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都築由浩
SFやらミステリやらホラーやらをライトノベルジャンルで書いている作家。
コミック原作・編集デザインなどその他さまざまな職業を兼業する。
クルマ・R/Cカー・自転車・ホビーロボットなど多趣味で、それらの道具や仕事の資料が散らばる自室が常にゴミ箱のような様相を呈していることから、巻末に『9畳のゴミ箱より』と記する。
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2008(C) Yoshihiro Tsuduki
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MASI Speciale CX Unoをカンパ化しました。
 実は、MASI Speciale CX Unoをカンパ化しました。今回はホイールまでカンパです。クランクとBBは標準のままですが。

 上の画像は先日、竹原に行った時に撮影したもの。そう。実はカンパ化したのは竹原に行く前、12月2日のことだったのですが、なかなか日記にする時間が無くこんな日になってしまいました。

 作業は大阪・本町は靱公園近くのTUBI BICYCLE SHOPにお願いしました。部品だけ入れてもらって自分でやろうかとも思ったのですが、とても作業時間が取れそうになかったので。そして、それは後にいい判断だったことがわかります。
 カンパニョーロコンポのグレードはすべてVeloceです。
 細部は続き▽のあとで。

 カンパ化の最大のメリットがこのレバーが使えるようになること。シマノのようにシフトワイヤーが内側にぴょろんと出ることもなく、レバーも握りやすくなり、シフト操作もスムーズ。
 特に、標準のシマノ製マルチコントロールレバーは、シフトアップボタンの位置が悪くて、下ハンドルを握った状態ではシフトダウンしかできないというよくわからない設計でした。私が「下ハンドルを握る」のは、下り坂でどんどんスピードが出るときくらいですので、片手を離さないとシフトアップできないというのは非常につらい。ボタンとレバーの使い分けは同じでも、この差は大きいです。
 これが今回最大の問題となったフロントディレーラー。
 最初はここは標準のまま残しておくつもりでした。後日、シマノのCXグレードのものに変更するつもりでしたので。
 しかし、もともと8速用の太いチェーンを使っていたものを10速カンパの細いチェーンに変更したところ、どうしてもディレーラーが調整しきれないという問題が発生。やむなくここもカンパ/Veloceのディレーラーに変更することになりました。
 画像では見えないリヤタイヤ側のフレームに上引きワイヤーを180度方向転換させるプーリー部品がついているのを、シマノCXグレードの上引きフロントディレーラーをつけることで外してしまいたかったのですが、Veloceに替えたことで変速操作も軽くなったので、当面はこのまま走ることにしました。
 リヤディレーラーもVeloceです。スプロケットは「ヘタレ仕様」ということで、13-26Tを選びました。ホイールの軽量化とも相まって、26Tギヤを使うことはほぼなくなり、多用する23〜16枚の範囲の減速段数も細かくなってたいへん快適になりました。

 ホイールは自転車の全体像でお見せしましょう。リヤホイールの特徴的なG3組スポークがクラシカルな自転車に似合うか心配でしたが、最廉価のカムシンではスポーク数がそれなりにあるので思ったほど違和感はありません。最廉価版でもさすがカンパの完組ホイールで、標準ホイールよりはずっと軽いし回転もよく、走りがものすごく軽快になりました。

 もともとMASI Speciale CXの廉価コンポ搭載版であるUnoを購入した理由が「コンポはカンパにしたいから」というものだったので、これで当初の計画にかなり近い自転車になりました。実際、これまでより長距離走ったときの疲労感がまったく違います。先日の竹原では(船に乗せられなかったり駐輪場が見つけられなかったりで)あまり走れませんでしたが、ぜひ車載輪行であちこち走りに行きたいですね。
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| 自転車 | 02:24 AM | comments (0) | trackback (x) |

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