TESTACH号が亡失したものの当面同じような自転車を手配する予算はないので、予備役にあったMilano号を復帰させることにしたのは、先週の月曜のこと。
ところがMilano号をロックしてあったナンバー錠の番号が思い出せない。一度はワイヤーカッターでぶった切ってやろうかと思ったのだけれど、土曜の夜になってふいに番号が頭に浮かび、日曜の朝なにごともなかったかのように解錠。やっとこさ整備にとりかかれました。
まず、車体全体に汚れを拭き取る。かなりしつこかったので、クルマ用のボディシャンプーを使って洗う。
数カ所塗装がはげているところをタッチアップ。
前後ともブレーキを引きずり気味だったので調整。Vブレーキの調整は簡単なはずなんだけど、慣れてないので時間がかかってしまった。
タイヤに空気を入れ、チェーンを洗浄&オイル差し。
このあたりで撮影したのが画像の状態です。

少し試走したところブレーキレバーとエンドバーの角度がヘンだったので再度調整。
まだフレームの入り組んだところとか汚れが落ちてなくて、タッチアップペイントの色が微妙に合ってないこともあり、全体の印象としてすごくみすぼらしい自転車になっちゃってるので盗まれにくいだろうな、と。
この自転車、リヤホイールだけで内装3段+外装8段変速というちょっと変わったコンポ積んでるんですが、外装8段のスプロケはMTB用なのですごいワイドレンジになっていて、大阪市内で普通に使う分には内装3段なんか要らない。
ワイドレンジ故にケイデンス(足の回転速度)一定で走り続けることが難しいってのが欠点。あとタイヤが20inchだから惰性に頼った高速巡航は苦手。同じ理由でハンドリングがかなりクイック。そして路面の凹凸が手にかなりダイレクトに伝わってくるという、およそ長距離走行には向かない特性ゆえに長く予備役の憂き目にあっているわけです。
あと、シフター一体のグリップが長すぎてハンドル幅を切り詰められず、バーエンドを握ったときの腕の角度が変になるってのもなぁ。
Lupo号から取り外したシマノ・ティアグラを移植してブルホーンバーにできればほとんどの欠点が解消するのだけど、エンド幅とかいろいろ寸法が違うので結構な数の部品を買い足さなきゃいけない。リヤ9段変速は付くけどフロントの変速機はつかないのでシフトレバーは片方だけになる。など、いくつか懸案事項があるんです。
一番の問題は、リヤ車軸に内装変速機がくっついてるせいで、Lupo号やTESTACH号で使っていた安い整備用スタンドが使えないこと。備え付けのセンタースタンドを立てるとペダルが干渉して回転させられなくなるし。手際よく整備しようとすると本格的な整備スタンドが必要になっちゃう。とりあえずはハンドルで壁にたてかけてごまかしてますが。
本格的に運用するには、最低限ライトとサドルバッグ、予備チューブ、タイヤレバー、携帯工具を買わないと。サイクルメーターも要るかなぁ。
グローブと裾バンドも買い直しだ。
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自転車 | 11:19 AM |
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