2012,04,29, Sunday
昨年12月にほとんど前準備なしで訪問した広島県竹原市と大崎下島にもう一度行ってきました。 今回は二日前の木曜日に『ももへの手紙』を観てきたこともあり、メインは大崎下島です。 上の画像は、その大崎下島。景観保護地区の御手洗からどんどん山を登っていった先にある『歴史が見える丘公園』からの景観です。デジカメで撮影した何枚かの画像を繋げてむりやりパノラマ画面にしてみました。対岸の岡村島と、画像左側には『ももへの手紙』のイメージショットとして使われたしまなみが見え、手前に御手洗の古い町並みが映っています。クリックすると大きな画像を表示します。 この場所は『たまゆら』でもなんども登場した場所なのですが、御手洗から徒歩で登ってくるのはかなり大変でした。すぐ近くまで車で上ってくることができるのですが、私は今回も竹原から高速船で渡ってきたので、歩いて登りました。 大崎下島に行く前に、竹原港で『たまゆら』のラッピングフェリーに遭遇しました。これもクリックすれば大きな画像が表示されます。 フェリーの片面に二人ずつ、メインキャラクター達が描かれています。上は午前中にiPhoneで撮影、下は島から戻ってきた午後にデジカメから撮影したので、色合いなどが変わってしまっていますが、ご容赦下さい。 このラッピングが施されているのは一隻だけらしく、二回遭遇して両面を撮影できたのはラッキーでした。 さて、大崎下島です。 竹原から高速船に乗って到着するのは この港は『たまゆら』にも登場しましたね。 大長から御手洗方向に歩きだすとすぐに橋がありますが、その二番目の橋を渡らずに『→宇津神社』という案内看板に沿って歩くと、神社の手前にあるのがこのお店「資誠堂」。『ももへの手紙』に、島にあるコンビニ兼スーパーマーケットとして登場します。 宇津神社も『ももへの手紙』に登場した舞台だそうです。もう一つ、御手洗にある天満神社には以前来た時に行っていたので映画を観ている時にも気がついたのですが、私がここに来たのははじめてなので観ている時にはわかりませんでした。 この神社の近くには、もも母子が引っ越してきたお爺さんたちの家も発見したのですが、普通に民家なので画像の掲載は控えます。映画とは周辺道路の様子がちがっていて、作中にあったように門内を見通せるような正面の道はありませんでした。 これが御手洗の天満神社です。作中、ももは島の中を走って逃げてここにやってくるのですが、ちょっと走って偶然にたどり着くような距離ではありません。「大崎下島」ではなく「汐島」と名前も変わっているように『ももへの手紙』では現地の様子をそのまま再現せず、あちこちの風景をつなぎあわせて劇中の舞台を作り上げているようでした。 右の画像は天満神社境内にあり『ももへの手紙』でも使われていた菅原道真公の碑です。 なお天満神社の画像は12月に行った時に撮影したものです。 御手洗の景観保護地区の風景です。『ももへの手紙』の作中に同じ構図で登場した場所(私の記憶で「たぶんこんな角度だった」と思っただけなので、正確ではないかも知れませんが) 郵便配達のバイクはちょうど通りがかったのでわざと映りこませてあります。できれば駐在所の前を撮影している時に通りがかって欲しかった(笑) 右画像の御手洗の駐在所は『ももへの手紙』作中にも同じ駐在所として登場します。(駐在所の画像はクリックすると大きな画像が表示されます) あとは『たまゆら』の聖地である『のどか亭』の元になった七卿落ち遺跡をきちんと撮影しなおして、別の場所に実在する宿屋『なごみ亭』さんで名物の「あなごめし」を食べたり、お土産物屋さんでは『ももへの手紙』『たまゆら』だけでなく『悪霊島』という映画でも御手洗の風景を見たという話をしたりして、帰ってきました。 帰り道、大長港へ向かう途中で柑橘類の倉庫のような外観の直売所があって、その片隅にみかんとぽんかんのしぼりたて生ジュースを売っていました。料金箱に100円入れて、備え付けの紙コップに自分で注いで飲む形式です。このぽんかんジュースがものすごく美味しくて、歩き続けた疲れが癒されましたよ。 この後、竹原の景観保護地区にも行って、「瓦そば」とか「ほぼろ焼き」とかいろいろ食べたのですが、今回は『ももへの手紙』メインということで割愛します。(なお『ももへの手紙』には、竹原の景観保護地区も「汐島の風景」として少し登場していました) 大阪に帰ってきてから、買ってきたみやげものの「レモンようかん」をいただきました。『ももへの手紙』作中でもお茶うけ菓子として登場していましたね。 あまり甘くも酸っぱくもなく、すっきりしたレモンの香りがあってなかなか美味しいお菓子です。 前回行った時は寒くてたいへんだったのですが、今回は天気にも恵まれてすごく快適な旅になりました。今回で二回目ですが、食べ物が美味しくて風景が美しいのでまた行きたいと思わせてくれる場所です。アニメとタイアップで所謂「萌えおこし」するにしても、こういうベーシックな観光地としての条件がないと、継続的な集客にはつながらないだろうなあ、と実感した次第です。
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| 研究(聖地巡礼&電子書籍) | 03:53 PM | comments (0) | trackback (x) | |
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