー場と「ホテルこわしみず」の建物が目に飛び込んできました。気がついた時には駐車場入り口は通り過ぎてしまっていたので画像の撮影はできませんでしたが、「そうか。ここがロケ地か。「ホテルこわしみず」って名前もそのまま使われていたのか」と納得しました。 さて、「ころぼっくるひゅって」です。 暑い夏のこの時期、涼を求めてくる人が多いのでしょう。駐車場の空きスペースを探すのに駐車場内をぐるぐると10分以上回り、さらにお店の前で並ぶこと30分。やっとありつけました「ボルシチセット」です。ドリンクは、待ってる間に体が冷え切ってしまったのでホットコーヒーにしました。 店内には実写版『ゆるキャン△』の役者さんと思しきサイン色紙も飾られていました。 さて、会場の池の平ホテルに到着してディーラーズルームにブースを作ります。今回の売り物は編集者として関わった「眉村卓の異世界通信」「眉村卓の異世界物語」に加え、委託販売の「夏の丘 ロケットの空(岡本俊弥 著)」と、DVD/Blu-ray『オービタル・クリスマス(堺三保 監督)』です。 SF大会のディーラーズルームといえば基本的に多目的ホールに配置され、同じホール内に展示系やライブドローイングなどの別企画も行われるわけですが、今回もすぐ隣はライブドローイングでした。 これらの作品が目の前で描かれていくのは、なかなかの壮観です。 と……ここまで書いて、ほらみろ、書くことなくなった。 SF大会って企画に参加しても「この場だけの話」ってことがあって、こういうアフターレポートとかに書けない話も多いし、私の場合はほぼディーラーズルームで売り子をしているだけだから、そこでの雑談の話なんて書けるわけもなく……。 そんなわけで冒頭に書いた通り、大会中のことはあんまり書けません。 でも毎年参加している(昨年はCOVID-19濃厚接触者になったので直前にキャンセル)のは、楽しいからで、楽しみたければ参加しましょう。という以外にないですね。 来年(2025年)は第63回日本SF大会かまこんとして東京の蒲田で開催されます。
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| 研究(聖地巡礼&電子書籍) | 11:25 PM | comments (0) | trackback (x) | |
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